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内容が古く写真等も小さいですが昔のものの記録としてお楽しみください。
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いつもよりも少し早い時期にリリースされたガシャポン戦士NEXTの16弾はファーストガンダム中心のラインナップです。
首のないドム、頭のないズゴック、でっかいキャノンのガンキャノンなどシンプルな人型とは少し違ったフォルムの機体も多くワクワクするラインナップです。
カプセル色とアソート率は次の通りです。
白 9/50 ガンダム
黒 9/50 ガンキャノン
赤 4/50 シャア専用ズゴック
緑 7/50 量産型ズゴック
黄 6/50 ドム(ヒート・サーベル装備)
紫 6/50 ドム(ジャイアント・バズ装備)
青 9/50 にせガンダム
それでは個別に見てまいりましょう!
ガシャポン戦士NEXT10でリリースされたガンダムVer.2の武装違いです。
待望のビームライフルだけでなく、ハイパーハンマーまでついていてさらにNEXTベースつき!
ガンダムを所有済みのユーザーにも気を効かせたような豪華な再販です。
ハイパーハンマーはチェーン部分が長くハンマー部分が大きいのでポーズを保持できるかどうか心配でしたが、何の問題もなく保持できちゃいました。
動きのある造形なのでポーズをつけるのが楽しいです。
ビームライフルも非常にしっくりくる造形です。
スコープ部分の塗りが省略されているので、気になる人は部分塗装するとめちゃくちゃ映えそう。
ようやくこういう遊びができる日が来ましたね。
ジオングが欲しいなぁ・・・
巨大なキャノンが特徴のガンキャノンが待望のリリースです。
ガンキャノンのキャノン砲の解釈はいろいろありますが、今回はバックパックから左右に大きくせり出す方法で接続されています。
キャノンは左右に分かれていてそれぞれバックパック部分と一体化されている面白い構造でした。
組み立て済みでカプセルに入っており、一部接着されているので分解することは出来ません。
頭部の仕上がりは少し残念でした。
赤い成形色にべったりと白い塗料を厚く塗り重ねているので、塗装の厚みによりこのシリーズにしてはエッジがダルダルになっている印象です。
しかも、塗料が行き渡ってない箇所があり、頬の内側や角の立った部分では赤い成形色がうっすらと見えてしまっています。
ものすごく雑な仕上がりに見えちゃいます。
ガンキャノンといえばちょっと間の抜けた優しい顔のイメージを持ってたんですが、これは鋭い釣り目のガンキャノンですね。
キャノン砲の砲口のディテールがすごくいい感じ!
手が赤いのが目立って気になるけど、それは流石に求めすぎかな?
ようやくこういう遊びができる日が来ました。
グフが欲しいなぁ・・・
コミックボンボン世代にしかわからないのではっていう感じのにせガンダムが登場です。
ザク(ハイザックかな?)がガンダムに偽装しているという感じのSDオリジナル機体です。
ヒートホークとビームライフルが一体化したような武器もおもしろいです。
これがNEXT基準のプロポーションで今の時代に登場するとはとてもびっくり。
モノアイのガンダムということでシスクードを連想しますが、シスクードよりもすごいのはモノアイが可動式であることです。
モノアイ部分を首ジョイントで直接続し、そこにフェイスパーツと一体になったヘルメットをがっぽりとかぶせます。
これは効率の良いやり方ですね!
一体パーツにもかかわらず、横のスリットもきちんと空いているのがすごい!
左手のピースのせいで、カッコイイポーズをつけようとしてもずっと違和感が…
初期のSDと違ってプロポーションがスタイリッシュなのでそもそもピースが浮いちゃってるんですよね。
仕上げもよく気合の入っている機体なんだけどめちゃくちゃモヤモヤしちゃう。
ジオン水泳部からまさかのラインナップとなったズゴックは気合入りまくっている傑作です!
いつものNEXTジョイントを使いつつ違和感のない股関節はすばらしいです。
これを観ていると水泳部は何でも商品化出来ちゃいそう。
こちらのシャア専用はアソート率低目のレア商品です。
ズゴックもモノアイが可動します。
人型のように頭が動くわけでもなく商品サイズも小さいのに、この構造のおかげで表情付けができるのは本当に素敵。
爪の構造にもびっくりで、爪は全部独立していて付け根がボールジョイントで可動します!
このサイズでこんなギミックが仕込まれるとはものすごい気合だ…
爪は素直に動かすと可動範囲はそれほど大きくないのですがボールジョイントを引き出し気味に動かせば、けっこう大きく動かすことができます。
また、腕は片方はひじが曲がっていて片方はまっすぐなので、これらを組み合わせればいろいろなポーズを楽しむことができます。
ズゴックが複数手に入れば両方腕を伸ばしたり、両方曲げたりと言うことも出来ますね。
肩のジョイントが目立つ角度もありますが、そんなことは気にならないくらい動かしていて楽しい!
本当におススメです!
こちらは量産型カラーです。
こちらのほうがシャア専用よりもアソート率が高いです。
造形はシャアと同じでただの色違いですが、量産型の微妙な色味が見事に再現されているので両方並べておきたいところです。
楽しみに待ち続けたドムが来てくれてうれしい!
解釈によっては頭と胴体が一体化されたり、頭の可動がほとんどなくなっちゃうこともあるドムですが、今回は可動式モノアイの構造のおかげで頭を左右に振ることもできます。
コンパクトにまとまったプロポーションに巨大なジャイアントバズがついています。
こちらにはNEXTベースもついています。
にせガンダムと同じく、モノアイ部分にヘルメットをかぶせる方式です。
モノアイ部分は裏表で位置が違うものがプリントされていて上目遣いにすることも出来ます。
コストもかかるだろうにこれは嬉しい気配りですね。
開発担当者さんもドムが好きだったのかな?
今回はどのもビルスーツもモノアイはメタリック塗装ではありません。
ジャイアントバズの造形がとてもよくて、砲口もしっかりと開けられており説得力があります。
しかし、赤い成形色にグレー塗装となっているのでみかたによっては赤が目立つ部分も…
胴体の色と合わせるために塗装してくれたんだと想像しますが、成形色を暗めのものにしてくれていればもっとよかったなぁ…
全体的に、造形はいいのに塗装と成形色の関係で変な色がちょいちょい目立つのは気になります。
ヘルメットも、赤い成形色に黒い塗装をしていますが、塗りが足りないため襟元から赤い成形色がちらほら見えちゃいます。
スカートも、紫の成形色に黒い塗装なのですが、黒い塗装が断面部分まで塗られていないため断面の紫が非常に目立つ感じになっています。
この辺の細かいところまで気になるようなら、自分で補修的な塗装をしちゃってもいいかもですね。
こちらはヒートサーベルバージョンで、背中にマウント用パーツがついていて、左手が表情つき平手となっています。
肉厚な機体なのにいろんなポーズがカッチリ決まるのが好印象です。
二つ集めれば両方の武器を同時に持たせることもできます。
これはなかなかの迫力だ!
以上、ガシャポン戦士NEXT16のご紹介でした。
全体的に造形が良く、塗り足らずのような部分もあるにしても塗装品質もよく、とっ散らかった塗りというものには出会いませんでした。(ガンキャノンの頭部は残念さがありますが…)
ガンダムのように太っ腹な武器追加の再販品もあれば、ズゴックのように気合の入ったギミックもあったりでどれがあたっても楽しめると思います。
奇抜なラインナップの「シークレット枠」ですがにせガンダムはなんだかNEXTフォーマットに似合っていなかったかなという気もします。
とはいえ、この弾だけでも全部集めて遊ぶのは面白いですね。
NEXTをこれから集めるぞという方がスタートするにもちょうどいい弾かも?