ゲーム作り

カジュアルシューティング制作記 その3(プロモーション)

7月末からやるべき事が渋滞してしまっていてアプリ制作のスピードが著しく下がっちゃいました。
でも、手が完全に止まると放置してしまう人間の性(さが)を知っているので、2日に一度でも10分だけでも何かを進めるようにやっています。

現状としては

・アプリの基本部分は概ね出来上がってる(バグ取りは終わったと思う)
・携帯端末の画面サイズによってレイアウトが崩れる部分を調整中

が主な作業なのですが、見落としていた大きめの作業が

・ユーザーマニュアル(ヘルプ)作り
・公式サイト作り

の部分なんですね…

触っていれば理解できる程度のアプリではありますが、ゲームのルールや操作方法がしっかり記載されているヘルプは必要だなと思ったり、一応公式サイト的なものもあった方がいいなと思ったり。
お仕事で請けた案件なら「プロモーション」「サポート」という工程があるので見落とす事がないのですが、初めての事なので「本当にゲームが完成するのか?」に気持ちが持っていかれていた私はこの部分の工数を完全に見落としていました…
なので今は画面レイアウトの調整とマニュアル作りをコツコツと進めています。

ちなみに、私は天才なので「ユーザーマニュアルを公式サイトにしてしまえばいいのでは?」ということに気づいて今回は共用で行っちゃうことにしました!(天才でなくても一般的な方法)

いろいろやっている中でUIにこだわりたいという思いもあって、今回新しいUIを考えてみました。
個人的に「実行しますか?」「はい」「いいえ」の確認ダイアログがあまり好きじゃないんです。
実行までのタップ数が増えるし、なんとなく「はい」と「いいえ」を間違えて意図せぬ動作をしてしまう事があるし、スマホアプリだと指で直感的に操作できる部分が多いのでもっとスマートな方法があるのではないかと考えました。

そこで採用したのがこちらの方法です。 

※この動画を収録してからだいぶ時間が経っているのでリリースバージョンの見た目はけっこう変わっています

動画の7秒目くらいのところでメニューボタンを押しているのですが、「ホームに戻る」の機能をスライドボタンで実現しています。
スライダーを左から右にいっぱいまで滑らせると「ホームに戻りますか?」「はい」「いいえ」などなしにホームに戻れるようになっています。
右いっぱいまで滑らせなければ実行されないので誤タップでは動きませんし、動かしながら「間違えた!」と思ったら指を離せばキャンセルです。
このスライドバーが長ければ誤操作の防止につながる反面、動かす幅が増えるので煩わしさが出てきます。
逆に短ければ操作の煩わしさは減りますが誤操作のキャンセルがしにくくなります。

操作の重要度や頻度に合わせてバーを変える事で使いやすさも変わるのでなかなか面白いUIだと思います。

今後、スマホアプリを作るときは積極的にこの方式を採用して行きたいと思います。

という事で、制作はいつもどおり佳境です!
自分との戦いみたいな作業はラストスパートがめっちゃ重くなるのが不思議ですよね…
お盆までにリリースが目標だったけどAppleの審査期間など考えたら無理っぽくなってしまったのでお盆までに完成、そっから審査みたいな流れでやりたいです!

こねこ星人