発売日 2021年10月末
販売方法 ガシャポン(1回500円)、店頭でのボックス販売(税込550円)
アストレイ、ジェガンについては前編でご紹介しています。
アストレイは原作を追えていないのでどういうものかわからないのですが、レッドフレームに装備させるクソデカ腕です。
一応、支援機枠としてのラインナップなので専用スタンドで単体完結してるように見せています。
拳はいつもの3mm穴のものと四角い穴のものの2種類が左右分、合計4つついています。
大きな拳ですが接続軸が3mmなので通常の拳と拳だけを交換してつけることもできます。
腕の構造も複雑で太めの専用ジョイントのおかげで肩アーマーが上下に大きく動くし、肘もしっかりと回ってくれます。
肘に共通サイズの穴が空いているのでカスタマイズの幅もひろがります。
組み立て方に迷うと思うのですが、付属の説明書は…
モビルスーツのものしか入っていません…
このクソデカ腕にこの組み立て図はまったく参考にならんでしょ…
この辺もコストの関係で商品に合わせて説明書を入れ替えたりするのも難しいんでしょうね。
幸い、モビルスーツアンサンブルは公式サイトに組み立て図が掲載されるのでそちらを参考にしましょう。
レッドフレームに装備させるとこんな感じの大迫力に!
右肩後ろに装備させているガーベラストレートは武器セットに入っているものなので、この形態を再現するためにはレッドフレーム、パワードレッド、武器セットの3つが必要です。
肩の大きなアーマーは上下に大きく動き、動かすことでシルエットが大きく変わります。
四角い穴のほうの拳にはガーベラストレートの鞘を持たせることができます。
小さめに造形されているガーベラストレートですが、パワードレッドに持たせると一寸法師みたいな珍妙さが出てきます…
手元にちょうどいいものがないので私は試していないのですが、四角い穴の拳の方はガンプラMGアストレイのガーベラストレートなど他のシリーズのガーベラストレートを持たせることができるようです。
いろいろなアストレイをお持ちの方はお好みのガーベラストレートを持たせることができそうです。
腕の可動範囲が広がるのでアクションフィギュア並みの楽しさが生まれる素晴らしい商品だと思います。
パワードレッドとして遊ぶのも楽しいですが、個性的で大きなパーツが多いのでバラしてカスタマイズパーツにしちゃうのも面白いと思います。
アソート的にも過度なハードさはないのでガチャで買う人もちょっと頑張ればレッドフレームと腕を揃えることができると思います。
この機体に愛着がない人でも触って楽しい機体ですよ!
ガーベラストレートやミサイルポッドやフライトユニットが入っている武器セットです。
武器セットって被るとハズレっていうイメージが強いのですが、今回は被ってもうれしいセットになっています。(後述)
背中の共通ジョイントで装備できるミサイルポッドなのでほとんどの機体に装備できますがここは想定通りブルーフレームに装備させます。
ミサイルポッドは2軸アームで自由に動かすことができるので機体や状況に応じて最適な位置を決めることができます。
背中のミサイルポッドが目立ちすぎて気付きにくいですが膝横にもミサイルポッドを装備しています。
ミサイルポッドは両端に3mm穴が空いていますので、ガチャでダブればダブっただけ横に繋げることもできます。
こういうのがモビルスーツアンサンブルの醍醐味ですね!
めっちゃ楽しい!
次はいろいろと拍子抜けしちゃうガーベラストレートです。
造形が小さめで細くて薄い、鞘の肉抜きが激しくて刀身が丸見えです。
刀と鞘はキチキチで抜き差ししにくいのですが、刀身の薄さも手伝って出し入れしてる時に折っちゃいそうです。
膝横に接続する専用パーツを使えば腰にマウントすることができます。
マウント状態だと十分な迫力でいい感じなんですけど…
手に持たせるとなんか貧相です…
刀身は鞘よりもだいぶ短いのですが、鞘くらいの長さがあればもう少し迫力があったかなぁ…
ガシャポン商品のカプセルの制限でこれくらいがギリギリの長さだったのだと思うけど、アストレイ本体の出来がめちゃくちゃいい中で一寸法師みたいな刀が出てくるとちょっと拍子抜けしちゃいます…
フライトユニットを装備させてみます。
六枚もの翼が大迫力です。
上の二つはほぼ真上からほぼ真横まで軸で動かすことができ、左右の水平翼も軸接続の関係でロールさせることはできます。
下の二つはボールジョイント接続なのでユニットごと自由に動かせます。
フライトユニット自体も上段、中段、下段の3段に分割できるのでカスタマイズの幅が広がります。
赤い翼は白いプラパーツに赤色を塗装しているようで、ゲート跡の白が目立つのが難点…
赤い成形色のプラパーツにすれば塗装の手間もなくてコスト面でも仕上がり面でもメリットが多い気がするんだけどなんで白色プラに赤色塗装したんでしょう?
ちょっと小さい気もしますが見栄えは十分素晴らしいです。
モビルスーツアンサンブルはカプセルサイズの制限もあるので「普通ならこういうふうにするはずなのに」っていう素人考えが通用しないんだと思います。
たぶん、開発した方々はそうとう苦労されてるはず…
さて、今回の武器セットは被ったら被ったで遊びの幅が一気に増えて楽しいと思います。
ガーベラストレート二刀流にしちゃったり…
フライトユニットを二つつけて巨大フライトユニットにしちゃったり…
被り武器セットの全部乗せとかもたのしいです。
この弾だけで永遠に遊べそう…
色違い、微違いでラインナップ数を増やすような売り方が鼻について、ぶっちゃけこの辺で集めるのをやめようかと思った19弾でしたが、蓋を開けてみると今回も限界を超えるようなクオリティでやっぱモビルスーツアンサンブルは素晴らしいなと思える段でした。
ただ、やはりいろいろ噛み合ってない点も多く見受けられ先行きの不安を感じる面もありました。
アストレイみたいにガシガシ動かして楽しい機体は次回から採用される可動強化版フレームで遊びたかったなとかそういう残念さもあります。
メーカーとしてはカプセル販売に拘らないといけないんでしょうけど、消費者としては3000円くらいのフルセット商品として販売してくれるのがカプセルの制約からも解放されて一番嬉しいんですけどどうですかね?
クオリティが高かったので満足したけど、今弾みたいな無理矢理バリエーションを増やすような売り方は今後やめて欲しいなと思ったり…
モビルスーツアンサンブルのプラパーツなどがどんどん精密になってきているので、今後は薄刃ニッパーを使った方が良さそうですね。
私は一年くらい前に導入したのですが切りやすいし、切り方の微調整もできるし、仕上がりもいいしでなんでもっと早く使わなかったんだろうと思いました。
今回はフライトユニットの翼の先などがかなり細く、100均のニッパーなどだとパーツ自体を傷める可能性がありそうだなと思いました。
モビルスーツアンサンブルであればゴッドハンドの入門モデル(ケロロニッパーとか)で必要十分以上に素晴らしい仕事をしてくれるので、100均のニッパーを使ってる人やちょっとパーツを切るのが難しいなと感じている人は試してみると良いと思います。
「スタークジェガンです、通してください。
「よし、通れ。
「タイタスです、通してください
「よし、通れ