【粉】
オーション(強力粉) ……………… 175g
そば粉 ……………… 75g
【水分ほか】
冷水 …………… 90cc
食塩 …………… 3g(水に溶かす)
※冷水は5℃以下
【麺の口】
1.6mm角麺
【こね時間】
8分
【ゆで時間】
2分~
大晦日に暴騰する年越し蕎麦に対応すべく、フィリップスのヌードルメーカーを使って美味しいお蕎麦を自分で作ってしまおうと言う作戦です。
材料をいろいろ買い集めると結果として暴騰しているお蕎麦よりもコストはかかるかもしれませんが、根本的におそばが売っていないという品薄には対応できるかと思います。(それも事前に乾麺や冷凍麺を買っておけって話ですけど…)
あまりいい建前が思いつかないので自己満足度の高い娯楽のようなものではありますが、自分で作った蕎麦を大晦日に食べるのはめちゃくちゃ満足度高いと思います。
強力粉はスーパーで定番のカメリアとかでもいいのですがせっかくなので蕎麦粉のつなぎの定番であるオーションを使います。
オーションはスーパーでは見かけませんが業務用としては定番なのでネット簡単に手に入ります。
オーションは1キロ400円〜500円くらいなのですが、送料を入れると1000円ちょっとになることが多いです。
10キロ買えば送料無料というお店は結構あるので、そば作りと全力で向き合う覚悟ができたら10キロ買うのもアリかと。
そば粉に関しては風味や扱いやすさで好みが分かれるところですが、コスト面も含めて考えると松屋製粉のそば粉か五木のそば粉がマイベストチョイスになりました。
前者はスーパーの店頭でもよく見かけ(地域差があるかも)400gのものを購入することができます。
五木のそば粉はスーパーにもありますがネットでの取り扱いも多いので入手しやすいです。
そばの奥深さでもあり難しさでもあるのが強力粉とそば粉の比率です。
そば粉が増えれば風味が増し黒っぽいそばに近づくけど蕎麦が切れやすくなりゴワゴワ感が出やすいです。
ご年配の方はこのゴワゴワ感こそがそばと感じる方も多いのでこれはデメリットではなくお好み次第です。
その逆で、強力粉が増えればモチモチ感が増しますがそばとしての風味が薄れてゆきます。
レシピにある強力粉175g:そば粉75gという比率はどちらかといえば白っぽいおそばができる感じです。
私はこれくらい白っぽいのが好きなのですが、ざるそばなどそばの風味を全力で楽しむような食べ方であればそば粉の比率を増やしていった方がいいでしょう。
そばの香りをガッツリ楽しむと言う意味では物足りないのですが、アレンジそばとして楽しむのであればクセが強すぎずかなりいい感じになります。
私のお気に入りはカレー南蛮そばにすることです。
一点気になるのは角麺アタッチメントを使ってもそばの角が立たずに丸っこくなってしまうところです。
できた蕎麦を少し寝かせたり、強力粉を減らしてそば粉を増やしたりいろいろ試したのですが麺のエッジが丸っこいです。
研究の余地があるかもしれませんが、この点も含めてそばとしてガッツリ食べるよりもアレンジそばとして割り切って食べた方がいいかも。
味はなかなかいい感じなんですけどね!
ぶっちゃけ、乾燥麺や冷凍麺の方がお手軽でそこそこ美味しいかもしれないのですが、やはり自分が麺から作ったそばっていうのは格別です。
年末におそば作りいかがでしょうか?
利用しているフィリップスのヌードルメーカーのご紹介はこちら