モビリティジョイントガンダムVol.1の記事
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今回の目玉商品で「これだけは買っておいた方がいいよ!」と言いたいけど熾烈な争奪戦が起きていて店頭ではなかなか目にできないかもしれないジオングです。
少しスカスカした印象だけどなかなか良いものなのです。
中身はこんな感じです。
脚がなくてランナーが少ないのでスカスカした感じがありますがなかなかいいものです。(2回目)
きちんとした写真の前に本体バランスから。
スカートの形状の関係で地面に置くとどうしても前のめりになってしまうんです。
スカートが後ろに長くて先が尖っています。
これはこれでアレンジとしてはとてもかっこいいんですが安定感はよろしくなくて、この前のめり状態もバランス良く立てているだけなので簡単に転がっちゃいます。
脚がないぶんスタンドや補助パーツをつけてくれたらよかったのにと思うんですが、スタンドはEXパーツ(パーフェクトジオングの脚セット)の方についています。
あっちは脚があるんだからスタンドいらないじゃん…
モビリティジョイントはほんと気がきなないというか小首を傾げちゃうことが多いシリーズです…
というわけで、アクアシューターズのスタンドを借りてきて撮影しました。
ガンダムの時にも紹介しましたがアクアシューターズのスタンドは撮影程度の用途ならモビリティジョイントとの相性がめちゃくちゃいいですね。
小さいスタンドなのにしっかりと支えてくれます。
さて、ジオングについてですが腕や腰の色分けシールがなくても適度なアレンジによる情報量も多いのでなかなかいい感じです。
塗装はマットな感じで質感も良いです。
このシリーズだとアンテナまでシールになりそうだなと思ったけどアンテナは落ち着いて深みのある綺麗な塗装でした。
ガンダムのアンテナには安全フラッグがあったのですが、ジオングはそんなの気にしないと言わんばかりに尖りまくっているのがいいですね。
ジオングといえば二の腕の剥き出し部分が印象的なのですが、共通フレームが剥き出しになっているおかげでなんとなくそんな感じで脳内補完されます。
共通フレームの時にも触れましたが、ジオングのモビリティジョイントは背中パーツがジオングオリジナルのものになっています。
手のひらに目立つ肉抜きができていますが、細長目にアレンジされている指のビーム砲は造形も良くてジオングの不気味さを引き立ててくれています。
スカートの前面はもうすこし大きい方がいいかなとも思ったのですがパーフェクトジオングにした時のバランスの落とし所としてはこれくらいでちょうどいいのかも。
物足りないところや商品として気が利かない部分もあるけど、気軽に遊べるかっこいいジオングとしてはかなりのレベルだと思います。
スカートの中身はバーニアがかなりの密度で再現されていて素晴らしい。
高いところに飾ってスカートの中身も見えるようにしたいので、パーフェクトジオング用セットに入っているスタンドはあった方が良いかも…
ジオングのスカートの中身はこんな感じです。
二つのメインバーニアはモビリティジョイントの脚部部分に接続されているので、見た目の効果は薄いながらも自由に動かせます。
スタンドを使わずにベタ置きする場合はメインバーニアの位置によってはひっくり返っちゃうのでここを調整する必要があります。
スカートの左右部分も軸で展開するようになっています。
頭部のみ外して遊ぶことも配慮されているので裏側の造形にも気を遣ってくれています。
胴体との接続は他と共通なので接続のために特殊パーツを使うということがないのも助かります。
形状的に気軽に外しにくい部分ですが、後頭部のパネルを外すとモノアイを左右に動かすことができます。
「もしかして、モノアイレールの上の部分に黒いシールを貼ったら頭部の分割ができなくなるのでは?」と思ったのですが、モノアイレール上部用の黒いシールは分割できるように左右それぞれ2枚づつ計4枚に分かれていました。
そこは気を遣ってくれるんだ…
おまけとしてモビルスーツアンサンブルのガンダムとの2ショットです。
アクアシューターズのスタンドはここまでべったり低く使えるのもありがたいです。
私がモビリティジョイントに手を出した1番の理由はモビルスーツアンサンブルと組み合わせて遊べそうだったからです。
サイズ感はなかなか良い感じで、アレンジやモールドの方向性も似通っていて悪くないですね。
ただ、モビリティジョイントはモビルスーツアンサンブルのように3ミリ穴があちこちに空いているという感じではないのでジオングに武装をモリモリくっつけてアレンジして遊ぶというのには向いていませんね。
ジオング自体の完成度は高いので単品で遊ぶのでも全然楽しめると思います。
個人的には「もう少しこうなら良いのにな」という点
もちらほらありますが気軽にガシガシ遊べるジオングトイという点で、私が触ったジオングの中では一番良いおもちゃだと思います。
ただし、これから紹介するEXパーツがあるのが前提です。
気になってる人はジオングの脚を見つけたら絶対に買った方がいです!
アソートの関係でジオング本体は余り気味でも脚は不足気味なのです。
見つけたらラッキーなのです!
パーフェクトジオング用の脚を中心とした拡張パーツセットです。
どうしても割高だと感じてしまうけど、代わりの効かない商品なのでこれを買うしかないのです。
こちらが600円のパーツです。
大半がパーフェクトジオング用の脚でおまけにスタンドと腕の延長用パーツが付いています。
脚の左右の装甲はブルーグレーの成形色に濃い青色を淡色でわざわざ塗っています。
素人考えとしては「最初からこの色で成形すれば良いのでは?」と思ってしまい、すごく無駄な工程に感じちゃうのですが、こういうのって結構隠れた意味があったりするんですよね。
今回に関してはおそらく、ジオングの胸部のワンパーツ部分にこの色の塗料で塗って色分けしている部分があるので、そこと色味を合わせるためにわざわざ塗ってくれているんだと思います。
質感も色味も違うシール地獄という仕上げに落とし込む割にはこういうところはこだわってくれる…ありがたいけどこだわりのポイントがよくわかんない…
ボリューム稼ぎのようにジオング用ではない共通の握り拳パーツが適当に入れられているのも悪い意味でポイントが高いです。
組み立てて並べたらこんな感じです。
スタンドは触り心地が良くて使い勝手もかなり良いです。
これをジオングにつけてくれたらよかったのにと思うのですが、ジオングにつけたらこっちがさらにスッカスカの商品になっちゃうのでかさ増しのためにこっちに入れたのかなと邪推してしまいます。
写真左下の謎パーツについて先にご説明すると…
それはジオングの頭部のみをスタンドで飾る時用のジョイントパーツです。
こういう飾り方にどれほどのニーズがあるんだろうと思ってしまうと、これも「拡張パーツを600円に見せるためのかさ増し」に見えてしまいます。
ようやく本題ですが、パーフェクトジオングは文句なしにかっこいいですね!
ジオング単体で見たときはスカートの形状に違和感や物足りなさがあったりしたのですが、脚がついたらパーフェクトなバランスになりました。
脚部の濃い青色は塗装なのでランナーの切り取り跡が目につくのですが、タッチゲートなので目につくのは最低限の点だけです。
脚部はフレームに3パーツの装甲を重ねる感じです。
ガンダムもこんな感じで換装できたらよかったんですけどね…
ジオングの股関節から膝にかけては3つのボールジョイントが存在します。
とはいえ目に見える効果はなくてほんのちょっと柔軟に動かせる気がする程度です。
ジオングの肘は有線サイコミュ部分を気軽に取り外せるような特殊パーツになっていました。
この特殊パーツと有線サイコミュ部分に挟み込ませるような延長パーツがEXパーツセットには入っています。
これを使えば有線サイコミュを伸ばして遊ぶことができます。
長さを変えたりはできず両方とも同じ長さです。
スカートの横が開くということもあってアクション性は高めです。
最後にパーフェクトガンダムとの比較ですが、同シリーズの商品だと大きさの差があまり出ませんね。
パーフェクトガンダムの方が胸が厚くてジオングは胴体がすっきりしているという部分から、見方によってはパーフェクトジオングの方が縮小されているように見えますね。
繰り返しになりますが、ガシガシと気軽に遊べるジオングトイとしては私が触ったものの中だと最高レベルかも。
店頭で見つけることがあればぜひEXパーツとセットで購入することをおすすめします!
EXパーツはパーツ数だけを見ると割高に思えるかもしれませんが、600円の価値は十分にあるほどのプレイバリューがあります。
モビリティジョイントというシリーズにあまり好意的な印象を持てていませんがジオングだけは別格で絶賛に値します。
最後にザクをまとめてご紹介します。
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