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[ご注意]
モビルスーツアンサンブル21はひとつ500円(ガチャは税込、ボックスは税別)のランダム販売商品です。
本記事ではAmazonの商品リンクなどを貼り付けていますが、これらの商品は定価を大幅に超えて出品されている場合があります。
ランダム販売商品に関しては運次第なので何度回しても出ないものがあれば高くてもいいから買っちゃいたいという人向けの価格設定になっているものと思います。
インターネットでご購入される場合はお値段を十分ご確認の上で購入を検討ください。
また、BOX販売以外のネット購入はメーカーさんにとって非正規ルートになるとのことで、万一不良があってもメーカーのサポートは受けられません。
ネットでの単品販売、オリジナルセット販売を購入される場合はその辺りのリスクも考慮してご利用ください。
発売日 2022年4月末
販売方法 ガシャポン(1回500円)、店頭でのボックス販売(税込550円)
モビルスーツアンサンブル03で出てきたヘイズル改の微修正バリエーションかと思っていたので期待していなかったらなかなか気合の入った素晴らしいものでした。
ヘイズル改からの流用部分は多いものの、頭部が大きく変わっており隠し腕付きフロントアーマーも目立つのでけっこう印象が変わっているかも。
フロントアーマーはモビルスーツアンサンブル03のヘイズル改だと武器セットに含まれるオプションパーツ扱いだったのですが、本弾のアウスラには初めからついているのでボリュームがすごい。
大きなおでこパーツの下にはしっかりとイケメンガンダムの顔が隠れています。
こういう互換性の高さがAoZシリーズの魅力で、アンサンブルの組み替え遊びに向いているところなのでしょう。
ちょっとびっくりしたのが肩の構造です。
他の機体に比べて小さい肩ですが新しい共通フレームに対応するために特殊な構造になっています。
共通の肩パーツのジョイントをひとつ省略して、そのパーツの穴をピン状のパーツで固定します。
パーツの厚みや収納に必要な面積が減っているので、小さな肩でも共通フレームを有効利用できるようになっています。
ただし、稼働範囲は従来のフレームよりも低下しちゃってるかな?
そして耐久性というか構造にも少し不安な部分があります。
ピンと共通フレーム同士が固く噛み合っている一方で、肩のパーツは柔らかいので腕を外側に広げようとするとピンが意図した四角い位置で固定されずに一緒に動いて、肩のパーツの縁を変形させてしまったりもします。
設計者の意図としてはピンの四角い終端が肩パーツの四角いスポットに固定されるというものだったのだと思いますが、ピンが肩パーツを歪ませながら動いちゃう感じです。
何度か動かすとここがガバガバになっちゃうかもという心配がありました。
いきなり共通フレームが敗北したという意地悪な見方もあるかもしれませんが、共通フレームの柔軟性と捉えることもできますね!
ただ、これは付属の説明書だけだと組み立て方がわからない方もいると思うので、もう少しフォローがあった方がいいかも。
モビルスーツアンサンブル03で触った人は目新しくないと思いますが、フロントアーマーは差し替えなしで隠し腕を展開できます。
隠し腕の径はもちろん共通の3ミリなので色々な武器を持たせて遊べます。
よくぞこんなギミックを仕込んでくれたものです。
横から見るとメリハリの効いたボリューム感のある個性的なフォルムであることがよくわかります。
隠し腕の収納されているフロントアーマーはなかなか考えられた造形になっているので、薄いのにひ弱になっていないのが素晴らしい。
腰の横についているマガジンは少しポロリしやすいです。
フロントアーマーを外しても元々のフロントアーマーがあるので穴は目立つけど寂しい感じにならないです。
モビルスーツアンサンブル03のヘイズル改と並べてみます。
おでこ、胸部、肩、スリッパ以外は流用に見えます。
武器セットのプリムローズとの組み合わせはいったん後回しで。
多くの人が楽しみに待っていたであろうボールはまさに可能性の獣でした。
遊びの幅が広がりまくる支援機枠です。
四つ腕の0083版ボールです。
ボールは完全にプラモデルです。
カプセルに入るサイズのパーツ構成で巨大な主砲を再現するために主砲はいくつかの部分で分割されています。
組み立てると大きくなる主砲は砲口もしっかりと開いているからすごい!
組み立て途中ですが、コクピット部分とその周辺が内部フレームのように再現されているのも芸が細かい!
主砲の穴や本体横の穴は挟み込み穴のような構造に見えますが、この内部フレームのような部分でしっかり保持してくれます。
大きめのアームはいずれも手先の部分に3ミリ穴が空いていて稼働箇所も多く色々な遊びに流用ができそう。
主砲の軸部分の成形色が横から丸見えで目立つので、気になる人はこの部分だけでも塗ってあげればいいかも。
ボールの下部のスラスターはボールジョイント接続である程度向きを変えられるようになっています。
そのスラスターには3ミリ穴が空いているので、アクアシューターズのスタンドなどがうまく使えます。
スラスターの基部を外せば、無理やりモビルスーツアンサンブルの標準スタンドを接続させることができます。
(ボールにはいずれのスタンドもついていません。)
アクアシューターズのスタンドでご紹介します。
大きめのアームと遠慮なく大きく作られた主砲でかなりの迫力がありますね!
背中に開いている4つの穴の左右の距離はアンサンブルのモビルスーツのバックパック接続部分と同じ規格でした。
なので、モビルスーツのバックパックをここにつけることもできちゃいました。
ほんと、よく考えてくれていますね…感動…
カメラのクリアパーツ部分も美しい。
腕は差し込み軸でのみロールするしようかと思いきや、基部の差し込みの角度を変えてやるとほんの少し左右に開くことができます。
パーツ構成による偶然の産物かと思ったけど、先込み部分が長いと感じたので意図した仕様なのかも?
だとしたら天才だ…
こういう遊びをしろっていうことですよね!
「俺の考えた最強のボール」を模索するだけでも2〜3日遊べそう!笑
おまけですが、ボールの下部のスラスターを接続するボールジョイントの径はアンサンブルの首の径と同じでした。
なので、ボールをモビルスーツのヘッドにすることもできちゃいます!
ほんともう可能性の獣すぎる…
最低でも二つ欲しい…
↑Amazonの武器セットは分売が多いのでご注意を。
モビルスーツアンサンブルの武器セットっていうとスッカスカはずれ枠(だけど、コレクションには必要)というイメージがあるのですが今回はもう大サービスって感じ!
支援機枠として出てもおかしくないプリムローズに、アウスラ用オプションパーツと量産型νガンダムのファンネル関係がついています。
これ以上求めるのもおかしな話ですが、GP01関係のオプションはナシ。
まずはプリムローズについてご紹介。
こちらはウィンチキャノンがひとつだけついている第一種兵装という状態です。
ウインチキャノンが大きいのでかなりの存在感があります。
バックパック上に水平に接続されているパーツはアウスラに入っているものです。
公式の組み立て図にはこれに関する説明がなかったのでパーツ不足かと思って焦りました…
参考までに後ろ下側から煽り気味に見たところ。
この大きなウィンチキャノンは二つもついていて、二つ装備させた第三種兵装も再現できます。
これだけでも「カプセルからこれが出てくるの!?」って驚いちゃうボリュームなんですけど…
アウスラと比べてもこれくらいのボリュームです。
すごい!
ウィンチキャノンはアームで自由に動くので表情づけも可能です。
個別の写真を忘れちゃったので後の写真でご覧いただきたいのですが、ウィンチキャノンはバッチリ展開します!
兵装を全て外したところ。
これが緊急脱出ポッド・プリムローズ本体かな?
組み替え遊びは無限にできそうですが、公式が紹介していたフルーアーマー形態を再現してみました。
すっごいボリュームですが、アウスラのスリッパが大きいので安定感は抜群です。
組み替え時はいろんな場所がポロポロしましたが、組み立ててしまえばガシガシ動かすものでもないのでストレスはほぼありません。
アウスラについていたライフルに武器セットのオプションをつければロング・ブレード・ライフルが再現できます。
ウインチキャノンは自由に動いて展開もします。
カッコよすぎんか…
武器の位置を付け替えるだけでもめちゃくちゃ楽しい!
過去弾のAoZシリーズを引っ張り出せばAoZシリーズだけでも無限のような組み替え遊びができますね。
実はAoZシリーズのことよくわかっていないのですがモビルスーツアンサンブルのおかげで「触っていたらめちゃくちゃ楽しいもの」というところまでは理解できました!
プリムローズに好き勝手武装をつけるのも面白いです!
というわけで、進化がとまらないモビルスーツアンサンブル21のご紹介でした。
どれがいくらあっても困らないラインナップで均等アソートとはもう見かけるたびにガチャを回したくなっちゃいますよね。
あ、でもGP01はもう勘弁して欲しいです…
あの子は一機で十分だ…笑
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