「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」のソードピック付きグミ。
“ 剣(ピック)で敵(グミ)を倒す ” 新感覚の菓子商品です!
ソードピックは人気の武器5種をラインナップ。まれに黄金の剣(ピック)が・・!?
敵(グミ)はチュチュで、全4種(ぶどう味)が5粒入りです。
※グミの色はランダムです。全4色ありますが、全ての色が必ず入っているわけではありません。
●ソードピック1本(全5種)
●グミキャンディ5粒(ぶどう味)販売者:株式会社バンダイ
https://www.bandai.co.jp/candy/products/2023/4549660959434000.html
加工所:株式会社エヌ・エス・イー
メーカー希望小売価格: ¥160(税込:¥173)
発売日:2023年5月15日(一部のローソン等では2023年5月9日から先行販売)
売場:全国量販店の菓子売場等
対象年齢:6才以上
ちなみに、ブレワイ経験者からみるとティアキンってただの焼き直しだろうなと思ってたのですが、ティアキンにはティアキンならではの面白さがあって、今めちゃくちゃハマってます…
ゾナウギア工作の自由度が高すぎて時間が溶けるほど熱中しちゃう…
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商品を無難な表現で説明するとぶどう味のグミ5つにグミを食べるためのピックがついたものです。
そんな商品のパッケージがゼルダの伝説シリーズ最新作のティアーズ オブ ザ キングダム(ティアキン)や前作ブレス オブ ザ ワイルド(ブレワイ)にちなんでいるだけに見えるかもしれませんがとんでもない。
ピックやグミの形がゲームに登場するものをモチーフにしているから面白いんです。
剣の形をしたピックで、モンスターであるチュチュ型グミをブッ刺したり断ち切ったりして楽しみながら食べるとても面白い商品です。
まずは、このグミがなかなか侮れません。
「所詮は食玩のオマケでしょ」って感じで適当に口にしたんですけど、これ普通にめちゃくちゃ美味しかったんです。
グミとゼリーで2層の食感が楽しめ、味も甘すぎず爽やかな清涼感のあるぶどう風味でした。
開封しまくったうちの20粒くらいが一瞬で胃の中に消えちゃう中毒性の高いグミで、適正価格ならおもちゃ(ピック)なしでも普通に買いたいクオリティでした。(以上、食レポ)
中身はこんな感じで全4色のグミがランダムで5つと、トレイと一体化されたケースの中に剣の形をしたピックが全5種のうちランダムでひとつ入っています。
剣はそれぞれブルーとゴールドの2色があって、ゴールドはレアということなのですが購入された方々の開封報告などを見ていると概ね10個にひとつくらいの確率っぽいなと思われました。
トレイのこだわりも強くて、蓋の部分は刻印付きのハードケースのようなデザインになっています。
ここははめ込みが強いわけじゃないのでかっちりと蓋ができる部分でなく、薄いトレイなので耐久性も低くてこのまま何かに使い回すのは難しいかも?
主に見て楽しむ部分だと思います。
トレイを開くとけっこう精巧な6センチくらいの剣が入っています。
これは幸運にも金の剣でした。
この剣をつかって、チュチュ(グミ)をぶっ刺したりぶち切ったりしながら食べる(とてもおいしい)というコンセプトです。
楽しみ方は各自ご自由に。
チュチュグミはブルーが一番ディテールがわかりやすかったです。
ゼリー部分は少し凹みがちでした。
さて、ここからが本題です。
多くのかたにとってこちらがメインの目的になっているであろうソードピックを全5種のうち4種類ご紹介します。
私はお店で商品を7袋だけ見つけて、「買い占めるのも申し訳ないけど全5種ならひとり5つまでは遠慮なく買えるのでは?」という解釈で5ついただきました。
そこから出てきたピックたちはこれ。
左から、七宝のナイフ(レア)、七宝のナイフ、マスターソード、風切羽の剣、ゾーラの大剣です。
残念ながら一番欲しかった王家の両手剣が出なかったのですが、幸運にも金色の剣が来てくれました。
色まで考慮すればかぶりのない好成績なのでは!?
どれもワンパーツで造形はやや丸っこいながらもディテールに力が入っていてぱっと見の印象よりも情報量が多いです。
では、ひとつづつ見てゆきましょう。
七宝のナイフは結構大きくてナイフというよりは青龍刀のように見えます。
刀身の模様がかっこいい小さいながらもハイディテールな造形でした。
ゴールドは見ての通り美しいのですが、ノーマルのブルーもパール素材っぽくなって、どちらも同じくらいのコストがかかっていそうです。
ノーマルでも全然安っぽくないので無理してゴールドじゃなくてもいいやっていう感じでした。
マスターソードは細身でシャープな造形です。
単色なので少し寂しさがあるのですが、こだわる人はこのまま塗装してもかなり見栄えが良くなりそうです。
風切羽の剣は大きめの刀身の真ん中が三角形の穴になっているのが特徴です。
あまり見かけない形状の武器なのでこれはめちゃくちゃうれしいかも。
そして、ゾーラの大剣です。
複雑な形状の剣ですが、他と比べて持ち手がかなり細いです。
おそらくこのピックたちはスケールを統一しているというよりは、全部を6センチくらいで再現するというコンセプトなんだと思います。
なので、たぶん他より大きなゾーラの大剣は相対的に持ち手が細くなっちゃってるのだと思います。
現時点では私が持っていない王家の両手剣はこんな感じでした。
両手剣のような大きなものは他よりもスケールが小さめになってるようで、やはり持ち手が細くなってしまっていますね。
さて、ここからが今回のお話の本当の本題です。
この商品をガシャポンクエストなどと組み合わせて遊びたい人も多いと思うので組み合わせ例を見てゆきましょう。
6センチというのはガシャポンクエストと相性がいいサイズなのですが、剣によってスケールが違うので印象が結構変わってきます。
マスターソードは少し貧相に見えて、七宝のナイフは大きめの武器に見えちゃいます。
持ち手が細すぎて持たせるのは無理かなと思われたゾーラの大剣ですが、持ち手とガード部分の隙間に指がはさまってギリギリ固定できる感じでした。
30MSの場合、ハンドパーツが硬いプラ製であり指の隙間も狭いため、持ち手が太いものを持たせるのは難しそうでした。
ただ、ガシャポンクエストの手首がそのまま流用できるので、両方持っている人はこういう方法が取れますね!
メガミデバイスや創彩少女庭園はハンドパーツが柔らかいゴムっぽい素材なので気にせず持たせることができました。
ものによってはゆるゆる保持力だったり、形状等で例外もあると思うので飽くまで参考程度に。
気になるのはサイズ感くらいですね。
デスクトップアーミーもガシャポンクエストに近いサイズ感なのでいい感じに持たせることができました。
ハンドパーツの切れ目が狭いので少し無理やり持たせる感じになったので、試す方は破損や塗装はげに注意しながら無理のない範囲で。
アクアシューターズの持ち手は丸穴なので、今回のソードピックのような持ち手のサイズや形状には対応できませんでした。
残念ながら、手首がガシャポンクエストと互換性があるわけでもないので、お手軽に持たせるのは難しそうです。
[追記]
トラウマ弾だったのですっかり忘れてたのですが、アクアシューターズ08のオプションセットに入っている銃の握り手を使えば風切羽の剣ならばギリギリ持たせることができました。
他の剣は持ち手部分が細すぎて持たせることはできませんでした。(王家の両手剣はためせてないけど多分これも無理)
ソード型のピックで楽しみながら美味しいグミを食べるというのを目的にするのであれば文句のつけようがない面白い食玩です。
造形もサイズを考慮すればかなり頑張ってるので、少し下ごしらえをしてからしっかり塗装してあげると素敵なミニチュアに仕上がるとも思います。
ただ、ソード型ピックを他の商品に流用して遊んだりを主目的に考えると、剣ごとのサイズ差やフィット感の違いなどで「やっぱ専用品の方がいいな」という結論になると思います。
しかしながら、これは本来の用途ではないのでマイナス要因としての評価には加えず、優しいお値段の面白くて美味しい商品という意味では文句なしの星5かと思います!