カプセルがゴミにならない、キタンクラブの新たなガチャシリーズ「Water Dome Factory」が始まりました。
シリーズ第一弾はアートユニット「現代美術二等兵」さんが制作したスノードーム作品を元に、猫飼いさんなら経験がある“あの”シーンをスノードームで表現しました。
この猫砂スノードームは商品のインパクトが強すぎるが故にどこでも瞬殺の売れ行きで、ただいまネット通販等ではかなり高額で販売されています。
少し古い商品なのになぜこんなタイミングでの紹介になったかというと、撮影してた写真や動画を誤って消してしまったからです…
もう一つ手に入れて組み立て前の状態や組み立てる様子も一緒に紹介したかったのですが、「もう一つ手にいれる」ということができませんでした…
なので、どちらかと言えば今回は商品の存在記録としてご紹介してゆきますね！
今回は動画をご覧いただいた方がわかりやすいかもしれないのでできれば先にご覧ください。
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組み立てはぱっとみ簡単なのですが、やってみると難易度が高いことに気づきます。
1.カプセルを分解（一部は使用しないので捨てる）
2.お水をいれる
3.猫砂パウダーを入れる
4.ネコトイレとねこさまがついている台座で蓋をする
5.ドームの中がいっぱいになるように台座の裏側に空いている小さい穴に水を垂らす（難しい）
6.ゴム栓をする
という流れなのですが、「5」のドームがいっぱいになるように水を入れるのがとても難しくて、いっぱいに満たすのは不可能っぽかったです。
実際にスノードームを作るときはスポイト等で水を入れるケースもあるようなのですが、ネコトイレの裏側から水を入れるという構造上、いっぱいにするのは大変難しそうでした。
結構粘ったけどわたしは諦めちゃったポイントです。
出来上がったのはこんな感じ！
なんとなく悲しげな白猫さんが可愛すぎる…
水がいっぱいまで入らなかったので、上の方に空気が溜まっちゃってますが、特別な道具がなければたぶんこれくらいが限界です。
めちゃくちゃ面白くてかわいいスノードームなのですが、いわゆるスノードームのような感じには猫砂は漂わなくて、どんなに振っても1〜2秒で全部下に落ちちゃいます。
たぶん、猫砂の形状を優先したからだと思うのですが、猫砂の粒がスノードーム用としては大きいのかなと思いました。
食器洗剤をいれると拡散しやすいという記述もあったので試してみましたが目に見える効果はありませんでした。
とってもかわいい商品でコンセプトも面白かったのですが、期待するような「ネコトイレの大惨事」にならなかったので残念さと不完全燃焼感がありました。
あとは、ドームの天井部にガチャカプセル特有のプラスチックのへこみみたいなのがあるのが気になりました。
わたしは水をいっぱいまで入れることができなかったので、この凹みも気にならなかったのですが、水をいっぱいまで入れた場合はかなり目につくかも。
なにより、これがあることでめちゃくちゃ安っぽさを感じてしまいました。
「ガチャだから」と割り切るか、「500円もするんだからもう少し頑張ってほしい」と考えるか、人によって印象が大きく変わりそう。
商品コンセプトは素晴らしく天才的だなって思いながら期待しまくったのですが、実際はちょっと残念に感じる商品でした。
メーカーの事情を考慮せずに、ただの消費者としての純粋な感想をぶつけると「500円ガチャならもう少し頑張れたのでは？」という気持ちでした。
これは、この商品に対する「アイデア料」と割り切って、これを叩き台として自分好みの砂を入れるなどでオリジナルのスノードームに仕上げてゆくのがいいのかなと思いました。
Amazonなどではかなりお値段が高騰していますが、正直数千円を払ってまで手に入れる価値はないかなと感じます。
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