こちらの投稿でご紹介したのですが、リトルアーモリーの通学自転車がAmazonでおよそ70%オフというセールが行われていました。
定価が5000円くらいなので到底手が出せないグッズでしたが、1480円というお買い得すぎるお値段になっていたので試しに買ってみました。
リトルアーモリーシリーズはまったく手を出していなかったのですが、触ってみるとお値段に比例するようないい商品だったのでご紹介です。
可動フィギュアとの組み合わせが楽しい1/12スケールミリタリーシリーズ「リトルアーモリー」が手掛ける1/12自転車模型に新展開!
武装JK用通学自転車をコンセプトにした、『普通の自転車』を製品化します。
一般的なシティサイクルでみられる、前かごや荷台、ヘッドライト、リング式の鍵など、細部をしっかりと再現。
また指定防衛校用に相応しいハンドル取り付け型のガンラックを共通で装備。さらに、カラー毎に異なるリアキャリア取り付け型のラック、ハードシェルボックスなどのミリタリーユースなアクセサリーが付属します。もちろん、アクセサリーを外せばごく普通の通勤・通学用自転車に早変わり!
カラーリングと各種キャリアを3タイプのバリエーションに分けた展開ですが、組み合わせを楽しむこともできます。https://www.littlearmory.jp/product/detail.html?id=lm006
商品名 LittleArmory <LM006> 通学自転車(指定防衛校用)
シルバー仕様 ・彩色済み完成品
・クランク・ペダル、タイヤ回転
・ハンドル、スタンド可動
・シートポスト長短2種
・ラックなど着脱可能・ディスプレイ用スタンド付き
・可動フィギュアにも合う1/12スケール商品サイズ 全長143mm パッケージ W210×H175×D80mm 価格 4,950円(税込) 発売日 2020年12月発売予定
お値段高めの商品なので、パッケージもしっかりしていて全面の窓から中身が確認できるようになっています。
ただ、自転車はビニールで包まれているのでぐしゃぐしゃしていてちょっとよくわからないです。
現物の視認性がとても悪いので窓の意味があまりないかなと思いました。
パッケージは底面まで世界観にあったデザインになっていて良かったです。
設定も書かれているので初見のかたも手を出しやすそう。
開けるとこんな感じで、ブリスターを包むように背景がプリントされた厚紙が付いていました。
背景シートの代わりにできそうな実写っぽいものが印刷されており、床面部分は説明書きがプリントされています。
床面のプリントもあれば最高だったんですけど、床面は各自で用意することになります。
ママチャリに武器や弾薬ケースを運ぶためのアタッチメントがついたものです。
この商品は全3種類ありますが、自転車の色と付属のアタッチメントに違いがありまして、このシルバーは弾薬を運ぶ自転車という設定のようです。
アタッチメントには銃火器や弾薬を載せて運ぶことができます。
積載イメージをお見せしたかったのですが、ちょうどいいものが手元になかったので公式写真等を参考にしていただければ。
アタッチメントは着脱可能で自転車側に特殊なピンなどがないので外すと普通のママチャリになります。
ハンドルにつけるアタッチメントはハンドルの細さに対してタイトな設計なので、着脱時に力加減を誤るとハンドルを壊しちゃいそうだなという不安がありました。
ママチャリモードで見てゆきましょう。
本体色がスポーク等の金属色と近いので見た目の印象は地味。
他の商品は本体色がレッドとグリーンなので見た目の地味さが減りそうですが、どういうフィギュアと組み合わせても喧嘩しなさそうという意味では地味なシルバーもありがたみがあるかも。
細かなところまできっちり造形されていますが、ハンドルなどちょっと弱そうなワンパーツの部分があります。
ワンパーツなので力がかかった時に逃げ場所が少ないため破損リスクが高そうでした。
対象年齢15歳以上なのでガシガシ遊ぶよりも丁寧に繊細に扱う商品ですね。
定価を考えるとライトや反射板などはクリアパーツにして欲しかったのですがここはベタの塗装でした。
ペダルはちょっと硬めですが実物の自転車と同じように動かすことができます。
あんまりくるくる動いても飾りにくいのでこの硬さはちょうどいいと感じます。
さすがにチェーンまでは連動しませんでした。
タイヤはしっかりとしたゴム製でした。
こういう商品はプラ製のことが多くてそれにも慣れてしまってたので感動したところ。
サドルの四角い穴は3ミリピンがいい感じに刺さるようになっています。
自転車のカゴは二箇所で差し込まれているだけなので外すこともできます。
ただ、メーカーは外して遊ぶことを想定してないでしょうし破損リスクも高そうなので自己責任の上でご無理なく。
カゴを外すとよくわかるのですがブレーキなどもしっかりと造形されています。
自転車自体にスタンドがあって現実の自転車と同じように立てることができるのですが、よりしっかり立てるために「指定防衛校」のロゴ入りスタンドも付属します。
ただ、このスタンドを使ってもやや頼りなくて、フィギュを乗せる時はしっかりとバランスととらないとひっくり返りやすいです。
サドルは長さが違うものが2種類入っており、それぞれが微妙に高さを変えることができます。
短いものの一番低い状態と、長いものの一番高い状態でこれくらい差が出ます。
そのおかげで、15センチ前後のいろんなフィギュア(1/10~1/12)と組み合わせて遊びやすくなっています。
リトルアーモリーのフィギュアを持っていないので、スケールの近いものを集めてみました。
モデルはアサルトリリィ1/12シリーズの吉村・Thi・梅(よしむら てぃ まい) さんです。
アサルトリリィシリーズはスカートが布製なので脚の可動範囲の制限が少なく自転車とはめちゃくちゃ相性が良かったです。
アタッチメントを使ってチャームをうまく運べたら面白いなと思ったのですが、手元にいい感じに合うチャームがありませんでした。
アタッチメントはあくまでリトルアーモリーの小物専用で、組み合わせ遊びは期待しにくいかもしれません。
メガミデバイスのシンプルな素体と組み合わせてみましたがこちらもサイズ感問題なしでした。
アサルトリリィよりも素体が軽くて、素体とサドルが同じプラ同士ということで滑りこけやすく長期間飾るのは難しそうでした。
最後は創彩少女庭園シリーズと。
スカートがプラ製なので脚の稼働範囲に制限がありますが、座り用の下半身に差し替えるとまたがっている感じでは乗せることができます。
目の錯覚てきな乗せ方なのでペダルを漕ぐような乗せ方は無理でした。
およそ5000円の定価で買って満足度が高いかと言われると正直なところ割高感の方が強くて「もう少しなんとかならなかったのかな」って気持ちが出てくると思います。
ワンパーツで造形が緩い箇所もありますが、1/12スケールの自転車という意味では全体的に丁寧な作りで決定打に近い商品かなとも感じました。
お値段に対してちょっと高いなというところだけがネックなので、値引き販売のものを買えば満足度は高いかと思います。
特に、今回のような1480円ならめっちゃくちゃいい商品で躊躇なく3台揃えたいやつですね。
評価は定価ベースで考えなきゃなので★3といったところですが、1480円なら圧倒的★5です!