仕事で挿絵程度のイラストを描く機会が増えて来ました。
今までは鉛筆で下書き→スキャナかスマホカメラで簡単に取り込み→イラレかフォトショでペン入れ&彩色ってやってたのですが、落書き程度の挿絵にこれは煩雑な作業でして黎明期から欲しくて仕方なかった液晶ペンタブレットを買ってみました。
かつて普通のペンタブレットは使ったことがあったのですが劇的な便利さは感じずいつの間にか使わなくなっていました。
しかし、店頭で液晶のペンタブレットを触るたびに「これ、やっぱあると便利だよね」って気持ちが強くなって思い切って買っちゃいました。
ただ、高価な新品を買っても無駄にしちゃう可能性があるのでお試しの中古の液晶ペンタブレット入門編として定番の「ワコム DTU-1931」というものにしました。
これ、19インチの大サイズでかなり場所は取ってしまうのですがお値段の相場は1万円ちょっとくらい、一応筆圧も512段階はついていて液タブの有用性検証にはちょうどいいです。
もともと病院の電子カルテ用などに使われる業務用モデルだったようなのですが、おそらく電子カルテ機器の入れ替え時期ということもあり割と中古市場では安く流通しているモデルです。
macではまだ試していませんが、Win10では問題なく使えていますのでまだまだ現役で行けるのではないでしょうか。
私はヤフオクでこれを激安で購入したのですが「ACアダプタなし、ペンなし」という部分で大変苦労して動かせるようになるまで2週間かかりました…
しかし良いですね!
描き心地の方さというかプラスチック感には慣れが必要ですが、直感的にささっとペン入れできるのがすごく楽です。
ちなみに、書き心地はペン先をフェルトのもの(別売り)に交換することで改善されるそうなので試してみたいところです。
大画面であるというのも大きなメリットなのでお試しとしての購入ならすごく良いかもしれません。
この辺は機会があればまとめたいのですが
・ACアダプタはその機器にあったものじゃないと動かない
・タブレットのペンも形が似ていてもほとんどその機器専用なので代用品がない(参考
には注意が必要です。(今考えてみたら当たり前ですけど)
ご購入をされる場合はACアダプタはまだ比較的なんとかなりますがペンは単独での入手は困難かつ製造終了品なのであってプレミア価格になっているので、セットでついているものが良いですね!
写真はちゃちゃっと描いてみた矢澤さんです。
勢いで描いても影をつけたらかなりそれっぽくなりますね。
ではまた!