プレミアムバンダイ版の情報
商品名:AQUA SHOOTERS! feat.虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会02(天王寺璃奈、中須かすみ、桜坂しずく三体セット+限定特典パーツ)
販売価格:9,240円(税込)
お届け日:2021年12月11日発送
量販店では1体あたり2,800円+消費税で税込3,080円くらいで売られています。
パッケージデザインでどの子が入っているかわかる仕様になっていますが、特定キャラの複数買いや中途半端な売れ残りを防ぐために3体セットで販売している量販店も多いです。
↓Amazonでも直接販売は3体セットになっています。(一部、マーケットプレイスで高額単品販売されている場合もあり)
以前紹介したAqoursに続くラブライブとアクアシューターズのコラボとして登場したのが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、いわゆるニジガクです。
今回は02となっている通り第二弾であり、1年生の3人がセットとなっています。
先に発売されている2年生セット、これから発売される3年生セットで初期メンバー9人が全て揃います。
(栞子ちゃん以降のメンバーは執筆時点で商品化の予定なし)
もうね、ほんとニジガクもアクアシューターズも大好きなので全種類買って集めたいんですよ。
しかしながら私にとっては結構な高額商品で、全部集めるなんて資金力が追いつきません…
なので、一番推し(天王寺璃奈ちゃん)と三番推し(中須かすみちゃん)と猫がセットになっている02弾(1年生セット)だけをプレミアムバンダイで注文しました。
ちなみに、今回紹介できない二番推しは上原 歩夢ちゃんです。
上原 歩夢ちゃん、歌声が良すぎて好きすぎるんです…
まぁ、結局はみんな好きなんですけど…
ということで、今回は1年生の3人をプレミアムバンダイ限定特典のフェイスパーツセットも合わせてご紹介します。
3種類が1セットにまとめられているセットパッケージはモノクロ印刷です。
量販店でもこの状態でまとめ売りされている場合があります。
手前の箱がプレバン限定パーツの入っている箱です。
何も書かれていないので緩衝材と間違えて捨てた人がいないことを願っています…
セットパッケージの中にはこんな感じでキャラクターごとにデザインの違うパッケージが入っています。
めっちゃくちゃ優しいお店だと、この状態で売られていて好きな子を一つだけ選んで購入させてくれます。
しかし、セットパッケージのまま3個セットで売られているお店も多いので、一人だけお迎えしたいという方で店頭に未開封のセットパッケージが並んでいるときはお店の方に声をかけて一つだけ購入できるか確認しましょう。
一方で全種を店頭で購入される方は別の注意が必要です。
別のシリーズではセットパッケージの中身が入れ替わっているという商品を見たことがあります。
ほしい子だけを取って買った人が空いているセットパッケージに残りを詰め戻したという感じだと思います。
セットパッケージに封がない場合はこういう入れ替えも起こり得るので、セットで買いたい方はお店の方に「中身は3種類揃っているか」を確認した方が良いでしょう。
プレバン特典の限定フェイスパーツは各自1種類づつ追加という感じです。
後ほど詳しく紹介しますが、かすみん(中須かすみちゃん)のサングラスが前髪パーツについているんですよね。
そのおかげでかすみんの追加フェイスパーツの汎用性がめちゃくちゃ上がってます。
予想外に手が込んでいて最高に嬉しい仕様だったので、こりゃ1週間くらいバンダイさんに足を向けて寝られないですね…
ほんとありがとうございます!
パッケージの大きさなどはAqoursの時と同じような雰囲気です。
Aqoursと同じくAqua Shootersのイラストレーター原川光博さんが描かれたキャラクターボードが入っています。
描き下ろしイラストがめちゃくちゃ可愛いのでこれは嬉しいです。
組み立て説明書は共通のものが1枚入っています。
パーツ構成はこんな感じで、細かな部分もしっかりと塗り分けられています。
本体のパーツ構成は500円ガチャシリーズと同じようなパーツ構成なのですが、その上位品ということもあり色の塗り分けはかなり細かく丁寧です。
傘の柄だけ何故か3本も入っています。
細いパーツなので壊れた時の予備という感じかな?
この疑問に答えになりそうな担当者さまの当時のツイートがこちらです。
驚くべきことは、関節パーツが一部組み立て済みというところです。
アクアシューターズシリーズは肩、肘、膝と「小さなパーツ同士を入りにくい小さなピンで止めて固定する」という苦行のような工程があるのですが、組み立て済みパーツのおかげでその苦行から解放されるのです。
バンダイならではの技術って感じがしますし、高級商品はここまでやってくれるようになったのかという感動も。
毎回言っていますがアクアシューターズ、特に今回の組み立て済み関節は100均にあるような適当なニッパーだと綺麗に切れなかったり、切り出し事故を起こす可能性がありそうです。
1000円くらいの切れ味のいい薄刃ニッパーやデザインナイフがあるといいと思います。
私は相変わらずケロロニッパーを使っています。
アクアシューターズやモビルスーツアンサンブルならこれが必要十分かつ小回りもきいて最高に使いやすいです。
組み立てるとこんな感じです。
璃奈ちゃんの控えめな表情が見事に再現されていて、衣装の配色や塗り分けまで完全に素晴らしいです。
(すみません、カメラの色調整がうまく行ってなくて青みがかった写真がちらほらあります。後ほどいい色のものが出てきます。)
後ろ姿はいつも通りスタンドの接続穴があります。
立体的な折れ目がたくさん入っているプリーツスカートの格子模様が綺麗にぐるっと一周プリントされていて、タンポ印刷だとしたらこんなことまでできるのかと感動しちゃいます。
イラストだとどういう感じなのか分かりにくかった璃奈ちゃんのややこしい髪型ですが、全体的に厚みと丸みを帯びていい感じのデフォルメで立体化されています。
ちょっとだけ下から見上げたアングルで。
このサイズでもニーハイと太ももの境目がいい感じにムニムニしているのは素晴らしいフェチポイントかと。
ニーハイの境目のところはバッチリ色分けされています。
ものすごい熱意を感じる…
ちょっとした難点としては組み立て済みパーツの膝は従来品と比べると関節がふにゃふにゃしています。
自立は問題ない程度のふにゃふにゃさだったのですが、軸に膝上パーツを指すときはこのふにゃふにゃさに苦労しました。
軸に抜け防止のぷっちりがついているのですが、膝上パーツはこのプッチリを乗り越えてくっつけなきゃいけないのでかなり力が必要です。
でも、膝パーツがふにゃふにゃなので力を入れている時に膝が曲がって勢い余ってぶっ壊しそうになりました。
後に紹介するかすみんやしずくちゃんでも同様の難しさがあったので、もしかしたら組み立て済み関節は「どの段階で苦労するか」が違うだけかもしれません…
もしもこれでコストが数百円上がってるとしたら私は従来の組み立て式関節でいいかなって気がします。
ただ、組み立て済み関節のおかげで組み立て時間が大幅に短縮されたのは間違いありません。
アクアシューターズの組み立て時間の60%以上が関節組み立ての時間でしたもんね…
この組み立て済み関節であれば一体15分もあれば余裕で作れる感じです。
スニーカーの端っこが立っているデザインなのですが、ここがくるぶしに当たって足首の稼働範囲が若干せまくなっています。
派手なポージングをさせるときはスタンドを使うのであまり気にならないかもしれませんが、ポーズをつけて自立させようとすると璃奈ちゃんだけ「おや?」と思うことがあるかもしれません。
傘のサイズ感がちょうど良くて関節強度も問題ないので傘を持ったままの自立も可能です。
片足自立はちょっとコツがいるけど、撮影の瞬間に耐える程度はなんとか可能。
アクアシューターズというコンテンツの特性から考えると、傘をシールドのように使うのもありですね!
いったんしずくちゃんの傘をお借りして構造をご紹介します。
パラソルの部分は組み立て済みなのですが、柄と接続する部分は取り外せる別パーツになっていました。
(偶然外れて別パーツということに気づいた)
柄は先述の通り3つついているものをランナーから外したものです。
3つ柄に違いはなし。
表情差分はこんな感じ。
私のお気に入りはびっくり顔で、ムンの顔、無表情のチラり顔、最後がプレバン限定のちょっとにっこり顔になります。
お気に入り顔で何枚か。
メガホン型の水鉄砲(?)は3パーツ構成で組み立て済みです。
璃奈ちゃんボードはちょっと小さめに思えるけどノートのスプリング部分もしっかり塗られているなどこだわりが感じられる逸品です。
璃奈ちゃんボードは専用ハンドパーツに接続しますが、左手パーツしかないので左でしか持てません。
ノートパーツの切り込みをハンドパーツの接続ポイントに挟むようなのですが、しばらく触ったけどどこがベスポジ(メーカーの想定している接続ポイント)なのかよく分かりませんでした。
一応持てるからOKということで。
持たせ方が違うのかもしれませんが、ノートから顔まではけっこう離れちゃってる感じ。
横から見ると顔を隠しているというよりはノートの原稿を読み上げているかのような雰囲気になりました。
ノートを持たないハンドパーツは何かに使えそうな形状ですね。
コンタクトが外れた時のシーンとか??
また写真の色味がおかしくてごめんなさい。
璃奈ちゃんボードはプリント済み1枚に3枚の白紙ボードが付いてきて30種類のシールから好きなものを選んで貼る仕様となっています。
ボードの両面に貼ればここから7つ選べるかと思いきや、ボード用の持ち手は左手のみでボードに持ち手の接続用切り込みが入っているので両面を使うということができないです。
しかも、シールの右下にも切り込みがあるので30種類から3種だけ厳選しなければならないという嬉しいような辛いような決断が求められます…
ハンドパーツ側に切り込みを入れてボードを自由に持てるようにしてくれていたら両面使えたのになぁ…
事情があるのかもしれませんが仕様としてはなかなか惜しい。
私がいったん選んだのはこの3種類です。
ムンっ!と強い璃奈ちゃん、降参の璃奈ちゃん、めっちゃ嬉しい璃奈ちゃんです。
シールを貼った方の璃奈ちゃんボードは飽きたらシールを剥がして貼り替えることもできそうですが、剥がしたシールは破棄になると思うのでプラ板でボードを自作するくらいがいいですかね…
璃奈ちゃんボードの隙間からおめめがチラリと見えるくらいの使い方がめっちゃ好き。
璃奈ちゃんに限らず、アクアシューターズのニーハイキャラは太ももにロールがつくので多少無理くりですが女の子座りっぽいことができます。
最後に、私的目玉アイテムのねこさんです。
ワンパーツ構成で顔や耳色はプリント済みです。
足裏には肉球らしきものまで作り込まれているのが素晴らしい。
アクアシューターズの公式ネコさんがここに誕生したわけです。
Aqoursの時もそうだったのですが、好きなキャラのアクアシューターズ化ってこんなにも嬉しいものなのですね。
商品化だけでも嬉しいのにクオリティーは高いし、プレイバリューも高いしでほんと予約してよかったって感じです。
この仕様なのでそれなりのお値段になるのは理解できるのですが、もうちょっとお手頃価格なら嬉しいんですけど…企業さまに無理な値下げを要求するより自分が資金力をつけていく方が健全ですね!
迷わず全種買えるくらいの経済力が欲しい!
パッケージイラストはちょっとお上品な表情ですが、こちらも璃奈ちゃん同様に高いプレイバリューがあって最高にかわいいかすみんです!
キャラクターカラーに準じたパッケージデザインなのが可愛いですね!
パーツ構成はこんな感じ。
親指と人差し指を立てたハンドパーツが左右で用意されていて、コッペパン接続用の穴が空いた持ち手も用意されています。
璃奈ちゃん同様に関節パーツは組み立て済みです。
真ん中の白いパンツの左側にある二つの輪っかのようなパーツは半袖シャツからちょこっとはみ出る二の腕部分のパーツです。
私的につけ忘れるランキングナンバーワンのパーツなので皆様はお忘れなきように。
かすみんも標準的なアクアシューターズのフォーマットです。
写真は肘から先の向きを間違えてるのですが、肘があまり曲がらないなと思ったら肘を180度ロールすれば正しい方向になります。
激しく遊んでるとすぐにくるっとひっくり返っちゃう。
最初の写真のにっこり以外の表情差分がこちら。
表情豊かかつコミカルなかすみんはギギギ顔、したり顔、ペロリ顔と見た目ではっきりと違いがわかる表情が並んでいます。
ギギギ顔は顔の半分から上の影の部分が髪色に近い感じの色でべったりと綺麗に塗られていてけっこう迫力があります。
フェイスパーツの差し替えは首を外して、髪の毛パーツを前後外して、新しいフェイスパーツをつけて、髪の毛と首を戻すという少々めんどくさい工程となるので、大差ない表情だと差し替えるのがめんどくさくなってきます。
これくらいはっきりと違いのある表情だと差し替えがいもありますね。
そして、プレバン限定パーツが期待をかなり上回る素晴らしい仕事をしてくれています。
マスク付きフェイスパーツとメガネ付き前髪パーツの構成となっているおかげで、メーカーが想定している「マスクメガネ顔」以外に「マスクだけの顔」と「オリジナル4種のメガネバージョンの顔」と組み合わせの幅が6種類も増えちゃうんです。
よくやった!バンダイさん最高だよ!
これはプレバン限定パーツを手に入れる価値がありありでしたね!
にっこりメガネを撮り忘れたけどこんな感じでかなり表情豊かになります。
マスクをつけると女性は美人度が上がると言いますが、もともと可愛いかすみんもマスクをつけるとクール美女になりますね。
もともとかわいいかすみんも。(2回目)
かすみんといえばコッペパン。
コッペパンと指差しパーツがかすみんにはよく似合います。
指差しパーツは指拳銃にも見立てることができるのでなかなか遊べそう。
璃奈ちゃんのグレーの傘だと気づきにくかったのですが、傘の透明度がなかなかいい感じで写真映えします。
これくらいフェイスパーツに表情の差があると想像も色々と膨らんで触るのが楽しくなりますね!
アクアシューターズの魅力が濃縮されてる感じがあります!
可愛いけど璃奈ちゃんの見た目の個性や、かすみんの性格の濃さの前には一歩後ろに下がっちゃう感じがあるしずくちゃんです。
今回の1年生は全員制服の雰囲気が違うので並べた時のバランスがいいです。
パーツ構成はかすみんとほとんど同じ感じです。
後ろ髪パーツはポニーテール部分が別パーツになっているのですがけっこうポロポロと落ちてしまいます。
しずくちゃんのキャラ設定を無視すれば、ポニーテールを外して髪型を変えて楽しめるというのがメリットになるかもしれませんが、髪型を変える必要がないって人は接着した方がストレスが減ると思います。
特徴的なのは両手のひらが一体化されたハンドパーツです。
このパーツを使えば手を自分の前で握るようなポーズができます。
このパーツを使うと腕の可動は死んじゃうので飾り用のパーツです。
後ろ髪はリボンとポニーテールが一体化の別パーツです。
ロングヘアーはスタンドを使用する時も干渉しないようにすこしフワッと背中から離れた造形になっています。
オプションパーツは台本です。
璃奈ちゃんボードと同じ仕組みで、台本の切れ込みを専用ハンドパーツに挟んで持たせます。
表情差分は先の台本を持っているニコニコ顔に加えて、ちょっと困った眉毛のニコニコ、眉毛のキリッとしたニコニコ、満面の笑みのニコニコです。
4つのうち3つは並べて見比べないと違いがわからない人もいるかもで、正直あまりわざわざ差し替えるメリットはないかも。
プレバン限定はまた違った表情でむっって感じの剥れ顔です。
角度を変えるとほっぺがけっこうしっかり膨らんでいるのがわかります。
特徴はあるけど使い所がちょっと難しい表情です。
水色の傘はアクアシューターズ感強くていいですね!
しずくちゃんに対してどういう解釈を持っているかによって、人によって「しずくちゃんっぽさ」が違ってくると思うのですが、アクアシューターズらしさという点ではかなりいいのでは?
・関節をしっかり奥まで刺しておかないと動かすとポロポロ抜けちゃう
・腰は動くようであまり動かないし、動かそうとするとポロポロ抜けちゃう
・脚の可動範囲は広そうに見えるけど、大きく動かすとスカートに干渉して腰が抜けちゃう
などアクアシューターズ特有のストレスはこの商品にも残っています。
通常弾の500円ガチャなら「安いから仕方ないか」と許せるところも、この価格になっちゃうと「もう少しなんとかならいかな?」って気持ちが湧いてきます。
アクアシューターズに超絶可動とド派手なアクションを期待すると不満に繋がりやすいし、ちょっと動かして遊べるミニフィギュアだと思えば可愛がれる点も多くなると思います。
ラブライブファンに向けた商品と考えると仕様がイマイチかもしれず、ラブライブを知らないアクアシューターズファンに向けた商品としては高額で手が出しにくい。
だけど、ラブライブが好きなアクアシューターズファンにとっては唯一無二で最高に嬉しい商品になっていると思います。
数年後に欲しくなってもその頃に再生産するような商品ではないと思うので、気になる方はお早めに入手した方がよさそうですね。