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[レビュー]モビルスーツアンサンブル 20(MOBILE SUIT ENSEMBLE)後編

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[ご注意]
モビルスーツアンサンブル20はひとつ500円(ガチャは税込、ボックスは税別)のランダム販売商品です。
本記事ではAmazonの商品リンクなどを貼り付けていますが、これらの商品は定価を大幅に超えて出品されている場合があります。
ランダム販売商品に関しては運次第なので何度回しても出ないものがあれば高くてもいいから買っちゃいたいという人向けの価格設定になっているものと思います。
インターネットでご購入される場合はお値段を十分ご確認の上で購入を検討ください。

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ストライクE

モビルスーツアンサンブル10のストライクガンダムのマイナーチェンジかと思ったらほぼ新機体でびっくりしたのがこのストライクEです。
ストライクEって機体のことを知らなかったんですけど、ストライクガンダムの強化型でストライクノワール(ノワールはわかる)の本体になる機体とのこと。

名前のおしりの「E」は強化を意味するエンハンスド(Enhanced)の頭文字をつけたものだそうで、設定だけでもなかなかワクワクする機体です。

マニアックな機体を出してくれてそれを知るきっかけになるのもモビルスーツアンサンブルの素晴らしいところですね。

腰にビームライフルショーティーをマウントできる
背中はストライクと同様に薄いパーツでスラスターを再現

ぱっと見の印象がストライクガンダムなのでパーツ流用しまくりかと思いきや見比べると全然違う機体でした。
開発担当者が楽するためのラインナップかと思いきや全然楽ができていないということがわかります。
もしかしたら将来ストライクノワールを出してその時にちょっとだけ楽をする作戦かな?(実現したら嬉しい邪推)

私の個体は塗装の濁りや塗料の飛び散りや塗り足らずが結構目につきました。
あと、クロスボーンX1もでしたが白い素材の初期汚れが酷かった…

猫ヒゲに見えちゃうマスクのスリットがチャーミングです。
ツインアイはめちゃくちゃ小さいのにクリアパーツの裏にモールドが入ってて精密度が高く感じられます。
アンテナの黄色い部分はかなり余裕を持って塗りが終わっています。
はみ出すよりマシというスタンスかな?
左肩には油性ペンで書いたような黒い汚れがありました。(取れない)

ビームライフルショーティーが二つついているので二丁拳銃のように戦えるのが個性的でかっこいいですね!
ビームライフルショーティーは腰にマウントしても邪魔にならず、手に持たせても小さすぎないという絶妙に練られたサイズ感だと思います。
肩の可動範囲が広がってるのでポーズも決まる!

ストライクEは胸部のから腹部にかけて両側にあるダークグレーのパーツが別パーツになっています。
ストライクガンダムもこの仕様だったのでこだわりを感じます。

腰にマウントするときは腕を外した方が手っ取り早いかも。
共通の3ミリ軸でマウントできるのが嬉しいです。

肩の紺色パーツは別パーツです。
肩側に3ミリ穴が空いているのでここもカスタマイズの幅が広がるポイントです。
隙あらば3ミリ穴を仕込んでくれるモビルスーツアンサンブルが大好きです。

ストライクEのご紹介は一旦ここまでで、後ほどI.W.S.Pを装備したものをたっぷりとご紹介しますね!


ネモ

量産機大好き!
緑色の量産機大好き!
黄色の塗装部分に難がありますがそんなことどうでもいいくらいまとまったプロポーションと精密な造形がうれしい!

モビルスーツアンサンブルはけっこうZガンダム時代の機体を出してくれるのでファンとしてはとても嬉しいです。
EXシリーズでもいいのでぜひリックディアスを…
なんだかんだでZガンダムを持っていないのでできればZガンダムの再販も…

そういえば、公式様がディジェやドダイ改についても言及されていました。
楽しみすぎてまだ死ぬわけにはいかないぞこれ…

メインカメラのクリアパーツの裏側の造形がいい感じに中身のモールドっぽくなっていて小さなフィギュアなのに説得力が出てくれるのがすごい。

この辺は個体差だと思いますが胸のダクトの塗装などはけっこう難ありです。
ネモの小さくて細いアンテナは別パーツでした。
アンテナの嵌め込みは深いのでポロポロ取れる感じはないのですが、細いので寝かせ方を間違えると曲がっちゃいます。
丁寧に保管しましょうと言いたいところですが、そんなことは気にしないという選択肢もありかと思います。

ネモはふくらはぎの大きなスラスターがセクシーなので後ろから見上げるようなアングルが映えますね。
足の裏にも情報過多なくらいのモールドが入っているのでとにかく見栄えがいい!

新肩関節のおかげでポーズがバシバシ決まって面白い!
前編で紹介したクロスボーン系と違って、肩パーツ上側に可動を確保するためのスペースができているのでクロスボーン以上に動いてくれます。
機体形状がシンプルというのもあってとにかく動かして楽しいのがネモでした!


そういえば、アンサンブルのネモを触ってて気づいたんですけど、ネモのシールドの先端の蟹爪っぽい形状って爪というよりは肩のスラスターの排気(?)を逃すためのスペースとしてああいう形状になってたんですかね?
改めてMGとかを見ても同じ位置に来るようになっているので、アンサンブルでもこれを再現してくれていたのだとすれば頭が下がります…

ちなみに、このシールドはけっこう大きめのワンパーツなのでカプセル版だと曲がっちゃってることが多いようです。
BOX版だとそのリスクが低いのかなと感じました。
曲がってたとしてもお湯に漬ければ戻ってくれるので大きな問題ではないですが、その手間を避けたければBOX版がより良いかもですね!(ただし、BOX版は税別なのでガチャ版より50円高くなります)

ネモというか量産機は何を装備してもかっこいい!
I.W.S.Pはシンプルな機体には似合うと思うので被ったら被ったで楽しいかもしれません。

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I.W.S.P

I.W.S.Pって何のことやらわからなかったのですが、調べてみると「Integrated Weapon Striker Pack(統合兵装ストライカーパック)」の略だそうで、ニュートロンジャマーキャンセラーの影響下でもMS単体で生存できるように開発された万能的なストライカーパックだそうです。
なので、ランチャー、エール、ソードが一体化されたようなストライカーパックみたいな感じです。
こういうことを知ると視野が広がって各パーツの形状に説得力が出てきますよね。

横からみるとパックの下部に長めのソードが装備されていることがわかります。
このソードは左右に1本づつ装備されています。

パーツ構成はこんな感じです。
主翼が結構細かく別れていて組み立てると素晴らしい造形になるのですが、白い塗料の発色が悪くてくすんだ感じなのが気になるところです。
黒地に白い塗料はプラモデルの黎明期から鬼門でしたよね。

パックの翼は軸で動くので表情を持たせることができます。
接続も共通の3ミリ軸なので翼や尾翼を外して他のものをつけたりすることもできちゃいます。

長いキャノン砲のような115mmレールガンは仰角こそ変えられないものの軸接続で左右に砲身を振ることはできます。

ガトリングシールドのようなコンバインドシールドに内蔵されているビームブーメランは外して持たせることもできます。
組み立て済みパーツだったので気づかなかった人は抜いてみてください!

ビーム刃が小さくて色もついていないので脳内補完しなければなんのことかわかりませんが、こんな感じで持てます。

ストライクEに装備させたらこんな感じです。
I.W.S.Pのボリュームがたっぷりでかつ、必要なところは大きめでそうでもないところは小さめというメリハリのあるデフォルメのおかげでいい感じに存在感が出てますね!
本来ならI.W.S.Pから首の両横に105mm単装砲が伸びてくるはずなのですが、ここはかなり簡略化されていてこの写真だとないに等しいです。(一応小さく造形されている)
これをリアル頭身に準ずるバランスで作っちゃうと肩周りが鬱陶しくなってそもそも首や肩の可動が死んじゃうと思います。
商品化の際にこの辺の取捨選択の匙加減ってとても難しいだろうなと想像します。

後ろから見るとかなり大きなバックパックなのですが難なく自立できているのがすごいです。
クロスボーンシリーズとは違って足首のボールジョイントもしっかりはまるので踏ん張りが効いています。
ただ、モビルスーツアンサンブルの関節ってガシガシ遊んでるとけっこうすぐにへたるので永遠に踏ん張れるかは謎。

9.1m対艦刀が長く大きく造形されているので二刀流がめちゃくちゃ映えます!
I.W.S.Pのコンセプト通りこれ一体で近接から長距離までいろんな戦闘ができそうですね。
その汎用性の高さがモビルスーツアンサンブルでも再現されているので、これだけでめちゃくちゃ長時間遊べました。

ということでモビルスーツアンサンブル20のレビューでした。

今回は肩関節が新しくなったということもあり、ラインナップによって買ったり買わなかったりする人も一つは買ってみたら楽しいかもです。(その場合はモビルスーツが出ることを祈ります)
量産時の品質面での難点が気になるところではありますが、トータルで考えればやはり今回も大満足でした。

私はモビルスーツアンサンブルに関しては大満足することが多いので大体「おすすめ」をつけちゃうのですが、これは適正価格でフルコンプできた前提のおすすめになっています。
ガチャで自力フルコンプを目指すのは「いくらダブってもいいぞ!」って人以外にはお勧めできないですし、非正規ルートで高額なセット販売を買うのもお勧めできません。
この先はわかりませんが現状では未開封10個入りワンボックスでフルコンプできる感じなので、公式通販や信頼できるお店で予約するのが最適かもしれませんね。

品質のばらつき、意地悪アソートなどなど先行きの不安さはあるのですが、長く続いてほしい楽しいシリーズだと思います。

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こねこ星人