後追いレビューですが、2018年2月に発売されたモビルスーツアンサンブル05をご紹介いたします。
なぜこのタイミングかといえば2023年7月下旬に再販されるので!
人気機体とオンリーワン素材がラインナップされた魅力的な弾なので、中古ショップ等で長らく価格が高騰していましたが、再販ということでこれらを適正価格で手に入れるチャンスがやってきたのです!
モビルスーツアンサンブルというシリーズの良い意味でのヤバさが確立している弾なので、お好きな方はぜひこの機会に入手や買い増しのご検討を!
ということで、前編、後編に分けてじっくりと個別に見てゆきましょう!
[ご注意]
モビルスーツアンサンブル05はひとつ500円のランダム販売商品です。
本記事ではAmazonの商品リンクなどを貼り付けていますが、これらの商品は定価を大幅に超えて出品されている場合があります。
ランダム販売商品に関しては運次第なので何度回しても出ないものがあれば高くてもいいから買っちゃいたいという人向けの価格設定になっているものと思います。
インターネットでご購入される場合はお値段を十分ご確認の上で購入を検討ください。
また、BOX販売以外のネット購入はメーカーさんにとって非正規ルートになるとのことで、万一不良があってもメーカーのサポートは受けられません。
ネットでの単品販売、オリジナルセット販売を購入される場合はその辺りのリスクも考慮してご利用ください。
ラインナップ
・ダブルオークアンタ
・V2ガンダム
・ゲドラフ
・アインラッド
・MS武器セット
モビルスーツアンサンブル第5弾です。クリアパーツの映える「ダブルオークアンタ」を中心に「V2ガンダム」をラインナップ!「アインラッド」と組み合わせることでプレイバリューがアップする「ゲドラフ」に加え、拡張性抜群の「MS武器セット」で展開します。
発売時期 2018年2月第2週(2023年7月 第5週再販)
https://gashapon.jp/products/detail.php?jan_code=4549660199618000
価格(税込) 500円
種類数 全5種
対象年齢 15歳以上
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ヒロイックなカラーリングで巨大なV字型バインダー(ミノフスキードライブ)が特徴のV2ガンダムです。
色分けはかなり細かいながらも、顔の塗装事故率は少し高めにも感じました。
数体持っていますがどれもどこかが微妙です。
小さいサイズの塗装済みガンダムフェイスの運命とも言えるので、塗装誤差を個性と愛せるくらいの心の余裕を持ちましょうかね(笑)
コックピット横側の白い部分や肩の先端の白い部分や膝の青い部分などは別パーツになっているのでこの部分の色分けは完璧です。
特徴的なビームシールドも中央部分とビーム部分が別パーツでしっかりと色分けされていて、小さいながらもこだわりを感じる部分です。
後ろから見てもミノフスキードライブの存在感が圧倒的で、黄色、青、白と目立つ範囲ではしっかり色分けがされていて素晴らしいです。
ミノフスキードライブの付け根が内側すぎるのか、Vの根本が狭いのが少し気になりました。
V2ガンダムは胸の黄色いラインの延長線上にミノフスキードライブの黄色いラインが揃うことで大きなV字を表現するデザインだと解釈しているので、デフォルメとはいえここが背中の部分でキュッと狭くなっているのは違和感です。
肩や膝のパーツは3ミリ接続の別パーツになっているのでカスタマイズ遊びにも使えそう。
ただ、肩の部分は3ミリよりちょっと小さいのか、白いパーツの方を3ミリ穴に接続するとブカブカで、3ミリピンを刺すとこじ広げるような感じがありました。
ツインアイは奥まった感じになっているので、意図的に光を当てないとこんな感じには見えにくいです。
アップで見てもイケメン度は高いと思うのですが、私のは右目の下の黒いラインがずれていました。
しかしながら、こんなところまで塗ってくれているのは驚愕的なレベルですよね。
かなり小さくて目立たない部分なので個人的には問題なし。
ひと昔前のガンダム系ミニフィギュアでよくある通り、黄色や白の塗料はやや発色が悪く境目や頂点部分に整形色の青が浮かび上がっています。
ここまで塗ってくれているのは相当すごいのですが、最近のものと比べると粗い部分もありますね。
武器のない状態で全体を確認しましょう。
モビルスーツアンサンブルは弾によってプロポーションのばらつきがあり、最近では小顔化がどんどん進行しているのですが、この頃は個人的にはちょうどいいプロポーションに感じます。
裏側から。
足裏もパターンが造形されていてバッチリ塗装もされています。
あとはギャラリーで何枚か。
モビルスーツアンサンブルはバリバリ動かせるアクションフィギュアという感じではないのですが、ミノフスキードライブの存在感のおかげで飛んでいるようなポーズが映えます。
人気機体なのでしっかりとした仕様で出してもらえたのはとてもありがたいですが、やっぱミノフスキードライブの接続位置は気になります。
ここからは、MS武器セットに入っているV2バスター用パーツを装備させてのご紹介です。
特徴的な武装であるメガビームキャノンやスプレービームポッドがかなりの大きさで作られていて、アンバランスさすら感じますが、この大きなシルエットの変化がアンサンブルの大きな魅力の一つだと思います。
ふたカプセル分で1000円のミニフィギュアとしてかなりの迫力とプレイバリューを兼ね備えていると思います。
バランスが悪そうに見えますが、意外と自立の安定感があります。
ただ、古くなって関節がへたっちゃうとその限りではないでしょう。
V2からV2バスターへの換装はMS武器セット付属のパーツを利用するのですが、けっこう細かいところまで変えなきゃならないのでお手軽とは言い難いです。
バックパックと腰回りのアーマーは丸ごと交換します。
股間のブロックは共通なので差し戻してあげて、脚の横にアーマーをつけてあげてビームライフルの一部パーツを変更すれば完成です。
ビームライフルの一部交換にはこだわりを感じますし、腰回りのパーツ交換も手を抜かないという熱意を感じます。
バックパックを変えるだけで印象が大きく変わるので、お手軽に楽しみたい方はバックパックを交換するだけでもいいかもですね。
脚の横アーマーはこんな感じで接続します。
色の塗り分けまでされているのがすごい。
バスターのバックパック付属のミノフスキードライブはいっけんV2のものと同じように見えるのですが、下部の補助翼などが出ており専用の造形となっています。
ちなみに、この白い部分の接続方法も違って、ノーマルのV2のものは白いパーツから3ミリピンが伸びており、バスターのものは白いパーツのほうに3ミリ穴が空いています。
それに伴い、ミノフスキードライブの青いメインのパーツの形状も違います。
ここは共通パーツとか使い回しだろうと思っていたのでちょっと意外でした。
あとはまとめてギャラリーで。
プロポーションとして良いか悪いかや好みかどうかは別として、特徴的なパーツが十分に大きく造形されているのでメリハリと迫力がありますね。
自分的には好きな方向性です。
武器セットはV2とダブルオークアンタ専用のもののみが含まれており、汎用的なものやゲドラフのものはありません。
V2バスター用のパーツはすでにご紹介済みで、右下あたり3つのパーツがダブルオークアンタ用のパーツです。
こちらはまたダブルオークアンタの時にご紹介します。
武器セットに汎用性がなく、バックパックもV2としての特徴が強すぎるのでそのままだと他の機体に使い回すのは難しいですね。
バックパックのフレームは他のパーツをつけるための芯にするには面白いパーツだと思います。
武器セットにはダブって嬉しいものとダブると辛いものがありますが、今回に関してはダブると辛い寄りですね。
後編はこちら