MOBILE SUIT ENSEMBLEに「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」2作品に登場した「サイコガンダムMk-Ⅱ」が登場!
全高約130mmの巨大サイズで再現。モビル・フォートレス形態へ差し替え変形!【セット内容】
彩色済みフィギュア、武器、エフェクト台座一式(一部組み立て)発売年月 2024年3月20日ごろ発送予定
https://p-bandai.jp/item/item-1000200215/
価格 11,000円(税込)
商品素材 本体:PVC・ABS・MABS/台座:MABS
商品サイズ 全高約130mm
対象年齢 15歳以上
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【ご注意】プレミアムバンダイ限定商品なのでAmazonで売られている商品は正規ルートではありません。
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結構大きなパッケージで中身の大半がPCV(ゴムっぽい素材)なので重量感もありました。
アンサンブルのEXシリーズ(プレバン限定商品)はいつも通りきちんとデザインされたカラーのパッケージでそのまま店頭に並べることもできそう。
箱の裏は内容物の写真が上半分、注意書きや連絡先が下半分という感じです。
箱の側面や上部はかなりシンプルでした。
パーツ構成はこんな感じ。
頭部や胴体のメインの部分は複数のパーツで組み立て済みとなっていますが、その他はランナーから切り離して組み立てます。
組み立てで特に苦労する部分はありませんでしたが、細かなパーツも多くエフェクト類まで組み立てたら1時間ちょっとかかっていました。
モビルスーツアンサンブルのEXシリーズは組み立て説明書がけっこう不親切でわかりにくい印象があり、ぱっと見た印象は今回も同じだったったのですが、組み立てで必要なパーツが工程ごとにひとつのランナーにまとめられていることが多くてパーツ探しなどで迷うことは極端に少なかったです。
頭部はアンテナ周り以外は組み立て済みだったのですが、パーツ数を把握するためにあえて分解してみました。
結構細かく分割されていて装甲の重なりみたいなのが表現されていて素晴らしいのですが、おでこパーツなどは少し外れやすかったです。
気になるようなら接着しても良さそうな部分です。
頭部は額のセンサーが別パーツになっていて、これがかなりの極小パーツでした。
綺麗にゲート跡を処理してゆっくり指ではめて、引っかかりやズレがないことを確認したらぎゅっと押し込むみたいな組み立て方が正解だと思います。
なお、上下の違いがあるのでご注意を。(上下逆だとたぶん綺麗にはまらない)
サイコガンダムマーク2本体に、エフェクトやスタンドが付属します。
モビルフォートレスへの変形は大規模組み替え工事となり、一部はパーツを変形専用のものに差し替えることになります。
高額商品ではありますがそれに比例するボリュームと仕上がりの良さで、期待以上ではないけど期待には応えてくれるという感じでした。
組み立てるとこんな感じです。
色の塗り分けがかなり素晴らしくて、大きなサイズだからこそ精巧に仕上がっているという感じでした。
アンサンブルのサイコガンダムマークIIは「立たせるだけでもかっこいい」という商品です。
もっと言えば、アクションに期待してはダメな商品とも言えます。
通常弾のキャリバーンと並べるとこんな感じです。
ダブルゼータとかと並べたら良いんでしょうけど、ダブルゼータは通常弾でもちょっと特殊な機体(2カプセル分を合体させて組み立てる)なので、最新の通常弾のものと並べました。
通常弾の倍くらいのサイズで、特に手のひらはかなり大きく造形されています。
やっぱ巨大敵キャラにはロマンが詰まってますね!
全体を見るとこんな感じ。
肉抜きが目立つとか塗りが省略されているという部分はなくて、どこからみても隙がないハイレベルな仕上がりでした。
ご参考に足裏はこんな感じです。
股下のスラスター状の部分が開口されていないのが気になりますが、ここはスタンドの接続軸になるところなので強度重視になっているんだと思います。
お顔周りはこんな感じです。
かなり良くできていて凶悪さと不気味さが強調されるような雰囲気になっています。
おでこのひさしが大きいので目の周りに影が落ちやすく暗くなりがちなのですが、その中でカメラアイだけがギラっと光る瞬間があって、その時の不気味さは悪役面として完璧ですね。
ただ、大変残念なことに頭がほとんど動きません。
首が短いため襟足部分がいろんなところに干渉してほぼ固定のような状態になっています。
一旦抜いて干渉を避ける形で挿し直せばある程度向きを変えることができますが、その工程でいろんなパーツがぽろっと落ちちゃうので気持ちよく遊べる感じではないですね。
頭を外すと巨大ボールジョイントの両隣に変形に使う3ミリ穴が出てきます。
内側がゴールドに塗装されていて外した時は完全に隠れる部分なのに気合いを感じました。
特徴的な巨大な手は指が独立して動きますが付け根のボールジョイントだけが動いて第二関節などは動きません。
指はそれぞれ2パーツ構成なのですが、付け根の方は硬いプラ素材(ABS)で、指先の穴の空いている方はゴムっぽい素材(PVC)になっています。
指先は3ミリ穴になっているので、強度を保ちながら遊びやすい設計になっていると感じました。
接続部分が特殊軸になっていて他のMSへの流用などはできませんでした。
3ミリでもいけそうな部分だったので残念なのですが、たぶん強度的な問題があるんでしょうね。
手首の内側についている穴も3ミリより大きな穴でした。
指は付け根しか動かないので握り拳にすることもできません。
ここもちょっと残念。
私的に一番残念に感じたのは腕がほとんど動かせないという点でした。
肩アーマーがバックパックに干渉するのでそのまま動かそうとしても腕は30度くらいしかあがりません。
腕を外側(抜く方向)にずらして逃しながら動かせば干渉を避けることができるのですが、腕の接続軸がかなり短い(おそらく変形の都合で長くできない)のですぐに抜けちゃいますね。
腕を動かしたい時は腕を一旦抜いて、干渉を避けてから付け直すくらいの遊び方になります。
肘や膝も構造的にはよく動きそうなのですが90度近くで限界で、この辺りは普通サイズのアンサンブルと同じ感じですね。
股関節はサイドアーマーが動いてくれるおかげもあってめちゃくちゃ動くのですが、他が動かないのでこのポテンシャルはあまり活かしきれないです。
サイコガンダムマークIIは構造的(パーツ構成)にめちゃくちゃ動きそうな感じなのですが、そのポテンシャルが生きていない部分が多くて実際にはほとんど動かすことができません。
モビルスーツアンサンブルに可動を期待してはいけないのですが、この子も例外ではなさそうですね。
いろんな部分を接写で。
大きなサイズで塗装が素晴らしくて、ディテール等も必要十分に見栄えがある造形になっています。
可動を期待するとがっかりするけど、置いて眺めるだけというのを着地点にすればかなり満足度の高い商品かと思います。
巨大なシールドは同じもの二つを専用のパーツでくっつけています。
3ミリ穴に接続できるのでアイデア次第では面白い流用遊びができそうな巨大アイテムです。
付属のエフェクト類はモビルフォートレス形態での使用が想定されているようですが、モビルスーツ形態でも使用できます。
有線サイコミュは腕関節を差し替えて再現します。
ABS製でかっちりしたつくりですが長さ調整などはできません。
専用スタンドが付いていますが、短時間のポージングならサイコダンガムマーク2の保持力だけでキープできます。
接続パーツの根本にはブースターの噴出みたいなエフェクトが付いています。
アンサンブルのビーム系、エフェクト系の定めというか全部透明なのはいつも通りですね。
背中のファンネルエフェクトはキュベレイでみたのと同様(造形は違います)に、11個の接続点があるっぽいけどエフェクトは10個、他1個の接続点は機体にくっつける時に使う専用みたいな感じです。
11分割した円に10個のエフェクトをつけるのってなんかバランス悩んじゃいますね(笑)。
ビットは2パーツ構成で、根本側には細い丸ピンが出ていました。
これ、何かにもついていたピンなので何かと互換性があるんじゃないかと思うんですがそれが何だったか思い出せない…
手首の代わりにビームソードをつけることもできますが、モビルスーツ形態に装備させるとちょと短めに感じます。
あくまで、有線サイコミュの再現のためのアイテムというところでしょうか。
ビームソードの接続が3ミリ軸なら楽しかったのですが、前述の通り手首の特殊軸に合わせたサイズになっているので3ミリ穴には接続できません。
付属のスタンドはモビルスーツ形態でもバッチリ使用できます。
かなりがっしりした安定感のあるものなので長期間のディスプレイでも安心できそう。
本体股下のスラスターをスタンド支柱の穴に差し込む方式なので、スタンドを他の用途に流用するのは難しいかも。
あとはまとめてモビルスーツ形態の写真を。
可動は期待できないのですが、巨体とそれに比例する以上の大きな手で表現力の高い商品になっていると思います。
「立たせるだけのモデルなのにちょっと動かせる」くらいの気持ちで付き合えば満足度が高いと思います。