概要
2023年10月配信予定、『ガンダムビルドシリーズ』10周年記念映像『ガンダムビルドメタバース』より、主人公機「ラーガンダム」が“簡単組み立て×ハイクオリティ”のENTRY GRADEで登場!
■シール不要!洗練されたパーツ分割により、肩部や腰部の模様は組み立てるだけで再現可能。
■パーツ数を抑えつつも抜群の可動!自由自在にポージングが決められる。
■ニッパーを使わず手でパチパチと簡単に外せるタッチゲート仕様。【付属品】
■シールド×1
■ビームライフル×1
■ビームナギナタ×1https://bandai-hobby.net/item/5861/
価格 1,100円(税10%込) 発売日 2023年10月07日 対象年齢 8才以上
くるくる動画
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パッケージなど
アニメ新作の主人公機がENTRY GRADEで登場です。
対象年齢が8歳以上ということで、注意書き等が大きめにわかりやすく描かれています。
ランナー構成はEGガンダムの色違いのもの3枚にラーガンダム用のランナーが1枚追加されています。
ガンプラに慣れている人だったらみただけで組み立て方がわかるレベルです。
タッチゲートなのでパーツを手でもぎとってもそれなりの仕上がりになりますが、綺麗に仕上げたければニッパー推奨です。
のんびり楽しみながらだと組み立てに30分くらいかかりました。
機体説明などが書かれた組み立て説明書です。
低年齢層もターゲットになっている商品なので、ふりがなが優しいですね。
ラーガンダム
肩と腰の曲線マークと渋めのカラーリングが特徴的な機体です。
EGガンダムをベースにしているのでプロポーションも重量バランスも素晴らしく、この状態のものを遠慮なくガシガシ遊べるのは嬉しいところ。
武器はビームライフルとシールドとビームナギナタです。
ビームナギナタは長い持ち手を二つに分割してバックパックに背負わせることができます。
後述しますがノーマルガンダム本体のパーツが一式揃っているので、色違いのノーマルガンダムを組み立てることもできます。
ちょっと丸みのあるエッジが初代ガンダムのデザインにうまくあっています。
色分けは少し足りなくてシールも付属しませんが、EGシリーズのユーザーが初めて部分塗装にチャレンジするにはちょうどいいくらいの構成だと思います。
ガンダムマーカーで脛の黄色やセンサー部分の水色を足してあげるとほぼ完璧ですね。
墨入れまでしてあげるとさらに完成度が高まりそう。
アンテナの中央にある大きな太陽のようなクリアパーツが特徴的ですが、ビームサーベル等と同じやわらかクリア素材なので加工などは難しい部分です。
目の周りのパーツは意図的な隙間ができるよう造形されており、その影がちょうどいい感じの縁取りに見えるよになっています。
こういう高度な計算に基づく造形を上手に使っているのがEGシリーズのすごいところ。
腰や肩の円弧のような模様は赤いパーツの隙間から白いパーツが見えるような構造になっています。
昔なら色の省略やシールでの再現となったであろう部分ですが、今のバンダイの技術力を持ってすれば入門モデルにもこういう仕様が盛り込まれるようになっています。
塗装する時はパーツを外してから色を塗れば自動的に綺麗に色分けされるわけですし、入門モデルだからこそ嬉しい仕様かも。
可動範囲はEGガンダムと同じような感じで、超絶可動とまでは行かないけど必要十分に動いてガシガシ遊ぶには申し分がないレベルです。
肩は丸ごと上に上げられるような構造になっているので、この部分は他のキットと比べてもよく動くと感じるかも。
膝立ちもできて組み立て直後なら関節もいい感じに渋いので片足立ちも余裕です。
本体の軽さも手伝ってかなり遊びやすい印象です。
脛にはパーツの合わせ目、アンクルガートには成形上の分割線が出るなど安価なキットだからこそ妥協すべき部分もあります。
ただ、これらも合わせ目消しの入門ややすりがけの練習に最適な感じなので、作り込む人は作り込めるいい匙加減になっていると思います。
ビームライフルはノーマルガンダムのものからスコープを差し替えたものになっています。
設定ではスコープのセンサー部分が水色ですがこちらは省略されているのでこだわるなら塗装が必要です。
ビームライフルのスコープ部分の赤が差し色として目立つので造形がノーマルのものと同じでも印象が大きく変わります。
小ぶりなシールドはグレー部分と赤い部分のツーパーツ構成で、グレーの十字マークがきっちり隙間なく綺麗に表側に出てきます。
シールドは背負わせることも可能です。
ここからはアクションで何枚か。
必要十分には動いてくれて、特別脆い箇所もないので気持ちよく遊べます。
背中に背負っているビームナギナタの持ち手はちょっと外れやすいですね。
そのビームナギナタを持たせるとこんな感じ。
ビームナギナタは二分割されている持ち手をくっつけて、先にやわらかクリア素材のビーム刃をくっつけます。
素体バランスが良くビームナギナタも重くないので自由にポーズをつけられるのがたのしい。
可動範囲の広さのおかげで両手持ちも難なくこなせます。
持ち手を半分に分ければ二刀流のような使い方も可能です。
首を上下に向ける動きが少し苦手ですが、それ以外はしっかりと動いてくれるのでいろんなポーズが決まって楽しい。
おまけ:黒いガンダム
ラーガンダムはEGガンダムのランナーをそのまま流用しているので、色違いのガンダムを組み立てることができます。
シールドはありませんがノーマルガンダムに必要なパーツが一通り揃っています。
ラーガンダムのパーツをノーマルガンダムのものに差し替えると黒いガンダムの出来上がりです。
これ、めっちゃくちゃ渋くてかっこいですね。
まとめ
ガンプラの入門グレードであるEntry Gradeの組み立てやすさはそのままで、オリジナリティとプレイバリューが備わった良いキットだと思います。
頑丈なつくりなのでガシガシ遊べるし、パーツ構成も価格もお手頃なので改造や塗装にチャレンジするにもいい商品だと思います。
供給量も十分で値引き販売しているお店も多いので、これからガンプラを始める人にもおすすめです。