概要
2023年10月配信予定、『ガンダムビルドシリーズ』10周年記念映像『ガンダムビルドメタバース』より、シリーズ屈指の人気機体「ビルドストライク」新機体が“簡単組み立て×ハイクオリティ”のENTRY GRADEで登場!
■シール不要!洗練されたパーツ分割により、ディテールの色分けも組み立てるだけで再現可能。
■パーツ数を抑えつつも抜群の可動!自由自在にポージングが決められる。
■ニッパーを使わず手でパチパチと簡単に外せるタッチゲート仕様。
■各所にハードポイントを搭載。多彩なガンプラカスタマイズを楽しめる。
■付属するブースターは腕や脚にも装着可能。【付属品】
■シールド×1
■ビームライフル×1
■ソードエフェクト×1
■ブースター×1
■ジョイントパーツ×1式https://bandai-hobby.net/item/5862/
価格 1,210円(税10%込) 発売日 2023年10月07日 対象年齢 8才以上
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パッケージなど
パッケージアートが最高にカッコよくて、ストライクガンダムにユニコーンガンダムが足されたような配色のデザインが秀逸です。
パッケージの構成は同時発売されたラーガンダムと同じような感じです。
ナンバリングが「02」になっているけど、ビルドメタバースシリーズはEGブランドだけで次々とリリースされるというわけではなさそう。
ランナーはストライクガンダムのもの2枚にビルドストライクエクシードギャラクシーのものが3枚です。
ラーガンダムよりも新規パーツが多くて新キット感が強いですが、ノーマルストライクのパーツが足りないのでノーマルストライクを組むことはできません。
組み立て説明書もラーガンダムと同じフォーマットです。
こちらは「ENTRY GRADEとは??」って気持ちになるくらいパーツがたくさんで、その上なんとなく組み立ててると組み間違えちゃう部分もありラーガンダムよりも難易度が高めの印象でした。
ガンプラに慣れた人でも組み立て時間は40分くらいかと思います。(私は一部組み立てを間違えてしまって50分くらいかかった)
ビルドストライク エクシードギャラクシー
本体と付属品はこんな感じ。
コアファイターのようなブースターが目につきますが、これを背中に装備できるのも特徴です。
武器はライフルにもソードにもなる合体可能な2パーツ構成で別々に持たせることもできます。
大きなビーム刃はシールドに装着させることも可能です。
これをみただけでもプレイバリューの高さがうかがえるキットです。
撮影し忘れた付属品ですが、3ミリピンが両側に出たアタッチメントが二つ付属します。
これとは別に後述の背中に装備させる3ミリ穴ベースもありました。
体のあちこちにある3ミリ穴にいろんなものを装備させて遊ぶことを視野に入れているキット構成です。
ストライクガンダムの素体にクリアピンクや白い装甲を重ねたような構造になっています。
私はクリアパーツに心ときめくタイプの人間なので、このデザインが好きすぎて終始ニヤニヤしながら組み立てていたと思います(笑)
胸の追加装甲を外して手に持たせてみました。
ストライクガンダムのフレームに接続用の丸穴が空いていて、それを介して白い追加装甲を固定します。
これ、ストライクガンダム本来のフレームパーツが余っているのですが、穴の有無くらいしか違いがないので見た目だけで判断してぼーっと組み立ててると間違えてしまいます。
穴が開いてる方じゃないと胸の装甲を固定できなくて、ここ間違えると分解がちょっと手強いです。
私はここを間違えちゃってリカバリに10分くらいかかっちゃいました。
武器とバックパックを装備させるとこんな感じです。
肩が大きめで、後ろから見るとブースターの翼も肩と同じような逆三角形的なフォルムになるのでどちらからみても力強さのあるデザインです。
全身に散りばめられたクリアパーツの中でも肩のクリア部が特に大きいので間延びしそうなところですが、アンテナ中央部もクリアパーツになっているので機体デザインとしての統一感が出ています。
EGとはいえかなり高密度な造形になっているのがいいですね。
専用武器はライフル部分とソード部分のグリップが別々になっており、ライフル部分にソード部分を被せるように合体させることができます。
それぞれの状態で持たせたり、ビーム刃を着脱したりといろんなバリエーションで遊べる上に3ミリ穴まであるのでカスタマイズの幅が広いですね。
シールドは前面にクリアパーツが使われており、6つものパーツを組み合わせて組み立てるので情報量が高めです。
シールド上部の裏側にあるH字ピンはブースターの機種の下側などに接続できるのでここもカスタマイズの幅が広がるポイント。
シールドの両端のグレー部分はボールジョイント接続になっていて、3ミリ穴の空いたブロックが付けられています。
引き出すと多少動かすことができるのでこの3ミリ穴に接続したものの表情づけにもつかえそう。
シールドだけでもカスタマイズの幅が広めです。
ノーマルストライクガンダムの余剰パーツはこんな感じでした。
膝のグレー部分と胸のフレームと頭部のフレームが余ります。
胸のフレームはつけ間違えるとリカバリがめんどくさいのでご注意を(2回目)
ビームライフルは余剰パーツ扱いだと思いますがそのまま武器として使えるので嬉しい。
想像よりもしっかりとしたつくりだったブースターはコアファイターのように戦闘機に変形します。
スラスター部分も細かく造形されていてプラモ初心者向けのEGっていうことを忘れちゃいそう。
パーツ構成が結構複雑でピンの収納ギミックがあったりあちこちに3ミリ穴が開いていたりとカスタマイズの幅が広いパーツです。
翼も3ミリピン接続なのでビルドストライクエクシードギャラクシーだけでかなりカスタマイズ遊びが捗ります。
ビルドストライクエクシードギャラクシー本体もあちこちに3ミリ穴が開いていて、肩については垂直と水平に穴が開いているのでいろんなものをつけて遊べそう。
背中はストライクガンダムの素体に準じて接続軸が奥の方にあるのですが、この構造はカスタマイズ遊びには向いていません。
ということで、カスタマイズ遊びを捗らせるための3ミリ穴やCクリップ用の軸がついたアタッチメントパーツが付属しています。
バリバリにカスタマイズするにはこのパーツが有能すぎてめちゃくちゃありがたい。
このパーツ無限に欲しい…
可動も優秀で長い脚でも膝立ち可能です。
個体差かもしれませんが肩のボールジョイントが抜けやすいのと、肩アーマーの接続が固くて動かしにくいのとが重なって動かしていると腕がスポスポ外れやすい(崩壊しやすい)のが気になりました。
EGストライクの足首の構造がおもしろくて、めちゃくちゃ稼働範囲が広いけどスリッパみたいに見えるのが好き。
専用武器のビーム刃はライフルにもシールドにも装着させることができます。
ソード用の持ち手を握らせれば剣のようにも使えるので遊びの幅がすごい。
ノーマルストライクのビームライフルもついているのでなかなかの重装備です。
あとはギャラリーでまとめて。
そのまま組んでもめちゃくちゃかっこいいのですが、クリアパーツの裏側にシルバーを塗ったり墨入れしたりで見栄えがさらによくなりそうです。
このお値段でこの満足度はいい意味で異常ですね。
まとめ
ポテンシャルの高いEGストライクガンダムを素体にしながら、イメージがガラッと変わるクリアパーツを全身に散りばめられた美しいデザインがとても魅力的です。
それに加え豊富な3ミリ穴やカスタマイズパーツの汎用性の高さなどから遊びの幅がめちゃくちゃ広い商品です。
EGのメインターゲットであるガンプラ初心者が最初の一体にすればこれだけでかなり遊べるし、3ミリ規格の追加パーツ類をちょっと買うだけでカスタマイズ遊びがさらに捗ります。
一方でガンプラ中級者以上が手を加えるとよりカッコよく化けそうなポテンシャルも秘めていて、どのレベルの方でも楽しめる神キットの部類になりそう。
肩周りの構造の窮屈さとボールジョイントの抜けやすさが気になりましたが、そこを受け入れることができればめちゃくちゃ満足度の高いキットだと思います。