[レビュー]ガシャポン戦士NEXT11
2012/12/21 - ホビー, レビュー( バンダイ , ガンダム , おすすめ度★★★★★ , 旧ブログ移行記事 , ガシャポン戦士 , ガシャポン戦士NEXT )
この記事は過去に使用していた別のブログサービスから移行してきた物です。
内容が古く写真等も小さいですが昔のものの記録としてお楽しみください。
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今年最後のガシャポン戦士NEXTは初代ガンダムとクロスボーンガンダムが中心です。
リメイクされた初代ガンダムと、人気機種のクロスボーンガンダム、いくつあってもうれしい量産型ザクにマニアックな人気を持つガンセイヴァーZと是非ともフルコンプしたいラインナップです。
まずは、50個中のアソート比率とカプセルの色です。
白・・・クロスボーンガンダムX1(5/50)
紫…クロスボーンガンダムX2改(5/50)
黄…ガンダムVer.2(10/50)
黒…ガンダムVer.2(リアルタイプカラー)(10/50)
緑…ザクⅡ(10/50)
青…ガンセイヴァーZ(10/50)
ガンダムがハーフアソートかと思いきや、人気のクロスボーンガンダムをハーフにもってくるとはさすがに意地悪すぎませんかね…
■クロスボーンガンダムX1
商品化が発表された当初からマントがどんな感じになるのか気になっていたのですが、マントの造形・構造も含めて驚くほどのハイクオリティで仕上がっています。
1/10という厳しいアソートですがこれは少々苦労しても手に入れたい・・・
気になっていたマントの構造は左右を分けてそれを肩にかっちり固定する方式でした。
造形がシャープでそれがカッチリと肩に収まって、それでいて案外と自由に動くのは驚きです。
これ、手に取らないと伝わりにくいけどホントすごい!
多少の塗り足らず、はみ出し、塗料の飛び散りがあるものの、胸のタンポ印刷エンブレムや顔の隈取などもバッチリ決まっていてかなり手が込んでいる様子です。
スラスターはふたつのパーツをはめ込む方式ですが、接続部がゆるい(軸が短く丸っこい)ためポロポロと取れやすいです。
分割させる意味はないのでここは接着してしまっても良いかもですね。
すごく良い商品なので意地悪排出率の壁を乗り越えてぜひ手に取ってもらいたいです。
■クロスボーンガンダムX2改
こちらは、黒いほうのクロスボーンガンダムです。
マントの代わりにスタンドが付属し、武装とアンテナとカラーリング違いとなっています。
これは顔の塗りがかなり粗かったです…
マントがないので肩関節がかなり目立ちますが、X1のマントを流用して装備させることも出来ます。
マントを流用すると腰が抜けるほどカッコイイ!
悪役っぽさがすごく強くてこの状態で並べるためにもうひとつX1が欲しくなる!
ランスはツーパーツ構成ですが、接続部が折れてるようでかなり短かったです。
今回のNEXTは封入ミス(両方が右手だったり・・・)、後述のザク2のペイントミス、素材不足による成形不良などエラー品の報告が多いです。
こちらが200円の商品に求めすぎでスルーすべきことなのか、そういうことを気にしない人がメインターゲットにされている商品なのか、飲み込みどころがわからない状況になっています。
■ガンダムVer.2
第一弾でリリースされた初代ガンダムがリニューアルされました。
シリーズも11弾目に突入ということで、途中から集め始めたファンの方に初代ガンダムを手に入れる機会を与えてくれたという感じでしょうか。
新規ユーザーの開拓はシリーズ継続にとって重要なことなので歓迎したいところです。
こちらは適度にモールドが増やされ、最近のNEXTのスタンダードなプロポーションでまとめなおされています。
最近のNEXTはどんどん小さくなっていっているのでその辺のサイズに合わせて小さくなったガンダムとも言えます。
武装がバズーカとなっているので、二体ゲットしてツインバズーカにしちゃいたいですね。
私が入手したものは、左目に大きなごみが付着した状態で塗装されていて非常に残念な結果になっています・・・
シールドの裏も密度の高い情報量で◎!
バズーカの発射口をもう少し掘り込んで欲しかったかな?
せっかくなので第一弾のガンダムとの比較をしましょう。
今見ると第一弾は発色が悪くくすんでいて、特に赤が濃いエンジになっていますね。
リニューアル版は明るい発色になっていますが、サイズはひとまわり小さくなりましたね。
横向きで見れば分かりやすいのですが第一弾ではのっぺりしていた顔がひさしの延長で立体的に見えるようになりました。
第一弾を手にした時は感動したものですが、いま見るとだいぶ見劣りする部分が出てきちゃってますね。
■ガンダムVer.2(リアルタイプカラー)
ノーマルタイプのリペイント版です。
プロトタイプガンダムではなくリアルタイプカラー版です。
ビームサーベルが曲がっているのはもともとこういう仕様なのかな?
なんかちょうど良い曲がり方だったので修正せずにそのままです。
黒に赤い塗料が飛び散っているのがちょっと残念・・・
■ザク2
こちらはリニューアルではなく第一弾のリペイントです。
造形的にはアンテナが無くなり、武装がザクマシンガンになり、股間ジョイントがスタンド対応になっている点が第一弾と違う点です。
したがって、首はボールジョイントではありません。
第一弾と並べて気づいたのですが、ひざ部分のペイントミスが・・・
本来、ひざが黒になるはずなのにスネに当たる部分がペイントされています。
手持ちの物を確認しましたが全てそのようになっていたので個体差ではなさそう・・・
ちょっと配色が明るいかなとは思いますが、量産型ザクはいくつあっても嬉しい機体です。
■ガンセイヴァーZ
GアームズのキャラクターであるガンセイヴァーZがリリースされたのは嬉しすぎる!
かなり好きな機体なので立体化だけでも嬉しいのですが、なんと飛行形態に変形もしてくれるのです。
造形的には新しい解釈が見えますがめちゃくちゃカッコイイ!
こちらもスタンドつきです。
青い成形色の上に白を塗っているので発色が悪く、ムラが目立ちます。
バックパックからの翼の接続部が少々弱くポロポロ落っこちちゃいます。
干渉する箇所も多いのでポージングには少しコツがいるかも。
銃身の長い武器を装備しているので迫力あるポージングが可能です。
変形のためにシールドの裏には二箇所穴が開いていて、好みに合わせて装備位置を変更できますが効果は薄いです。
こちらが変形後の姿です。
もともとSD体型でデザインされたものなので変形の違和感がなく余剰パーツもなく綺麗にまとまっています。
変形の仕組みが分かりやすい写真を1枚
ガンセイバーZの立体化はとても貴重なので歴史を紡ぐ意味でも手に入れておきたいですね!
第11弾となりましたガシャポン戦士NEXTですが、相変らず造形はすばらしいのですが塗装の仕上げが荒い部分も目立ちます。
そして、アソート率にかなりの悪意を感じるようになってきました。
クロスボーンガンダムのハーフアソートは辛すぎますね…
でも、クロスボーンガンダムやリアルタイプカラーガンダム、ガンセイヴァーなど文句なしにカッコイイラインナップだったので大満足です。
フルコンプしてるのにまた回しちゃいそうです・・・