[ご注意]
モビルスーツアンサンブルEXシリーズはプレミアムバンダイの受注販売限定品です。
本記事ではAmazonの商品リンクなどを貼り付けていますが、これらの商品は定価を大幅に超えて出品されている場合があります。
インターネットでご購入される場合はお値段を十分ご確認の上で購入を検討ください。
発売日 2022年6月22日発送品
販売価格 5,500円
製品素材 PVC・ABS・MABS
サイズ 全高約65mm
対象年齢 15歳以上
私の経済力でプレバン商品に毎回つきあってたら毎日三食のご飯が食べられなくなっちゃうよと思いながらも、このところかなりコンスタントに買ってしまっており今回もキュベレイセットと一緒に予約しちゃいました…
この商品が発表されたときは(通常弾のダブルゼータがおよそ1,000円なので)「アーマーが4,500円、高すぎる」などの声もちらほら上がっており私も似たような感想を持っていましたが、フルアーマーZZはかなり好きなモビルスーツだったので勢いで買っちゃいました。
お値段を考えなければなかなか良い商品なので少しづつじっくりとみてまいりましょう!
いつも通りバーコードまでついていて店頭でそのまま販売できそうな感じです。
後ほどお話ししますがパッケージ写真のハイパーメガカノンを抱えている写真はインチキです。
中身はフルアーマー部分だけピックアップしてご紹介です。(一部ノーマルZZのランナーがまざちゃった)
ZZの仕様は通常弾とごく一部の色を除いて同じなので詳しく知りたい方は通常弾の方をご確認ください。
ZZのランナーはごちゃっとまとめてご紹介です。
ダブルゼータのパーツはコアファイターも含めてフルで入っているのでコアトップやコアベースに組み替えて遊ぶこともできます。
通常弾では武器セットに入っていたビームサーベルや持ち手、平手もついてきます。
ダブルゼータの最大の罠である「ランナーと間違えて捨てちゃいそうなダブルビームライフルの持ち手」も健在なのでご注意を。
そして思い出したのがダブルゼータは腕の付け根がボールジョイントだったんですよね。
まずはダブルゼータの素体に注目しましょう。
左が通常弾で右がフルアーマーZZ付属のものです。
写真だと分かりにくいのですが白が明るくなった一方でアンテナの黄色は赤みがかってオレンジ寄りになりました。
通常弾では膝横のスラスターなど「ここも塗ってくれてたら最高なのに」と感じる箇所があったのですが、プレバンバージョンでも追加塗装はナシです。
ダブルゼータの出来がものすごくいいのでこれ単体でプレバンでもおかしくないんですよね…
本体の成形色の白が強くなったのですが、腕や腰のペイントの白い塗料は通常弾と同じくちょっと青緑がかったもののままだったので色が浮いちゃっています。
なんか「うわぁ!ここの色があわなくなっちゃった。でもまぁいいか、出荷しちゃえ!」って声が聞こえてきそうな詰めの甘さですね…
フルアーマーダブルゼータにするためにはダブルゼータの素体をこの状態にしなければなりません。
この写真ではフロントアーマーは強化型のものに差し替え済みです。
この状態でも割とかっこいいモビルスーツに見えるのですが、ノーマルのダブルゼータからフルアーマーにしようと思うと意外と差し替えが多いですね…
この素体にこれからたくさんのパーツをくっつけてゆきます。
肩の上側パーツも強化型のものに変えて、あとは装甲をつけてゆきましょう。
うぉぉぉぉぉ!!!!!!
めっちゃくちゃかっこいい!!!!!!
厚みとボリューム感が増しているけどプロポーションが破綻していないのは差し替え多用のおかげですかね?
個人的には多少プロポーションが破綻しても差し替えなしでそのまま装甲を重ねるタイプの方が楽しいと感じるのですが、今回のダブルゼータのように人型を保ったままの差し替えならギリギリ歓迎ラインです。
(ヴァーチェみたいに分解して胸パーツ差し替えみたいなのは歓迎できない)
モビルスーツアンサンブルはアクションフィギュアではないという建前があるにしても、フルアーマーダブルゼータの動かなさはなかなかのもので、肩アーマーがバックパックに干渉するのでそのままだとほぼ動かないです。
動かしたかったらバックパックの接続を外して浮かせやらなきゃダメです。
ハイパーメガカノンも遠慮ない巨大サイズで作られていてかつ造形にスタイリッシュさもあって素晴らしいです。
パーツ数も多いのでそれに比例して情報量も素晴らしいです。
かなりの大きさなのですがバックパックの結構高い位置に接続されています。
この状態で自立余裕なのがすごいのですが、足首がヘタったらスタンド必須でしょうね。
ところが、このハイパーメガカノンはパッケージ写真のようにバックパックに接続したまま手に持たせられるような構造じゃなさそうなんですよね…
バックパック側の接続部分の付け根も一緒に倒れてくれないと到底手が届きませんね…
腕を上げれば何とかなるのかなとも思いましたが、そもそも肩が引っかかって腕が前に出ない構造なので腕を上げることなんてできない…
たぶん、パッケージ写真もこんな感じでバックパック接続パーツの根本の部分を外してしまって、「倒れているように見える角度の写真」で誤魔化していますよね。
めちゃくちゃかっこいいからどうでもいいんですけど、ちょっとしたパッケージ詐欺じゃん笑
バックパックのミサイルポットが開くのがとても嬉しいのです。
ミサイル部分はまとめてワンパーツでできているのですが、ここのパーツの色が赤だったら弾頭が全部赤になってくれるのでもっともっとよかったなという気持ちも…
ミサイルポッドはお馴染みの3ミリ軸での接続なので組み替え遊びが捗ると思います。
胸のミサイルポッドも開くのですが、ハッチが小さな軸での接続で受け側が柔らか素材なのですぐにへたっちゃいそう。
小さな部分なので無理もあるけど胸ミサイルのモールドはまぁまぁだるいです。
雑味がある部分ですが開閉ギミックとかめちゃくちゃ好きなのでこれも歓迎です。
ビームサーベルがついているのは嬉しいけど通常弾と同じなので透明仕様です。
色付きならもっとよかったのになぁ…
あまり動かないけどめっちゃくちゃかっこいい!
フルアーマーZZの胴回りのアーマーは上半身分と下半身分が分割しているので腰が回るのかと思ったのですが、そもそもダブルゼータ自体腰が回らない仕様なので無理でした。
ダブルゼータはバックパックが大きいので、お尻と背中に接続するので腰は回らないですね。
お値段を考えると楽しく触った後でも「高いなー」とは思っちゃうのですが、お値段を考えなければ最高です。
でも、この「高いなー」ってすでに私がダブルゼータを持っているからであって、ダブルゼータを持っていない人はクオリティの高さとプレイバリューのでかさに驚いちゃうのでは?
「ダブルゼータが千円なのに…」って意見もありますが、そもそもこのクオリティとギミックのダブルゼータがたったの1,000円というのもおかしいですよね。
腕や足のアーマーは共通の関節にある穴に接続するので他の機体にも流用できます。
手近にあったG3ガンダムに適当にくっつけたけどテスト機って感じがめちゃくちゃ出てかっこよかった!
通常弾のものと肩アーマー、フロントアーマー、バックパックが違うものです。
組み立て説明図だとノーマルのダブルゼータのバックパックを使うように指示されていましたが多分間違いですよね?
ということで、こちらの写真はフルアーマーZZについていた大きい方のバックパックを使っています。
強化型ダブルゼータを見るたびに「もはや誤差なのでどっちでもいい」って思っちゃう私は今回もそのように感じました。
通常盤(左)と比較です。
誤差とか言っちゃったけど見比べると結構違いますね。
おまけで強化型コアベースです。
ミサイルポッドが開くのがいいですね!
おまけで強化型コアトップです。
アンサンブルなので肩アーマーに空いている穴にいろんなものをくっつければアレンジを楽しむこともできます。
ちなみに、ダブルビームライフルの銃身がほんのちょっとだけ違うものが二つ入っていました。
並べてじっくり比べないと気づかないのですが、片方がほんのほんの少し小さくて接続ピンの位置や一部のモールドが違うものでした。
フルアーマーダブルゼータにして腕にマウントさせた時のバランス調整だと思うのですが、ここにこだわりコストをかけるならもう少し他のところにこだわってほしかったなという思いもありました。
砲身まで入ってたらありがたかったんですけどねぇ。
詰めの甘さを感じる部分はありますが立たせているだけでもかっこいい素晴らしい仕上がりだと思います。
アンサンブルなので可動に期待できないとはいえ、フルアーマーにすると肩なんてさっぱり動かなくなるのでアクションガシガシは期待しないほうがいいですね。
ところで、SDGsの波って敏感な人はおもちゃやプラモデルをターゲットにしてくると思うんですよね。
アンサンブルファンしか買わないような商品で、アンサンブルファンであればすでにダブルゼータを持っている人も多いであろう中、抱き合わせ商法のような形で無駄にもうひとつくっつけるのはあまりSDGsじゃないですよね。
受注販売なので在庫コントロールも難しくないと思うので、フルセットとアーマーのみの2タイプ展開とかしてくれても良さそうな気がするんですけどどうですかね?
クオリティに関しては大満足なんですが、お値段と販売方法に少しもやもやしてしまいます。
ダブルゼータを持っていない人にはめちゃくちゃおすすめ、持っている人に対してはフルアーマーが好きで金額を気にしないのであればおすすめという感じでした!