バルキリーII+SAP
(ネックス・ギルバート機)[前編]
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2013/2/28 - ホビー, レビュー( バンダイ , ガンダム , おすすめ度★★★★☆ , 旧ブログ移行記事 , ガシャポン戦士 , ガシャポン戦士NEXT )
この記事は過去に使用していた別のブログサービスから移行してきた物です。
内容が古く写真等も小さいですが昔のものの記録としてお楽しみください。
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2月下旬に発売されたガシャポン戦士NEXT12についてご紹介します。
今回は全てガンダムUC関連のキャラで、6種類中5種類がユニコーンガンダム関係です。
まずは、50個中のアソート率についてです。
黄(10/50) ユニコーンガンダム(デストロイモード) Ver.2
白(10/50) ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)
黒( 5/50) バンシィ・ノルン(ユニコーンモード)
緑( 5/50) バンシィ(ユニコーンモード)
紫(10/50) ローゼン・ズール
青(10/50) 騎士ユニコーンガンダム(マスクドモード)
バンシィたちがハーフアソートになっています。
ここ最近、よろしくないアソートが多かったので安心・・・といいたいところですが、ハーフアソートも十分厳しいですよね・・・
第一弾、第三弾で発売されたもののリメイクです。
サイコフレームの赤い部分の塗装が軽いメタリックになっていて小さな面積の塗装でもかなり存在感が有ります。
左掌が開いているので表情がつけやすく、ビームサーベルを持つような仕草もできます。
新旧をざっと比較するとこんな感じです。
・新しいものは腰のサイコフレーム部が塗装されたが、腕の部分の塗装が省略された。
・新しいものは角の裏まで黄色になっている・・・(ユニコーンモードを考えれば角の裏は白が正解)
・新しいものはアンテナのおでこ部の黒い部分が塗られていない。
・新しいものは顔つきがシャープになり、武装が大きめになっている。
・古いものはつま先が紺色寄りの色味だが、新しいものは黒寄りの色味になっている。
・シールドとガトリングガンの径が違うので新旧での付け替えができない。
塗装に関しては、腰の部分以外は古いもののほうが良かったです。
特に、角の裏が黄色ってのはユニコーンガンダムとしてはNGじゃないでしょうか・・・
ユニコーンガンダムのユニコーンモードが初立体化です。
写真で見たときは、設定どおり真っ白で塗装コスト軽減のために作ったコスト調整商品かなって印象をもっていましたが、実際に手に取って見てみるとモールドの情報量がすばらしく造形もかなり良い感じです。
ユニコーンの角がしっかりと大きめに作られているので凄くカッコイイです。
今回のデストロイモードと比較すると腕だけが共通パーツで足もよくみるとモードの違いが再現されています。
流用パーツが多いから商品化しやすいのかななど思っていましたが、ほぼ新規造形の気合いの入った商品でした。
ハーフアソートのこの商品は、他のユニコーンモードの機体と共通のパーツが多いです。
凶悪な一本角と、背中のアームドアーマーのボリューム感がすごい!
アームドアーマーは左腕に装備することも出来ます。
造形がとにかく凄くて、後頭部と則頭部の間にある薄い突起など凄く細かく丁寧に再現されています。
こちらは、ノーマルバンシィのユニコーンモードです。
左腕がクローになっており、右腕にはビームキャノンが装備されています。
ノルンもこちらも武装がビームサーベルというのがちょっと残念です・・・
左手のクローが開閉できるのが地味にうれしいです。
それ以外基本的にはノルンと同様の造形でした。
商品写真を見たときは、「なんかえらいスタイル悪いなぁ・・・」って思ったローゼン・ズールですが写真写りが悪かったのか、実際の商品はそんなことなくとてもカッコイイ!
細かな造形、パーツ分割、エンブレーミングの丁寧な塗装など見所たっぷりで今回一番気に入ったのがこれ。
ほんと、これは写真の印象で損してると思う・・・
気づきにくいのですが、バックパックのビットみたいなのがちゃんと外せます。
こんな小さなパーツにギミックを仕込んでくれるなんてほんとどうかしてますね!(褒めてます)
パーツも細かく分割されていて、デザイン的に珍しいのはひざの突起部分です。
かなりしっかり飛び出しているので存在感があります。
腕に関してはツメブロックの部分が別パーツなのでその部分だけ外して遊ぶこともできます。
しかも、小さめのモノアイブロックも別パーツにすることで可動式になっています。
なんでこんなに気合いが入ってるの??
モノアイブロックはデザイン上、首のボールジョイント受け部分と干渉してしまい可動範囲が小さくなっています。
この小さな可動範囲でモノアイの移動を効果的に見せるためか、モノアイはモノアイブロックの中心よりずらされてプリントされています。
写真のモノアイブロックは裏返しているので、実際には左寄りにプリントされていて、左寄り目は出来るのですが右寄り目は出来ない使用になっています。
可動範囲はこんな感じで右側を見るのは苦手です。
微妙な仕様って思っちゃうかもしれませんが自分は作り手の努力が感じられて感動すら覚えました。
これは是非とも手に取っていろいろ遊んで欲しいです。
今回初めて見た機体がこの騎士ユニコーンです。
なんとなくランスロットに見えちゃうのは主に配色のせいですかね?
マントが水平に装着されるのが斬新です。
ごつい剣、ごついシールド、マントに髪飾りとアクセントの多い機体なのでちょっとの動きでもポーズ映えする面白い機体です。
頭部がそのまんま動物のユニコーン風になっているのもいいですね。
角の先が薄くて細すぎてぺろんと曲がっちゃうのが難点です。(お湯で補修してもすぐに曲がっちゃう)
面白かったのが、マントの接続方法です。
右側だけの一軸接続だったので、マントの角度をかたむけることができ、風になびいてるような表現が可能です。
これは軽量で小さな商品だからこそできるシンプルなアイデアだけどなかなか効果が高くて面白いです。
ラインナップだけをみた時はユニコーンに偏りすぎていて否定的な印象を持っていたのですが、手に取ってみるとどれも完成度が高くて大満足でした。
特にローゼン・ズールはNEXTシリーズの傑作の一つだと思います。
バンシィのハーフアソートがコレクターとしては残念でしたが、そんなことどうでも良くなるくらい全体のクオリティが高かったです。
今回も、すぐに売り切れそうな感じなので、見つけたらぜひぜひ一度はガチャしてみてください!