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[レビュー]ミニサイズフィギュアの撮影でiPhone13Proのカメラを比較してみた
(15分くらい触っただけの感想)

2022/1/11 - ブログ

iPhone13Proを買ったよ!

いままでモビルスーツアンサンブルなどをレビューする時は自分のスマホのiPhoneXRのカメラを使っていました。
NIKONの一眼などいくつかカメラは持ってはいるのですが小さなものの撮影に適したレンズを持っておらず、それで一生懸命セッティングして撮影した写真でもiPhoneXRで撮影した写真でも大差のない仕上がりになっちゃうので、小物を撮影するときは一眼を使わないようになりました。

ただまぁ、他の方々の写真を見ているとやはりきちんとしたカメラと環境(光源や撮影ブース)で撮影した写真は素晴らしくて、自分も少しだけ写真にこだわりたいなと思っていたところ2センチの近接でも撮影できるiPhone13Proが発売されたじゃないですか…
発売日からずっと気になっていたのですが、愛機であるiPhoneXRが全然元気で小物撮影時のカメラ性能以外はなんの不満もなかったので購入を見送っていました。
しかし、友人が「急に新しい携帯が必要になって、今ならそのiPhoneXRを3万円で買い取るから買っちゃいな!」(私のXRがとても状態が良かったのでわりと高額な提案)と背中を押してくれたので衝動買いに近い状態で買っちゃいました。

そんな経緯で、iPhone13Proで初めて搭載されたマクロ撮影レンズ等がミニサイズフィギュアやプラモデルの細部の撮影でどれほど役に立つかというのを撮り比べしてみました。
比較するスマホカメラは前の愛機であるiPhoneXRです。

iPhone XR 2018年8月発売 8万4800円から
iPhone13Pro 2021年9月発売 12万2800円から



iPhoneXRはある意味廉価モデルで、iPhone13Proは名前の通りプロクリエイターをターゲットにした上位モデルなので単純比較は意地悪な気がしますが、高額商品の購入を自分で納得するための個人的な言い聞かせ比較なのでご容赦ください。

iPhoneXRの名誉のためにここでフォローしておきますが、iPhoneXRはお値段を考えるとめちゃくちゃいい端末でした。
私の中でカメラに関する特殊な需要が発生していなければあと1〜2年は使い続けていたかもしれません。
2年以上使っているのにバッテリーの健康状態が89%とかびっくりでした!

比較写真

写真はいずれも完全無加工で色味すら調整していません。
食玩のようなミニサイズフィギュアやプラモデルなどの撮影は光源の設定が命ともいえ、写真の良し悪しの半分以上が光源設定で決まるとは理解していますが、今回はあえて蛍光灯がわりに使っているLEDライトのみで撮影しています。
背景の紙はただのA3コピー用紙です。(シワがある)

被写体はガシャポン戦士NEXTプレミア04のガンダムとビグザムです。

なぜこのチョイスかというと単純に手元にあったから。
できるだけ同じような写真撮影を心がけましたがレンズ位置の違いなどによる差異があることをご容赦ください。
また、普段なら背景が足りない部分は消し込んだり削ったりするのですが今回は完全無加工でやると決めたのでそのまま掲載しています。

iPhoneXR
iPhone13Pro

ガンダムとビグザムのバトルシーンをイメージしたレイアウトで、手前のビグザムにフォーカスを合わせた写真です。
全体的なクッキリさはiPhone13Proですね。
iPhone13Proはレンズが大きな分、少ない光量でも明るく撮影できるという特性があってそこの差も出ているようです。
ただ、iPhone13Proはクッキリしすぎたぶん良くも悪くもおもちゃっぽさが強調されてどちらがいいとは一概に言いにくいです。

iPhoneXR
iPhone13Pro

同じ構図で奥のガンダムにフォーカスを合わせた状態です。
iPhone13Proは手前のビグザムのディテールもある程度捉えています。
これに関してはどっちも「そういう写真」という感じなので、並べて見比べなければ大差がない写真と言えるかもしれません。

iPhoneXR
iPhone13Pro

ビグザムが全体的に収まるように正面から撮影しました。
かっこいいですよね。
iPhoneXRは写真が暗くなっていて、iPhone13Proは明るく撮れています。
撮影時にカメラの明るさを変更すれば明るさに関してはどちらも大差なくなるのですが、今回はとにかくそのまま撮ってみるがテーマなのでこんな感じで。

iPhone13Proは撮影した直後に自動的に補正が走ってキュッと画質がシャープになります。
こういうフィギュアとかを撮影するとフォトショでアンシャープマスクをかけすぎた時みたいなわざとらしいシャープさに見えることもあり、被写体によっては賛否が分かれそうです。

iPhoneXR
iPhone13Pro

近づいて近づいて頭部(?)周辺を撮影しました。
ここでiPhone13Proのマクロ撮影の力が明確になりますね。
iPhoneXRでは近すぎてフォーカスが合わないのですが、iPhone13Proでは装甲表面の梨地っぽいのまでギリギリ撮影できています。
ただ、iPhone13Proの自動加工によるシャープさがわざとらしくなっていて、モノアイの前のピラーの端っこのバリが実物を肉眼で見た時よりもおかしな感じで強調されています。

iPhone13Proをまだ使いこなせていないのですが、接写の撮影に関しては設定やライティング等を変えればもっと能力を発揮してくれそうです。

iPhoneXR
iPhone13Pro

ビグザムだとわかりにく点もあるのでガンダムも撮影してみました。
並べてみるとけっこう被写体サイズが違ったのでご参考程度に。
このサイズのガンダム系モビルスーツは大量生産時の色の塗り分けも困難で塗装事故を起こしていることが多々あります。
どちらも被写体が暗いながらもその辺の塗装精度まで確認できるくらいの繊細さです。
写真の明るさを調整した時にiPhone13Proの方が細かいところがシャープに出てきそうかなという印象です。

iPhoneXR
iPhone13Pro

こちらも被写体のサイズが違うのでご参考程度に。
iPhoneXRの方はちょっと近すぎてフォーカスが合わなかったかもしれません…
ただ、何枚か撮影した中で中間値はそれぞれこの1枚という感じだったので、iPhone13Proの方が若干頑張ってくれてるのかなと思います。(高い買物だったのでそう思いたい)

こちらは先ほどの写真のiPhone13Proの方を明るさだけ調整したものです。
ちょっとシャープさが足りないと感じますが、明るさ調整だけでこれくらいになってくれるのはとても助かる…

RAWで撮影したもの

iPhone13ProはRAWで撮影することができます。
RAWはデータ容量が大きくなっちゃうけど色味等の調整が全く行われていない状態で保存され、そのぶん後からの色味調整が楽になるというメリットがあります。

被写体はビルドモデルガンダムです。

2015年に発売されたものなようですが、いつの間にか手元にあって気に入ってずっと机に飾っていたものです。
だいぶ埃をかぶっています。

ちょちょっと明るさや色味を調整したら柔らかい中にもシャープさがあるいい感じの画質になりました。
色味を調整する前提であればiPhone13ProのRAWモードでガシガシ撮影するのがいいかもしれません…

まとめ

iPhone13Proのカメラを15分程度使って私が感じたことをぶっちゃけで書きます。

・カメラが良くても光源や撮影環境が整っていなかったら無理(カメラに手を出す前にその辺の技術を頑張ろう)

・小さいフィギュアの適切距離での撮影ならXRもiPhone13ProもWEB掲載レベルなら劇的な差がない(見比べればわかるけど)

・マクロ撮影は近づくことで影ができちゃうのでもっとライティングを工夫しないと実力を発揮しにくい

・マクロ撮影よりも、離れたところから光学ズームで拡大して撮影することにポテンシャルを感じた。自分の影も入りにくいしお手軽撮影ならこっちの方がいいかも。

・撮影後の写真に自動で加工が入るのがいいのか悪いのかちょっと判断が難しい

・撮影後のフォトショでの調整の手間はけっこう減りそう

ぶっちゃけ、ミニサイズのフィギュア撮影に関して言えば現段階の感想だと「12万円以上払って買い替えたほどの恩恵が見えにくい」という感じなのですが、設定やライティングや環境を整えればかなり化ける可能性があるなと思っています。
今回は全く触れていませんがポートレートモードや夜間撮影は本当にびっくりするレベルで、意図せぬ面白い写真が撮れるというのも楽しい点です。
このレベルのカメラをポケットに入れて歩けるってのは技術の異常事態なのかもしれません。
「スマホについているカメラ機能」が「スマホ機能付きカメラ」に変わった瞬間がiPhone13Proなのかもしれません。

今後、ブログでおもちゃやフィギュアをレビューするときはiPhone13Proを使ってゆきますので、写真クオリティが上がっていくようであれば「iPhone13Proだとこんな感じで撮れるのか〜」とご理解いただければと思います。(撮り溜めてまだ書いていない記事もたくさんあるので例外もあるかも)

ほんと、ポテンシャルは高い素晴らしいカメラ(?)だと思うので頑張って使いこなせるように勉強します!

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