この記事は過去に使用していた別のブログサービスから移行してきた物です。
内容が古く写真等も小さいですが昔のものの記録としてお楽しみください。
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2013年2月9日に発売されたBB戦士デルタプラスをご紹介します。
着実に値段が上がり初めているBB戦士シリーズですがデルタプラスの定価は1,260円となりました。
安めのHGシリーズに並んじゃいましたね・・・
ガンダムUCに登場する人気の機体ですがBB戦士では変形と付属のベース・ジャバー型ベースがセールスポイントになっています。
最近のBB戦士シリーズに準拠したプロポーションで足が長い3頭身スタイルです。
SDながらディテールもがんばっていて、装甲の重なりを感じさせるような表現となっています。
白い部分と肩の黒い部分とおでこカメラがシールですがそれ以外は成形色での色分でなかなか良い感じ。
元がシンプルなカラーリングではありますが、コックピットハッチや腰の紺色部分など小さなパーツで色分けしてくれているので機体の密度を感じることができます。
目がクリアレッドのバイザーの下に見えるのも良い感じ。
バインダーは変形ギミックの関係でボールジョイントと付け根の2軸で可動しいろいろな角度で表情づけができます。
アクションに関しては設計自体は良好なのですが、後述する問題点の関係で肩の保持力が低くビームライフルを構えても3秒くらいでたらんと下がっちゃいます。
クリアスタンドとベース・ジャバー型ベースがついているのでディスプレイの幅は豊富です。
残念ながら今回もビームサーベルは単色です。
クリアパーツが使われているのでそれと同じ色でも良いからクリア素材で作って欲しかった…
ベース・ジャバー型ベースには余剰パーツを収納できます。
頭の収納を諦めて割り切ってるところも好き。
目はレジェンドBBと同じ仕様で頭パーツを外せば裏表ひっくり返して表情の違う目を選択できます。
デルタプラスの場合は、目玉なし、目玉ありの二種類のみ(他の商品のように瞳の位置違いシールはない)でその時の気分で好きなほうを選んで遊べます。
ヘッドパーツの径はレジェンドBBと共通なのでヘルメットを変えて遊ぶこともできます。
デルタプラスにはコマンドガンダムのヘルメットが似合うんです。
変形に関してはほとんどバラバラにして組変える感じですが、胴体やバインダー周りはボールジョイントをうまく使って差し替えなしで変形となっています。
写真だと伝わりにくいですが、腕は収納できているという感じではないので全体で見るとかなり厚みのある飛行形態です。
ビームライフルが機体真下と左右バインダーの下の計3箇所につけれるのが地味にありがたかったです。
この商品非常に残念な点がありましてボールジョイントの部分がゆるくバインダーがポロポロ外れたり、肩がポーズを保持できなかったりと結構悲惨な感じです。
特に、飛行形態にしたときはロック機構がないのでバインダーがスポンスポン落っこちちゃいます。
BB戦士クシャトリヤの時に気づいたのですがこのボールジョイントパーツ自体に品質誤差があるようで、径が小さなものが混ざっているようです。
ゆるい部分のボールジョイントを別のものに変えるとしっかり保持してもらえるのですが、ボールジョイントを取り替えられた方がプラプラになるという・・・
微改造で対応できる部分ではありますが、子供向け商品ということを考慮するともうちょっと製造時点で頑張ってほしいところ。
専用のスタンドパーツを組み合わせれば、ユニコーンガンダムをデルタプラスの上に固定して遊ぶこともできます。
手元にクリアバージョンしかないのでクリアのユニコーンでイメージ画像を。
遊びの幅が出るよう練られている商品ですが、ボールジョイントの問題で遊びにくい商品になってしまっています。
造形はいいだけになかなか残念だ…