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概要
今度の「TAMOTU(タモツ)」は“Sタイプ”!
スタイリッシュでキュートなロボット「TAMOTU」が、攻守両用の「TAMOTU Type-S」となって新たに登場!新進気鋭の造形作家MiZ(水野功貴)さんが創造した、オリジナルロボット『MARUTTOYS(マルットイズ)』の世界。
コトブキヤとマルットイズのアーティストコラボアイテム「TAMOTU」のニューアイテムとして、アップグレードタイプの「TAMOTU Type-S」がプラモデル化!
【設定】
「TAMOTU Type-S」は「TAMOTU」をセキュリティロボットへアップグレードしたモデルです。
前面と側面には装甲が追加され、頭部には「追加センサーユニット」が装備されています。
背中には「ドローン」と「ペイント弾射出機」が搭載されていて、「ドローン」2機と連携することで、効率よく施設を巡回することが可能です。
「ペイント弾射出機」は粘性の強いペイント弾を発射します。カメラを狙えば相手の視界を奪うことができ、ロボットの関節を狙えば動きを鈍らせることが可能です。
【商品仕様】
・全身26ヶ所が可動するフルアクションモデル仕様。
・走行時の「ノーマルモード」から、背部と脚部を展開した「ワークモード」に変形が可能。
・「TAMOTU」本体の内部フレームを完全再現。本体の外装パーツを取り外すことができます。
・背部に装備された2丁の「ペイント弾射出機」は取り外しが可能。『フレームアームズ・ガール』や『メガミデバイス』『メガロマリア』などのキャラクタープラモデルに持たせることができます。
・背部の2機の「ドローン」は待機形態から飛行形態に変形が可能。「ニューフライングベース(別売り)」や「ヘキサギア ミニフライングベース各種(別売り)」を使ってディスプレイすることができます。
・「ドローン」は「ペイント弾射出機」を懸架した飛行形態も再現できます。
・3mm径ジョイント(穴)を全身15ヶ所に装備。
・キットは「ホワイト」「グレー」「無色クリアー」の3色成型。そのまま組み立てただけでも、設定に近いカラーリングを再現できます。
(同時発売の「TAMOTU Type-S[グリーンVer.](コトブキヤショップ限定品)」とは、成型色が異なる仕様です)
【楽しみ方】
・全身の3mm径ジョイント(穴)とオプションパーツの3mm径ジョイント(軸)を使用して、『M.S.G』『フレームアームズ・ガール』『ヘキサギア』などのパーツを併用することで、「TAMOTU Type-S」を自由にカスタムすることができます。
・設定の1/12スケールにこだわらずに、NONスケールの『フレームアームズ・ガール』や1/24スケールの『ヘキサギア』などと世界観を共有して、組み合わせて楽しむことができます。
【セット内容】
・TAMOTU Type-S本体
・TAMOTU用ヘッドカバー
・TAMOTU用フロントハッチ
・オプションアーム
・ドローン(ペイント弾射出機装着時)展示用アタッチメントパーツ×2
・3mm径ジョイントパーツ(軸)×4https://www.kotobukiya.co.jp/product/detail/p4934054053131/
作品 MARUTTOYS 設計 MiZ(水野功貴) スケール 1/12 製品サイズ 全長 約87mm パーツ数 51~200 素材 PS・ABS 対象年齢 15歳以上 価格 5,060円(税込) 発売日 2024年9月
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TAMOTU Type-S
続いて、追加装甲を装備したType-Sのご紹介です。
防御力アップのための追加装甲と、背中に背負った二つのドローン+ペイント弾射出機が特徴的であり、これが私的に一番面白いと感じるアイテムでした。
ノーマルTAMOTUの3ミリ穴にType-Sの専用装甲をつけるだけなので簡単に換装することができます。
頭部の装甲は頭に穴が空いているもの(NOSERUと同じ)を利用して、そこにバイザー状の頭部センサーを接続します。
お手軽換装でフォルムが大きく変わるフルアーマー的なメカってほんと大好き!
大きなボンネットのような前面装甲が可愛らしくもあり、ライト類も追加されて性能もアップしてそうです。
ペイント弾射出機は2軸で動くのでほぼ全方位に向けることができます。
クリアパーツの質感もかなり良いので、頭部のバイザーなどもとても綺麗な仕上がりになっています。
ここ、写真だと目立ちにくいのですが実物は光をいい感じに受け止めてくれるので、実物だとかなり存在感が出る部分です。
脚を収納すると装甲がピッタリとくっついて防御モードのようにも見えます。
脚の裏にタイヤが付いているので、この状態でも自由自在に走れるはず。
ドローンが水平に二つ並ぶのがまた違ったシルエットになって面白いです。
上部に3ミリ穴が空いているので、ノーマルタイプで使っていたクレーン(アーム)を接続することもできます。
TAMOTU Type-Sのパーツを他のキットにつけたり、逆にTAMOTUにたくさん空いている3ミリ穴に他のアイテムをつけてカスタマイズしたり、自分のアイデアでオリジナルメカが作れるのがとても楽しい。
ほんとかわいくてかっこいい。
ぱっとみType-Sの装備はアンバランスで不恰好に見える部分もあるのですが、TAMOSUだとこのアンバランスさが魅力にもなっていて、計算されてかなり完成したデザインなんだなということが理解できます。
写真だと伝わりにくいのですが、頭部バイザーの可愛さをみてもらいたい。
バイザーのクリアパーツの曲面や厚みがめちゃくちゃいい感じなので安っぽくない感じで光を集めてくれるのがかなり良いです。
ペイント弾射出機はこんな感じでドローンを外すことができます。
写真のドローンは裏返しているのですが、裏面は着陸用の4つの丸足がついているのが芸が細かいです。
ドローンは左右のファンを開いて飛行モードにすることもできます。
スタンドは付いていませんが、3ミリ穴があるのでいろんなスタンドを流用できそうで汎用性は高いです。
正面から見ると顔のように見えるのもかわいいところ。
裏から見るとファンも細かく造形されていてドローンだけでもかなり完成度が高いですね…
もう1セットくらい欲しいからやっぱパーツのみも買っちゃおうかな…
せっかくなのでペイント弾射出機を初音ミクちゃんに持たせてみました。
ドローンをつけたままでも持たせることができますが、初音ミクちゃんは関節がかなり弱いので重さには耐えられません笑
ミクちゃんのヘッドセットに電子戦っぽさがあって、ドローンがレドームっぽく見えるのでこの組み合わせ好きなんですよね。
関節をしっかりと強化してあげたらストレスなく遊べそう!
ドローンを外せばペイントボール射出機の取り回しがよくなって、重さにも負けにくいので遊びやすさはこっちが上ですね。
ほんと、ミクちゃんによく似合うのでいろいろカスタマイズして遊びたい。
3ミリ軸なのでもちろんメガミデバイスなどにTAMOTU Type-Sの装甲をつけることもできますね。
ただ、残念ながらBUSTER DOLLシリーズはペイント弾射出機のグリップを握ることができません…
BUSTER DOLLシリーズはハンドパーツが硬いプラ製になってしまってるので、他アイテムを持つことができないんです…
BUSTER DOLLが出た時は可動の秀逸さからこれは些細な問題だと思っていたのですが、互換性を殺してまでプラ製にしちゃった理由がいまいち思いつかなくて、「なんでこうなった?」感が強まってきますね…
ほんと、なんでこうなったん…(TAMOTU Type-Sには全く落ち度はありません)
まとめ
MARUTTOYSシリーズは1/12スケールくらいのフィギュアやプラモと遊ぶのに最高のアイテムで、主張しすぎないデザインで組み合わせ遊びの幅をぐっと広げてくれます。
そのMARUTTOYSシリーズのTAMOTUをさらに強化するアイテムとして、専用の追加パーツが出たのは嬉しすぎました。
元キットが優秀なので欠点らしい欠点もなく、ポロポロするような部分もない(脚装甲のグレーの接続パーツが少し外れやすいけど気になるなら接着を)のでストレスなくガシガシ遊べるのがとても嬉しいです。
定価ベースで考えると少し高いと感じて抵抗感を持つ方もおられるかもですが、1/12スケールのフィギュアなどで遊んでいる人にとってはお値段以上の価値が見出せるキットだと思います。
追加装甲のおかげで単体でのプレイバリューも高くなっているので、お値段さえ許せば最初のひとつとしてもおすすめできる良キットです。
カラバリ全種までは追えてないですが、出たら毎回買ってしまうシリーズなので追加オプションみたいなので強化版が出てくれるのは嬉しいです。
次はMAMORUの強化版とかどうですかね…って書いてておもったけど、Type-Sの装甲はMAMORUに流用できそうですね…あとで試してみよ…