[レビュー]機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 28 その2 ストライクフリーダムガンダム弐式 + プラウドディフェンダー(マイティストライクフリーダムガンダム)(モビルスーツアンサンブル)
2024/12/3 - ホビー, レビュー( バンダイ , ガンダム , おすすめ度★★★★★ , モビルスーツアンサンブル , ガチャ )
MOBILE SUIT ENSEMBLE 28の記事一覧
その1 シャア専用ゲルググ
その2 ストライクフリーダムガンダム弐式 + プラウドディフェンダー(マイティストライクフリーダムガンダム)
その3 ディランザ(グエル専用機、一般機、ラウダ専用機)
ストライクフリーダムガンダム弐式
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ガンダムSEED FREEDOMに登場の人気機体で今回の目玉っぽいやつです。
作品人気も凄いので弐式を楽しみにしていた人も多そうですが、ストライクフリーダムの代用として期待していた人もいるのでは?
アンサンブルのストライクフリーダムはプレバン限定だったので価格的にもタイミング的にも手が届かなかった人が、通常弾で類似の人気機体が手に入るのは嬉しすぎますよね!
こちらは、アンサンブルのSEED FREEDOMシリーズに準じて肩が大きく下半身がヒョロっとした感じのバランスです。
EXのストライクフリーダムを持っていないので、共通パーツの範囲などはわかりませんが、バックパックのスーパードラグーンはEX弾よりも簡素化されているのがはっきりとわかります。
このバックパックの部分がかなり頼りないのですが、500円のワンカプセルに入っているものと考えるとめちゃくちゃ頑張ってくれていますね。
個体差かもですが、ビームライフルのグリップの形状と握り手の穴の形状があまり相性が良くないようで、私は両手とも持たせた後で取り外すのに大変苦労しました。
ビームライフルのグリップが板状になっているので、捻り回そうとするとネジ切れそうな気がして怖かった…
ここは事前に調整して、ビームライフルのグリップの方を整えてから持たせるのが良さそうでした。
なお、外れなくなった場合はお湯につけて素材を柔らかくするとスルッと抜けるようになります。
PVCのゴールドの塗装は上品でリッチなのですが、関節パーツのABSのゴールドはほぼベージュなのでちょっと違和感があります。
アンサンブルあるあるなのですが、コックピットハッチのパーツの赤い部分はゲートの上から塗装されていた箇所なので、組み立てると白いゲート跡が残っちゃいます。
肉眼だとさほど気になりませんが、こだわる方は赤色でレタッチしてあげるとよさそう。
多少の塗料の飛び散りなどはありますが、目立つような塗装事故はなくて「絶対に直したい」みたいな部分はありませんでした。
500円の量販品でこの塗装レベルを保ててるのはお見事です。
目が奥まった部分にあるため影が落ちやすくて、クリアパーツを細かく塗り分けている見事な部分が見えにくいのがちょっと残念です。
アンサンブルのガンダムフェイスの宿命ともいえる「ガンダムフェイスガチャ」ですが、今回私はハズレを引いてしまって右目が整形不良気味で、ゲートも残っていた関係で顔がだいぶ歪んでいました。
ガンダム系アンサンブルの顔の歪みの理由の多くは、組み立て済みの目の上のゲートが綺麗に切られていないためです。
私のも右目の上にがっつりゲートが残っていたので、デザインナイフで整えましたが今回のレビュー写真は加工前のものです。(できるだけ素直に組み立てただけの状態でレビューしているので)
今回の顔ガチャはハズレが多いようなので、ハズレを引いちゃった方は自己責任で調整してみるのもいいかもですね。
バックパックの羽は2本がワンパーツになっていて、3ミリ穴で接続します。
構造的には付け根から自由に動かせそうなのですが、硬くて動かしにくいところと動かしてるとぽろっと外れるところのさが多くて、ストレスなく自由に動かせるかんじではありません。
ここを動かす時は分解して自分の好きな向きで再組み立てくらいの気持ちで触るのがいいかも。
いつも通り足裏にしっかりとパターンが入っていて、色まで塗ってもらえているのがありがたい。
アンサンブルは以前の担当者さんがコストがもう無理みたいなことを言ってて、今の為替物価状況はその時より悪いんじゃないかと思ってるのですが、もう無理って言ってた時よりも造形も品質も良くなってるので、もしかしたらいい工場を見つけたとかですかね?
腰のフォランスアスタレール砲も展開可能です。
ここはライジングフリーダムみたいにサイドアーマーがポロポロ外れるかなと思ったのですが、ライジングフリーダムよりも堅めの平ピンをしっかりと奥まで入れる構造になっていたので固定力は上がってました。
ただ、外れないわけじゃないので展開する時は付け根をしっかり押さえてから動かすほうがいいかも。
写真を何枚か。
可動範囲は最近のアンサンブルらしい感じですが、翼でも動きを表現できるのでポージングの幅がある印象でした。
前弾のライジングフリーダムと比べたら、造形も塗装もバランスも触りやすさもこちらが上だったので進化を感じますね。
ここからは武器セットをご案内。
武器セットに付属のエグレージェ ビームシールドはアームガードについている赤いポッチを外してから、そこの溝に差し込む専用規格でした。
この赤いポッチは外しやすいわけでもないのでちょっと手がかかるギミックで、素直に3ミリで接続できたほうが嬉しかった気がします。
MS武器セットのビームサーベルは片刃のものと両刃の物がついています。
ゲルググのビームナギナタと同じような武装なので、本弾だけでも世代を超えたブンドドが楽しめる!(?)
あと、武器セットには合体版ビームライフルも付属します。
長さは十分なのですが薄いのでやや迫力不足、両手持ちができそうでできないという「一応作りました」って感じのアイテムですね。
長ものはあると嬉しいアイテムですが、ここはもう一捻り欲しかった気がします。
コスト調整部分なんでしょね…
プラウドディフェンダー
日本刀のような「対艦刀フツノミタマ」もマウントできますが、私のものは挟み込みが緩くて固定が不安定でした。
形状や大きさなどはカプセル版としての及第点かと思うのですが、全体的に構造が脆そうで組み立ての難しい部分がありました。
翼は軸で回転して展開できるのですが、軸が固すぎてネジ切れが心配でした。
見た目は悪くないのですが、ガシガシ遊ぶにはちょっと心もとない構造に思えます。
マイティストライクフリーダムガンダム
キラキラのウイング型支援機プラウドディフェンダーは、ストライクフリーダムガンダム弐式と合体することでマイティストライクフリーダムガンダムになります。(これ、ガンダムファン以外が聞くと何言ってるかわからないやつだ)
合体させるとこんな感じで、翼がしっかりとした大きさで作られているので正面から見てもシルエットが大きく変わって見えます。
ストライクフリーダムガンダム弐式はゴールドであるべき部分が多く露呈していたのにゴールド感が薄くて物足りなさもありましたが、プラウドディフェンダーのゴールドの存在感のおかげで一気に豪華に見えますね!
少し頼りない構造が功をなしているのか、翼が軽いおかげで自立も可能でした。
翼はABS製なのでピンとまっすぐシャープに伸びており、とにかく美しいシルエットになっています。
翼は根元の2軸で動かすことができるのですが、ここの組み立てがちょっと難しかったですね。
翼の付け根の上下にある円錐形の部分を、丸穴の開いた薄めのパーツで挟み込むのですが、奥まで挟んだつもりでも隙間が出来やすい構造でした。
薄いのでパーツ自体もしなって、それが心細さにつながっていたので、サンドするパーツの接続面を接着したら安定感が出そうです。(自己責任)
プラウドディフェンダーは真ん中のピン1本で接続するのですが、大きな翼にもかかわらず不安定な感じなく固定できます。
もしぐるっと傾いちゃうという方がおられたら、たぶんバックパックの接続パーツが上下逆になっています。
ピンの下側に小さな四角が来る向きが正解で、こちらであれば接続パーツがプラウドディフェンダーにしっかり噛み合って傾くことがなくなります。
ここが逆だと接続が甘くてバックパックがぐるぐる傾いちゃいますね。
武器セットと組み合わせて。
私はSEED FREEDOMが刺さらなかった部類なので、3弾連続で関連商品が出る(それもメイン枠で)のは喜ばしいと感じてなかったのですが、このマイティストライクは思い入れがなくてもかっこいいと感じるクオリティですね。
翼が大きいのでカプセル二つ分(武器セット除く)の商品とは思えないような豪華さです。
顔の歪みなども含めて、少し手を入れたほうがかっこよくなる&遊びやすくなる商品ですが、微改造で満足度が上がるというのも面白いポイントですね。
私は共通フレームのベージュ感がピンとこないので、発色のいいゴールドマーカーで塗ろうかな!
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その1 シャア専用ゲルググ
その2 ストライクフリーダムガンダム弐式 + プラウドディフェンダー(マイティストライクフリーダムガンダム)
その3 ディランザ(グエル専用機、一般機、ラウダ専用機)