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ガシャポンクエストの組み立て時の注意点(組み立て方)

2022/12/23 - ホビーバンダイ , ガシャポンクエスト

この記事には商品の共通説明ページがあります

ガシャポンクエストはアクアシューターズで苦労した人も多いであろう関節の軸があらかじめはめられていていますが、それ以外にむずかしいところ、知らないと詰まるところがちらほらあります。
ここではそれら注意点をまとめておきます。

組み立て説明図

組み立てはパーツの形状以外は男女で違いがないのですが、丁寧に男女別で記載されています。
アクアシューターズ等で組み立て慣れしてる人は迷う箇所は少なさそうですが、初めての方だとパーツも図も細かいので迷うところがあるかも?

事前準備

切れ味の良いニッパーを用意しましょう(私はいつものケロロニッパー)

アクアシューターズ、モビルスーツアンサンブル等、最近のこれ系商品の組み立てには切れ味の良い薄刃ニッパーが必須となっています。
小さいパーツの割にゲートが大きいので100均ニッパーだとうまく切れなかったりゲート跡が目立ちすぎたりします。
パーツの形状に細かく沿って切り出すケースもあるので、切れ味の良い薄刃ニッパーは必須です。

これ系の組み立てにおいてお手軽な値段で必要十分な性能があるのがケロロニッパーです。
入門者向け商品ながらも刃先が薄く鋭く切れ味もいいので、私はこれ系からRGのガンプラまで全てケロロニッパーで事足りています。

ゴムっぽいパーツは温めたほうがいいです

ガシャポンクエストに使われているゴムっぽいパーツ(PVC製)は寒いと硬くなり、温めると多少柔らかくなります。
第一弾は12月に組み立てたのですが、股関節などかなり硬くて差し込みの時は軸が折れそうなほど苦労しました。
ゴムっぽいパーツを温めてやるとかなり入れやすくなるので難しいなと感じたらドライヤー(やりすぎ注意)、お湯(こちらもやりすぎ注意)、コタツなどで温めてみてください。
もちろん、やりすぎると破損や怪我や事故につながるのでやりすぎ注意です。

「削る」も選択肢の一つです

小さな商品なので小さな誤差が大きな違いをもたらすため個体差が大きいです。
また、股関節等はかなり硬めに調整されているようで入れにくいと感じる方も多いと思います。
これ、苦労して無理やり嵌めようとして軸にダメージを与えてしまうよりも、受け側の穴を少し削ってあげたほうが良いかもしれません。
やりすぎると保持力の低下や破損につながるので慣れてないうちはほんの少しずつ何度も繰り返して調整にはなりますが、結果としてそのほうが早い場合もあります。

必要に応じて接着を

第一弾では接着の必要を感じませんでしたが、あまりにポロポロ外れる場所で可動に影響がない部分は接着してしまうのが手っ取り早くストレスを軽減できます。
装備の換装予定がなく固定モデルとして楽しむという人はガンガン接着しちゃっていいと思います。

難しいところその1 股関節ブロック


股関節ブロックはボールジョイントのついた軸にパンツをセットして、それから太ももの付け根をはめ込むようになっていますが、これがめっちゃくちゃ硬い。
この状態で素直に入れようとすると軸からパンツが逃げて、パンツがズレることによって太ももの付け根パーツが全くさっさらなくなるという難しい部分でした。
太ももの付け根パーツを温める、ボールジョイントの受け側を削るという方法でも良いのですが、先にボールジョイントの軸とパンツだけ腰に刺してしまうと楽になるかもしれません。

パンツ部分だけを先に腰に接続してやれば太ももパーツをはめるときもパンツが逃げなくなるので格段にはめやすくなります。
組み立て説明書には特に書かれていませんが、組み立て順序を変えるだけで格段に組みやすくなる場所なのでご参考に。

難しいところその2 胸に仕込むジョイント

胸パーツの下側からお腹を接続する用のジョイントパーツを仕込む工程ですが、これもなかなか苦労しました。
これのおかげでお腹周りの可動範囲が激増して、腕のピンがこのジョイントパーツにまで届いて刺さることで双方の抜け落ち防止にもなっていて、設計的にはとても見事な部分なのですがとにかく入れにくかった…

これがきちんと真っ直ぐ入れば腕を差し込む穴が綺麗に現れるのですが、写真のように真っ直ぐ入っていないと穴がズレるので腕は絶対にはまらないです。

男の子素体はそれほど苦労しなかったのですが、女の子素体はパーツが小さく(個体差でゆがんでいたのかも?)、全く入る気配がありませんでした。

胴体の方のパーツを温めると少し奥まで入りましたがそれでも腕の接続穴にズレが残っている状態だったので、最終的にはほんの少し穴の入り口を削って拡張しました。
完全に拡張すると腕がスポスポ抜けそうなので加減が大切だとは思いますが、ここがうまく入れられないときは削ったほうが早いかも?

事故りそうなところ 足首のピンは慎重に

足首のピンパーツはかなり小さくてはめにくさももあります。
ぽろっと落としちゃうと無くしちゃうし、力加減を間違えるとぷぃっと飛んでいってしまって紛失の可能性がありそうです。
大きめの箱の中で組み立てるとかが良さそうです。(私は組み立て時ではなく換装時に無くしかけた…)

そしてこれ、すぐに緩くなるのですが最初に組み立てるときは硬くて苦労するかもしれません。
私はピンを硬いテーブルに押し付けながらスネ側に入れて、そこから角度を合わせながらスリッパ側に差し込む方法が一番楽だと感じました。
この方法を取る場合、ピンを押し付けるものが柔らかい木とかだと凹んじゃうので十分にご注意を。

割とすぐにゆるゆるになる箇所なので、換装する時など2回目以降はスポスポでそれはそれで逆に困るやつなんですけど…

間違えやすいところ スカートはお腹から履かせましょう

パンツを履いたままだとスカート系の装備がつけられないということが話題になっていたのですが、たぶんスカート系の装備はこんな感じでお腹部分を外してスカートの下から通せばOKです。
お腹より下の腰から分割して履かせようとするとパンツが引っかかって履けないですが、お腹ごとスカートの下から通せば大丈夫です。

ちなみに、男の子と女の子で腰回りのサイズが全然違うので、男の子に女の子用のスカートを履かせようとしてもそれは無理でした。

いまいちカスタマイズの幅がないんですよね…

ということで、組み立てが難しい部分のコツや間違えそうなところだけをピックアップしてご紹介しました。
あとはアクアシューターズやモビルスーツアンサンブルなどの組み立てに慣れていれば問題ないと思います。


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