概要
デフォルメデザインされたメカとキャラがセットになった新機軸のコレクションフィギュアシリーズ「TINY SESSION(タイニーセッション)」に『マクロスΔ』シリーズがラインナップ!
Δ小隊所属の主人公ハヤテの駆るジークフリードと、物語のヒロインでありワルキューレのメンバー フレイアが楽しくセッション♪価格 4,950円(税10%込) 4,500円(税抜)
発売日 2023年03月25日
対象年齢 15才以上
サイズ 全高:約100mm(バトロイド形態時)
素材 PVC、ABS【セット内容一覧】
https://store.shopping.yahoo.co.jp/amiami/figure-145488.html
フィギュア本体
バトロイド形態用頭部
ガンポッド
コンテナ(差し替え)
キャラクターフィギュア
台座一式
ジョイント一式
交換用手首
マーキングシール
くるくる動画
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ロング(7分くらい)
パッケージと中身
パッケージは赤がメインカラーになっており、歌う人の担当カラーがパッケージに反映される感じですかね?
今の所サイズも統一されているのでコレクション性に優れています。
中身はこんな感じで、これがTINY SESSIONの共通フォーマットになりそうですね。
オプションで目につくのはコンテナの差し替えパーツで、ぱっと見ると気づかないけど劇的に変わってるのがスタンドです。
マーキングをシールで補うのも他と同じ感じで、フレイアちゃんのシールが二つのサイズでついています。
今回個人的に嬉しかったのがスタンドのアップデートです。
メサイアバルキリーは専用のジョイントでスタンドにセットする方式で正直使いにくかったのですが、今回はシンプルなピン接続になっていました。
機体下部の丸穴にピンを刺す方式で、バルキリー3形態ともにここの丸穴を使用します。
3ミリピンかと思ったのですが3ミリではないので一般的な3ミリピンスタンドを流用することはできません。
フレイア・ヴィオン
ミニフィギュアのフレイアちゃんは可動箇所などなし。
丁寧に塗り分けられているのですが、髪の造形が複雑だからかバリというか金型の合わせ目みたいなのがかなり目立つ感じです。
先に発売されたランカ、シェリルと比べて目が小さくて丸く描き方も違うのでデザイナーさんが違うのかなと思ってみたり。
小さいサイズなのでキャラのデザインによって仕上がりも大きく変わるんだと思うのですが、ランカ、シェリルの小さいのにしっかりとした仕上げと比べるとサイズなりのクオリティかなという印象です。
ファイター
ファイター形態はデフォルメながらも前進翼がシャープに再現されていて、白い成形色に塗られた赤や青のラインはかなり綺麗です。
デフォルメなのでキャノピーが相対的に大きく見え、それがシューティングゲームの主役機みたいにも見えてSF的なかっこよさもあります。
機首が強調されたデザインで、デフォルメながらも全体的に薄めになっていて今回もかなりの傑作アレンジかと思います。
機体後部にきているふくらはぎのエンジンユニットが機体よりもガクッと下がっており、期待後部のグレーの部分に塗られているところの断面が成形色剥き出しになっているところが気になります。
ここがぴっちり合ってくれるデザインなら完璧でした。
裏側は白多めです。
今回もランディングギアなどはなし。
使いやすくなったスタンドで飾りやすくなったのもとても嬉しいです。
ジークフリードはどこからみても情報量が多めでかっこいい!
フレイアちゃんの足に専用の接続パーツをつけるとスタンドに固定して飾ることもできます。
このへんもTINY SESSIONの共通仕様ですね。
フレイアちゃんはコックピットに乗せることもできます。
キャノピーを外してすっからかんの空洞部分に…
コックピットっぽい造形の足首固定パーツをセットします。
前回紹介したメサイアバルキリーだとこの専用パーツがコックピット内に収まるようになっていて、このパーツをつけたままキャノピーをつけることができたのですが、ジークフリードはこの部分がおもいきり飛び出すのでつけたままキャノピーをつけることができません。
ここはちょっと不便になりました。
こうやってフレイアちゃんを載せて飾るのも可愛いですよね!
TINY SESSIONの醍醐味です。
ガウォーク
まずは、ファイターからガウォークへの簡単な変形シーケンスから。
主翼ににセットされている腕のロックを外すと腕が自由に動くようになります。
そして、期待後部にセットされていたファイター用のコンテナを外します。
このコンテナはファイター以外では使用しない差し替えパーツです。
あとは、主翼ブロックをいったん上に跳ね上げて、脚のロックを外してから脚をぐるっと期待下部に持っていきます。
背中にコンテナをつけて、翼のブロックを戻してから手脚をお好みの位置に持ってきたらガウォークが完成です。
手脚が結構自由に動くのでデフォルメガウォークの可動範囲としてはかなりいいです。
可動についてお話しする前に、いったんぐるっとみてみましょう。
可愛くまとまったプロポーションで、ガウォークになると主翼が小さく感じられるのんですが、個人的にはこれくらいの主張でちょうどいいと感じました。
ガンポッドは機体上部にセットしていますが手に持たせることもできます。
メサイアと比べて劇的に進化しているのが、太ももにロールがついてくれた点ですね。
このロールのおかげで脚を八の字じ開くことがとても簡単になりました。
水平くらいまでロールしてくれるのでダイナミックなポージングも可能になっています。
L字アームで接続されている下半身ブロックはけっこう自由に動かすことができるので、ここを動かしてしまえば自由に脚の位置決めが可能です。
ただ、このL字アームは自由な位置で固定できるわけではないので中途半端な位置だとフニャッと動いちゃうので過度な期待はできないです。(そもそも自由に動かすためにある部分ではないですし)
大きめに作られた差し替え平手もついていおり、この平手にミニフィギュア用の足の固定パーツをつければフレイアちゃんを手のひらに載せることもできちゃいます。
そしてもちろん、ファイターと同様にコックピットに載せてあげることもできます。
バトロイド
まずはガウォークからの変形シーケンスです。
差し替え用の頭部をセットすればバトロイドの出来上がり!
アンテナがかなり長めで目立っているアレンジで、複雑な形状の再現と色の塗り分けがお見事です。
先のメサイアバルキリーも十分にかっこよかったのですが、無理なくより一層スタイリッシュにアレンジされた印象です。
機体両端の部分を回して肩アーマーにするところなども再現されており、簡易的にアレンジされた変形ながらもなかなか複雑でかなり気合の入った仕組みになっていました。
一度目の変形には少し戸惑いましたが、構造がわかってしまえば二度目以降の変形はめちゃくちゃ気持ちよくかつ気軽に変形できます。
ほんと、すばらしい商品ですねこれ。
くるっと全体をみてみましょう。
モールドがこまかくたくさんなので情報量が多いのがいいですね。
ちょっと色が足りないなと感じる部分もありますが、目立ちにくい部分だったり部分塗装で対応しやすそうな部分だったりなので、気になる人は手を加えてみるのもいいかも。
今回も頭部のカメラのクリアパーツがいい感じに光を収束してくれて奥行きのある光と透明感になっています。
手にするとうっとりと眺めてしまうポイントですね。
よく動いてくれるので膝立ちっぽくできそうでもあったのですが、膝があまり曲がらないので立膝などは苦手です。
でもとにかくスタンドが使いやすくなったのでダイナミックに飾れるのが良い!
変形が楽しいのはもちろんですが、TINY SESSIONは付属のミニフィギュアと一緒に遊ぶのが醍醐味ですね。
手に乗せてるだけなのになんか楽しい。
バルキリーがぺったん座りできるのも可愛いです。
まとめ
先に発売されたメサイアの焼き直しレベルの商品かと思っていたのですが、違う機体なので全然違う変形方法になっていて進化を感じる部分も多々ありました。
ジークフリードだからこそできた部分なのかもしれませんが、太ももにロールが追加されたこと、スタンドが使いやすくなったことなどは小躍りするくらい嬉しかったです。
一方で、フレイアちゃんの造形が少し甘くなったこと、ファイター時のふくらはぎエンジンブロックの周りなどは大きく気になるポイントではありました。
でも今回もそんな小さな気になるポイントはどうでもいいくらい素晴らしく楽しいおもちゃでした。
これくらいのサイズで頑丈さもありガシガシ変形できるバルキリーってほんとありがたいです。
実は、シリーズ様子見で形状の違うバルキリーのみ集めようかなという感じだったのですが、全種類追っていこうと決心いたしました!(色違い程度の商品も多いので全種レビューするかは未定です笑)
TINY SESSION、ほんともっと流行って続いてくださいっ!!!