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[レビュー]機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE 16 後編

2023/5/24 - ホビー, レビューバンダイ , ガンダム , おすすめ度★★★★★ , モビルスーツアンサンブル

前編はこちら

[ご注意]
モビルスーツアンサンブル16はひとつ500円のランダム販売商品です。
本記事ではAmazonの商品リンクなどを貼り付けていますが、これらの商品は定価を大幅に超えて出品されている場合があります。
ランダム販売商品に関しては運次第なので何度回しても出ないものがあれば高くてもいいから買っちゃいたいという人向けの価格設定になっているものと思います。
インターネットでご購入される場合はお値段を十分ご確認の上で購入を検討ください。

また、BOX販売以外のネット購入はメーカーさんにとって非正規ルートになるとのことで、万一不良があってもメーカーのサポートは受けられません。
ネットでの単品販売、オリジナルセット販売を購入される場合はその辺りのリスクも考慮してご利用ください。

モビルスーツアンサンブル16の今の価格を見る

ガンダムキュリオス

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オレンジがアクセントのガンダムタイプのキュリオスも爆盛りレベルのボリュームでリリースされました。
執筆時点で発売中の16.5弾ではトランザムカラーが収録されています。

サイズ等の仕様に制限がある場合、真っ先にケチられそうな肩アーマーや膝の翼もケチられることなく十分なサイズで作られているので迫力があります。

特徴的な胸のGNドライブは周りを別パーツの装甲で囲むので立体感と奥行きがかなり出ています。
GNドライブは少し奥まったところにあるので影に落ちがちですが、逆に光が入った時にギラっと光のでかっこいいですね。
これらの構造もあってアンサンブルのキュリオスはパーツ数がえぐいです。

ヘルメットの両サイドもクリアパーツで綺麗に飾られています。

アップで見ると細かな塗り分けが本当にエグいです。
この個体は首元のアンテナの塗装が暴れているように見えますが、極小部分を黄色と白でわざわざ塗りわけてくれているので本当にすごい。

可動域は当時のアンサンブルなりに限られますが、機体のモチーフとなる部分が十分なサイズで作られているのでスキのないかっこよさです。

ここからは武器セットに入っているシールドのクローをご紹介です。
シールドの先端を外してこのパーツと差し替える感じです。
オレンジのクロー部分は別パーツですがハサミのように動かせるわけではなく固定で、そこの接続もシールドへの接続分も特殊形状なので汎用性はなしです。
武器セットに入っているものはもう少し汎用性があるほうがいいのになと思っちゃうやつです。

専用武器なので機体にバッチリ似合っていてその点は素晴らしいです。

武器セットにはミサイルポッドが二つついているのですが、こちらは汎用性バリバリなのでいくつあっても嬉しいやつです。

アンサンブルのキュリオスは変形を視野に入れて設計されているようで、組み替えでなんちゃって変形ができるようになっています。

肩のパーツを外して90度回転させて無理やりつけて、他の部位を調整するとこんな感じ。
肩裏のオレンジの装甲も別パーツなので接続向きを変えてやれば雰囲気が出ます。
なんちゃって変形としてはかなり雰囲気が出ているのでは?

キュリオスをなんちゃって変形させる時は太ももをガニ股っぽく開いたほうがフォルムが良くなります。

そのまま膝部分を90度回すだけだと機体が長くなりすぎて主翼幅が狭くなっちゃうのですが、ガニ股っぽくすると機体が少し短くなって主翼の広がりも大きくなります。
リアアーマーにラインが綺麗に合うのでここまで計算されてるのかも??

キュリオスは一つだけ欠点があって、後頭部のトサカや膝の主翼が曲がりやすいですね。
お湯につけて戻す方法が一般的ですが、素材が薄すぎるのか完全に真っ直ぐになってくれません。
その割にめちゃくちゃ曲がりやすいので適当に保管してると次に出した時にヘニャヘニャになっちゃいます。

私はキュリオスを保管するときは負担がかかりそうな部分をあらかじめ分解して、できるだけ負担がかからないような形(曲がらないように)で保管しています。

前編でご紹介したHI-νガンダムに続いて、こちらもおそろしいクオリティとプレイバリューとなっているので、特にキュリオスに思い入れがないという人でも手にすると感動する逸品だと思います。

オーバーフラッグ

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大きな翼を背負った漆黒の機体で、忍者のようなフォルムに見えちゃいます。
撮影時の光の反射が強くて色味が伝わりにくいかもですが、黒い整形色に胸のダクト部分は白の別パーツ、首横の襟が白で塗られています。
右手のリニアライフルは中央部分が白いパネルのように塗られているのですが、発色が下地に負け気味なのでやや濁った色味になっています。
あとは全部成形色の黒です。

フラッグのオリジナルのデザインはヒョロガリ感があるのですが、アンサンブルは共通関節の関係で極端なヒョロガリにはなっていませんね。

オーバーフラッグのカメラはクリアオレンジという印象が強いんですがこちらはクリアレッドです。
頭は少し大きめのバランスに見えるのですが、おでこのセンサーまで丁寧に作られていてほぼ単色の機体でも密度は高いです。

特徴的なバックパックは上下二段に分かれていて、それぞれがセンターブロックを介して左右にエンジンと翼がついているデザインです。
エンジンブロックが3ミリ軸で動くので翼の角度を個別に変えることができます。

上のバックパックはアンサンブルの背中の共通パーツに接続するので、他の機体の背中に難なくつけることができます。
下のバックパックは3ミリの1ピンで接続なので、お尻や腰に一つ穴が空いてるタイプの機体になら難なく流用できます。

エンジンブロックも3ミリ接続で簡単に分離できるので、カスタマイズ遊びする人にとってはいくらでも欲しくなる汎用性のお化けですね。
フラッグとか全然好きじゃないっていう人でも、アンサンブルの仕様が好きな人は欲しくなっちゃうパーツかと思います。

左右から。
翼の大きさもさることながら、左腕に装備しているディフェンスロッドもしっかりした作りです。

機体とカメラの色だけの問題かもしれませんが、パトレイバーのグリフォンに見える瞬間があります…

変形機構がシンプルなので、手足をそれっぽく動かすだけでなんちゃって変形が可能です。
リニアライフルはお腹と腰の間にいい感じにハマるポイントがある感じで、そこに挟んでやれば飾るには困らない程度にはしっかりと固定できます。


手軽に遊べるなんちゃって変形なのでとても気持ちいいです。

ここからは武器セット付属のものと一緒に。

まずは試作新型リニアライフルです。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムが持っていたということで、設定絵の通り左手に持たせてみました。

側面に両手持ちできそうな持ち手が出ていますが、アンサンブルの構造上ここを使っての両手持ちは無理でした。

あとは、武器セットのビームサーベル(ソニックブレイド)とも合わせながら。

フロントアーマーが小さいデザインなので、脚が大きく前に出るかと思いきや膝の突起がアーマーに引っかかってスムーズには出せません。
膝の突起をかわしてやると45度くらいは前に出る感じなのですが、見た目の印象ほどは脚がバリバリ動く感じではなかったです。
ただ、なんちゃって変形にも対応できる通り、後ろ側にはほぼ90度近く脚を伸ばせます。

機体のデザインもあいまって、これはいくら被っても悲しくない商品だなって感じました。
たくさん並べるのも楽しそうだし、バックパックもたくさん欲しい!

GNフラッグ

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GNビームサーベルのシャープな造形が特徴的なGNフラッグです。
オーバーフラッグとの共通パーツが多いのですが、頭部の形状や肩アーマーや肘や膝横のとんがりなどから忍者よりは武士っぽく見えます。
こちらも写真の発色がわかりにくくて申し訳ないのですが、肩先が白で塗られています。

GNビームサーベルは背中にGNドライブをつけたアームを介して、エネルギーチューブが伸びているデザインになっています。

パーツ分割はこんな感じで、サーベルの持ち手を握らせた後で後ろから接続パーツを介してケーブルを接続します。
チューブは本体と同じPVC製なのですが、可動の邪魔をしない程度の柔らかさなのでストレスはなし。
チューブが3ミリ接続だったら面白かったのですが、そうじゃないのでチューブ単体を3ミリ穴に差し込むことはできません。

エネルギーケーブルがついてるビームサーベルって特殊兵器って感じがしてかっこいいですね。

ビーム刃は簡単に取り外せるのでスタンバイモードの表現も可能です。

肘や膝の横についている3ミリ接続のパーツも装飾としての汎用性が高くて、これもカスタマイズのパーツとしてたくさん欲しくなっちゃうやつですね。

あとはまとめて写真で。

旧型のフレームなので可動範囲は旧式なりなのですが、GNビームサーベルが長めなのでちょっと角度を変えるだけでもそれなりのアクションに見えるからいいですね。

オーバーフラッグとGNフラッグをちょっとづつカスタマイズしながらたくさんゾロゾロ並べるっていうのもとても面白そう。

16.5

2023年5月末現在、モビルスーツアンサンブルの16弾は「16.5弾」としてリペイントやマーキングプラスでバージョン違いとして再販されています。
キュリオスに関してはトランザムカラーとなっているので見た目が大きく変わっていますが、他の機体はちょっとした色違いやマーキングの追加という感じなので、16弾を買い漏らしていたという方は入手のチャンスになっています。
Hi-νガンダムとHWSはアンサンブルの楽しさを凝縮したような商品なので、まだHi-νガンダムに触れたことがなければ、アンサンブルゆる勢の方でもこれは手に入れておいた方が良いかと思います。

まとめ

「好きな機体だけ集めたいゆる勢でも、アンサンブルの仕様が嫌いじゃなければ買っておいた方がいい必須弾」と言っちゃってもいい16弾は多少の個体差や品質ムラがあれども500円っていうお値段が安すぎると感じるレベルのアタリ弾です。
武器セットすら気合いのボリュームでどれも500円というのがびっくりです。
クセの強い機体が多いのに汎用性や遊びの幅がしっかりあって、16弾だけでもめちゃくちゃ楽しめると思うのでここからモビルスーツアンサンブルを始めるって人にも最適かも?
執筆時点で16.5弾が発売されていますので、買い漏らした方やこれからモビルスーツアンサンブルを集め始める方にとってめちゃくちゃいいタイミングだと思います!

[ご注意]
モビルスーツアンサンブル16はひとつ500円のランダム販売商品です。
本記事ではAmazonの商品リンクなどを貼り付けていますが、これらの商品は定価を大幅に超えて出品されている場合があります。
ランダム販売商品に関しては運次第なので何度回しても出ないものがあれば高くてもいいから買っちゃいたいという人向けの価格設定になっているものと思います。
インターネットでご購入される場合はお値段を十分ご確認の上で購入を検討ください。

また、BOX販売以外のネット購入はメーカーさんにとって非正規ルートになるとのことで、万一不良があってもメーカーのサポートは受けられません。
ネットでの単品販売、オリジナルセット販売を購入される場合はその辺りのリスクも考慮してご利用ください。

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