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概要
30MMエグザビークルシリーズにカスタマイズやディスプレイの幅が広がる「カスタマイズキャリアVer.」が登場!キャリア部分の昇降や展開によって様々なアレンジが可能な車両型エグザビークル!
■キャリア部分は展開が可能。支柱の調節で好みの高さや角度にも設定ができる。
■仕切り版が付属し、キャリア部分の分割や装甲車風のアレンジカスタマイズも可能。
■キャリア部分は上左右へのスライド拡張ギミックを搭載。これにより大型機体も積載可能。
■付属のジョイントを使用して、本商品同士の縦連結、横連結、カスタマイズシーンベースその他30MM商品との幅広いカスタマイズが楽しめる。【付属品】
■ビークル×1
■仕切り板×2
■マルチジョイント×1式https://bandai-hobby.net/item/5299/
価格 1,518円(税10%込) 発売日 2023年06月17日 対象年齢 8才以上
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パッケージなど
パッケージはほかの30MMシリーズと同じようなサイズで、遊び方や組み合わせ例がよくわかるようなデザインになっています。
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パーツはこんな感じです。
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エグザビークルのシリーズの中ではリリース時点最高額1,518円の商品なのでパーツの量は思ったよりも多かったのですが、分割が大きいので組み立ては10分くらいで終わっちゃいます。
生産しやすいランナー構成にしているのがすごいなと思う一方で、パーツの大きさに比例してゲートが太いのでデリケートな薄刃ニッパーだとニッパーが負けちゃうかも。
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切りっぱなしだとこんな感じで大胆なゲート跡が残ってしまうので、素組み派の人でもゲート跡は処理したくなっちゃうかも?
カスタマイズキャリア
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SF的な薄い車体のトレーラーの上部に荷台が乗っているようなデザインです。
各所に3ミリ穴が空いているのでカスタマイズの幅広く、30MMシリーズのCクリップが接続できる部分もあります。
大きめのパーツが多いのですが適度なモールドのおかげでヒケなどが目立つ感じではなかったのですが、ゲート跡はかなり目立っちゃいます。
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シンプルながらも装甲の厚さを感じさせるデザインです。
荷台の両端を外側に折り曲げることでタイヤを横からガードする感じにもなっていますね。
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運転席やライトはホイルシールでの色分けとなっています。
クリアパーツならよかったのにと思う一方で、これくらいの価格帯の商品だと運転席の内部まで作り込むのも難しいでしょうし、もしかしたらガラスじゃなくて光学的ななんかの偏光処理という設定なのかもしれません。
運転席の部分はワンパーツなので初心者には塗り分けも難しそうで、面積が大きめなのでシールの貼り方をミスるとシールでも粗が目立っちゃう部分です。
塗装初心者もパチ組み派も仕上げや組み立てに気を使う部分ですが、ここはシールを貼らないという選択もありだったかも?
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荷台の上部分と左右部分は少しスライドさせることができるようになっており、赤枠で囲んだ部分の溝くらいスライドさせて広げることができます。
大きなサイズの機体を乗せる時に重宝するだけでなく、バックパックが薄い機体はここを広げることでバックパックをつけたまま乗せられるものもあります。
※基本的にはバックパックを外してから機体を寝かせて乗せるものです。
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荷台の横側も開くとこんな感じでかなりの面積になります。
ただ、この横側の部分は中心のクリップだけで開いているので保持力が十分ではなく、動いたり下がったりはしやすいです。
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荷台はシリンダー状のパーツを支えにすることでデッキアップができますが垂直には固定できないのがちょっと残念でした。
シリーンダーは荷台と車体の間に隠れているので収納性は◎
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荷台の運転席に近い側にパネルパーツを一枚刺して、荷台の横と後ろの部分を跳ね上げれば小物を運ぶためのボックス状態にもできます。
いいですね!
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中央の車輪だけはブロック状に取り外すことができるので何かに使えそうな可能性の幅を感じます。
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荷台を外すとスッキリしと平たい感じになります。
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シリンダーを手綱っぽく持たせて乗せるのもありっちゃあり?
ふんぞり返っていますがモデルはお気に入りのザウォートです。
荷台に寝かせるにはバックパックを取り外さなければならないのですが、ザウォートのようにバックパックが取り外せない機体でも工夫すれば組み合わせて遊ぶことができるのです。
Amazonで最近ほんと安くなってきてますよね!
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連結パーツや横向き幅のパネルが余剰パーツになります。
横向き幅のパネルは2枚付いているので、荷台をコンテナモード(?)にしないときは2枚余ります。
あとは3ミリ規格ユーザーにとってありがたい両側ポッチピンパーツが大量に余るのでカスタマイズが捗ります。
モビルスーツアンサンブルとかにも使えるやつなのでいくらあってもうれしい。
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運転席はワンパーツでシンプルに3ミリピンで接続されているだけです。
なので、他商品の3ミリ穴に接続させることもできます。
ここからはサイズ感確認のために他商品と組み合わせて。
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モデルは同シリーズのフォレスティエリです。
他と比べると身長が低い小型の機体ではありますが通常サイズの機体でも同じような雰囲気です。
(通常サイズのものでお伝えできればよかったのですが、手持ちで無加工の30MMシリーズはこの子しかいなかった…)
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このトレーラーは15センチくらいの機体と組み合わせるのがベストな商品で、荷台は少し延長もできるのでなんらかの形で組み合わせて遊べますね。
続いて説明書に記載されている遊び方例として、「30MM カスタマイズシーンベース(トラスベースVer.) 」との組み合わせです。
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大量に付属している3ミリピンをトラスベースの裏側に4つつけて、それを荷台に接続するのですが穴の位置が見えにくいので接続は少し苦労します。
基地内で整備スペースから別の整備スペースへ移動させる時とかこういう使い方するんですかね?
見た目のインパクトはすごいです。
このトラスベースは叩き売りされていることもあるので、持ってない方はひとつは買っておいたら面白いかもです。
3ミリ穴と3ミリポチがもりもりついているのでディスプレイだけでなくアイデア次第でいろんな遊び方ができるやつです。
最後に、個人的に似合う組み合わせだと思っている例のお写真を。
チュチュ専用デミトレーナーとの組み合わせです。
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デミトレーナーの泥臭さとトレーラーの相性ってめちゃくちゃ似合ってる気がします。
チュチュ専用デミトレーナーも叩き売りみたいになり始めてるので遊びたい方はチェックしてみてください。
まとめ
必要十分なクオリティであそびの幅もたくさんある良い商品だと思います。
運転席のシール再現がもう少しなんとかなってくれたらなという思いはありますが、このシリーズはだいたいこんな感じなので割り切りポイントかもですね。
組み立て時に注意が必要な点としてはゲートが太いという点ですね。
繊細なニッパーだとニッパーが負けちゃうと思うので100均ニッパーで大まかに切った後で、デザインナイフなどで切り口を整えるのが良さそうです。
これに関係してゲート跡がガッツリと見えちゃうので、気になるならここもガラスやすり等で処理した方が良いかもしれません。
組み合わせあそびのためのおもちゃ的に扱うならおすすめですが、ぱち組みだけで素晴らしい仕上がりになる最近のプラモデルというのを期待しすぎると少し手がかかるかもしれません。
複数台組み合わせて遊べるような仕様でもあるので、これ系好きな人は手を出してみてもいいかもですね!