2023年中に受注販売される予定の折りたたみ式バイクTATAMEL BIKE(タタメルバイク)の1/12サイズの組み立て式フィギュアをご紹介します。
一部簡略化されながらも実物と同じような折りたたみ(変形)機構が再現されており、コトブキヤの美少女プラモ、バンダイの30MSシリーズ、アサルトリリィの1/12サイズドールと組み合わせて遊びやすい商品です。
カプセル版(ガチャ)とボックス版が販売され、それぞれ違うラインナップで4種類づつのランダム販売となっています。
手軽な価格にたくさんのプレイバリューが詰まっているので、こういうのが好きな人はぜひ一つ手にしてほしいなという気持ちを込めてのご紹介です。
素材:ABS
サイズ:全長約103mm(走行形態)
対象年齢:15歳以上
製造国:中国
発売:2023年4月
価格:500円(ボックス版は税込660円でカラーリングがカプセル版とは違います)
くるくる動画
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TATAMEL BIKE(タタメルバイク)って?
まず、今回ご紹介する1/12サイズのモデルをアサルトリリィ1/12ドールシリーズの吉村・Thi・梅さんと組み合わせてみました。
吉村・Thi・梅さんのキャラクターカラー(推し色)が黄色なので黄色いバイクがぴったりです。
写真1枚目がバイクに乗っているところ、写真2枚目がタタメルバイク収納モードです。
1/12アサルトリリィシリーズは衣装が布製なので、バイクに乗るという動きも得意中の得意です。
スカートがプラ製だったりすると、太ももの可動範囲に限界が出ちゃうので1/12スケールでも乗れない可能性がありますのでその点はご注意を。
内容物
カプセルの中身はこんな感じで、仕様が上がってる最近のガチャの中でみてもガチャとは思えないボリューム感です。
TATAMEL BIKEのミニパンフレット、組み立て説明図、パーツ類一色に左右のパネルのデコレーションシールとその他自由に使えるカスタマイズシールがセットになっています。
TATAMEL BIKEについてのミニパンフレットが付いていて、これを読みながらフィギュアを触っているだけで本物のTATAMEL BIKEが欲しくなってくるのでとても危険でした(笑)
実機のタタメルバイクは左右のパネルのカスタマイズが楽しめるというのも大きな特徴なのですが、このミニチュア版でもカスタマイズしやすいようになっており、カスタムパーツ用の3Dデータも配布してくださっているので3Dプリンタが扱える方にとっては楽しみの幅がさらに広がります。
手厚すぎて怖い(歓喜)
ステッカー類もクオリティが高くカスタマイズが楽しめそうなものでした。
写真左側に写っているタタメルバイク本体の左右のパネル用のシールは機種ごとに違いますが、写真右側のカスタマイズシールは全て共通のようなので、複数購入してナンバープレートを数字にしたい場合は同じナンバープレート(”150”で”いこま”ですね)になっちゃうのがちょっと残念。
なので私はICOMAロゴの方を貼っていこうと思います。
パーツ数は結構多くてシルバーの部分は塗装になっています。
カプセル版はタイヤホイールの塗り分けが省略されていますが、ボックス版はお値段が高い代わりにホイール部分が塗られているそうです。
プラモデルに慣れてる人でも初めて組み立てる時は10分〜15分くらいかかる感じです。
特に難しい場所があるわけではないので、構造を理解した上だと2台目の組み立ては5分くらいで終わると思います。
変形の様子
バイクモード
必要最低限のシールを貼った状態でのご紹介です。
バイク用のスタンドを立てれば安定して自立させることができ、この状態でフィギュアを乗せることもできます。(フィギュアとの相性によってはバランス調整等は必要)
ヘッドライトはシールですが好きなデザインを選んで貼るようになっています。
このシールを見た時はちょっとチープかなと感じたのですが、実物のタタメルバイクはこの部分がアクリル板を介したLEDライトのようになっているようで、実物の写真を見た後だと良い感じに再現されているんだと分かります。
私はシールがちょっと曲がっちゃったのですが、上手に貼ってここのパーツをまっすぐ差し込めば綺麗に決まる部分なのでご心配なく。
あと、この黄色いバイクはたまたま不良品を引いてしまって左右同じハンドルパーツが入っていたので、ブレーキの位置が左右で変な感じになってしまいました。
低価格商品なので心苦しいなと思いながらも、1/12サイズのメーカーのSO-TAさんに相談してみたところすぐにお返事をいただけて正常品と交換してくださるとのことでした。
小さな部分ですがとても気になっていたので、迅速にご対応いただけるのもとてもありがたいです。
簡易的な作りになっている部分もありますがスケールから考えると十分なクオリティで、シートの座面やシリンダー部分も塗り分けられており組み立てるだけで楽しめるようになっています。
想定している通りの機能なのか構造上たまたまこうなるのかは不明なのですが、変形機構の絡みで座面が前後にけっこう大きくスライドできるようになっています。
この仕組みをそのまま使えば、フィギュアの手足の長さに合わせて座面の位置を調整することができるのです。
フィギュアだと可動範囲の関係で搭乗姿勢に制限がでるものもあるので、このスライドできる座面は大変ありがたいです。
シールを貼っていない状態ですが、赤いものはこんな感じです。
郵便屋さんや消防車にも見えちゃうカラーリングですが、色だけでこれだけ大きく印象が変わるのでカスタマイズも楽しそうですよね。
この1/12サイズはもちろん、実機のバイクのカスタマイズも楽しそう…
収納モード
変形させると細長いキューブのような感じになります。
実機の写真を拝見すると前輪の横にあるようなカバーはなくフットレスト部分の変形方法も違ったので、1/12サイズでの変形を実現させるために施されたフィギュアのオリジナルアレンジかもしれません。
この、前輪横側のパネルは少しぷらぷらした感じがありますが、収納モードなら重力に任せれば良いので問題ありません。
バイクモードの時は本体側面にロック用の溝があるので、その溝をしっかり使ってあげるときちんと固定できます。
1/12では正面のウインカーは省略されていますがハンドルの収納などはしっかりと再現されており、余裕がありながらも気持ちの良い収まり具合でしっかりと収納できます。
複数台を横にピッタリ並べて収納できるのが気持ちいいですね!
どんなものかわからなかったのでとりあえずガチャを2回だけ回したんですけど、こんなに楽しくてクオリティの高いおもちゃだったら最低でも5台くらい欲しいですね!
ボックス版はカラーリングや塗装仕上げが違うそうなので、追加購入分はボックス版も買ってみたいと思います。
バイクモードと収納モードを並べてみました。
写真の赤い方はちょっと白いパネルが外れかけてますね。
この部分は塗装の厚みで動かしてると押し外されそうになるのですが、しばらく動かしておけば動きも馴染んで外れることもなくなります。
ほんとこの変形が楽しくて、そしてデザインも機能的で美しいです。
触れば触るほど実物が欲しくなっちゃうので本当に危ない(笑)
1/12フィギュアと一緒に
おまけ写真です。
バイクに乗っているのは以下の方達です。
(金箱弥宙ちゃんのドールはガレージキットのヘッドを使っています)
創彩少女庭園の子はお座り用のスカートや太ももパーツがついているんですけど、脚を開くことができないのでそのままだと乗せることができませんでした。
これはこれで可愛いんですけど。
サイズは違いますが、こういうフィギュアを乗せてもとても楽しいです!
本物のTATAMEL BIKEについて
TATAMEL BIKEは実際に使える電動バイクとして2023年中に受注販売の予定があるそうです。
私はこのフィギュアを通してタタメルバイクを詳しく知ることになったのですが、ほんと面白そうでワクワクする魅力的なバイクですよね!
フィギュアを触れば触るほど本物が欲しくなっちゃって、いま真剣に購入を検討しています。
価格は40万円くらいという噂があり、ちょっと個人的には頑張らなきゃいけない価格だなという点と、車体重量が50キログラムというのが一人で気軽に取り回すにはハードルが高そうだなという点で躊躇している感じです。
あと、一般的な商品ではないので消耗品とかどうなるのかなという心配もあります。
個人的な躊躇ポイントはあるものの、ほんとニーズとデザインの好みがあえば比類なきほど魅力的な商品なのでたくさんの人に知って欲しいなと思います。
公式サイトでは動画等でタタメルバイクのことを詳しく知れるようになっているのでぜひご覧になってください。