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[レビュー]モビルスーツアンサンブルEX32 パワーローダーセット

2021/11/30 - ホビー, レビューガンダム , モビルスーツアンサンブル

プレミアムバンダイ限定商品

機動戦士ガンダム MOBILE SUIT ENSEMBLE EX32 パワーローダーセット

販売価格:7,700円(税込)

発売:2021年11月26日

↑Amazonでチェック(限定商品のためプレミアム価格になっていることが多いです。定価は7,700円ですのでご理解の上でご購入を検討してください)

毎回予想の斜め上をゆくラインナップが楽しいモビルスーツアンサンブルシリーズですが、今回も大興奮しちゃうほどぶっ飛んでくれました。
今回プレバン限定で販売されたのは機動戦士ガンダムSEED ASTRAY Rに登場するガンダムアストレイレッドフレームの強化装備だそうで、たぶん初立体化される機体です。(当方調べ)
私は機動戦士ガンダムSEED ASTRAY Rを未履修なので「パワーローダーの存在は知っているけどどういう動きをするかはぼんやり」という程度なのですが、こういうバカと利口は紙一重みたいなぶっ飛んだ兵器が大好きなのでプレバンの予約受付が始まってからすぐに予約いたしました。

パワーローダーは今後も含めて唯一無二の立体化になりそうだからこそなのか、めちゃくちゃ気合いの入ったセットでしたのでポイントを押さえてご紹介いたします。

パッケージ

モビルスーツアンサンブルの本体サイズから考えれば大きくて分厚いパッケージです。

組み上げると32センチにもなる150ガーベラストレートの刀身がそのまま入っているのに加え、パワーローダー自体もなかなかのボリュームなのでそれに比例して大きなパッケージになっています。
中身はギッチギチのぎっしりパーツが詰まっていて刀身の都合だけで箱が大きくなったのではないと理解できます。

裏面もばっちり印刷されていて、バーコードまであるのでそのまま店頭販売できそうなレベルです。
プレバンさんは送料がしんどいので量販店で店頭予約できる仕組みで売ってくれたらもっと軽率にいろいろと手が出せるのになぁ…
今の資金力では年間2〜3個が限界です。

パーツ構成

普段はここまでやらないのですが、パワーローダー本体はパーツがデカめのLEGEND BBくらい入っていたのでパーツも並べてみます。

説明書にあるパーツリストがこちら。

パーツリストはこんな感じです。(クリックで拡大)
肉厚のパーツがぎっしり入っていてこだわりすぎているパーツ分解もあったりして組みごたえたっぷりでした。
ただ、基本的には組みやすいシンプルなパーツ構成なので私はパワーローダー本体はトラブル対応込みで30分くらいで組み上げました。(トラブルについては後述)

パワーローダー

腕も脚もかなり太くてクローもめちゃくちゃデカくて大迫力です。
肩などにある赤いラインはプリント済みで、手首付近や膝にあるバーパイプのような部分が別パーツになっていたりと色分けや造形に対するこだわりもかなり強め。
組み立ててしまえばポロリもなく、全体的にパーツも肉厚で関節強度も十分なのでガシガシ動かして遊べます。
ただし、肘関節に関しては組み立て時の注意事項があるので後述します。
私は肘関節がボロボロになってしまった…

後ろも重機のようなマッシブなフォルムです。
肩甲骨に位置するところにあるスラスターノズル(?)は付け根がボールジョイントで可動しますが、動かしても見た目の違いはさほど生まれないかも。

あと、背中中央にあるグレーの横バーパーツなのですが、スムーズに入る方に差しちゃうと肉抜きが上に出てしまいます。(写真は肉抜きが上に出ているもの)
個体差なのか私のものは肉抜きが下になるようには刺さりにくかったのですが、ちょっと歪ませながら差し込むと肉抜きが下に向くようはめることができました。
組み立て図からは分かりにくかったのですが、肉抜きは下に向いて隠れる方が自然だと思うので、普通に作って肉抜きが上向きになって気になる方はちょっと歪ませながらの組み立てを試してみたら良いかもです。

パワーローダーセットにはアストレイレッドフレームも付属していますが、こちらは武装がない以外は通常弾と変わらないようです。
EXなので塗装が良くなっているという感じでもなく、私のはむしろEX付属のもののマスクのへの字プリントがちょっと歪んでいるくらいでした。
アストレイレッドフレームに関しては以前のレビューをご覧ください。


アストレイはバックパックを外したのち、股を透明の接続パーツにセットして背中のバックパック用の穴をパワーローダーの操縦席(?)背面のポッチに接続させて固定します。
しっかり固定できるのでガシガシ遊んでもはずれ落ちることもなくむしろ外すのが大変なレベルです。
汎用的な接続方法になっているので、バックパックを外せば多くの機体を搭乗させることができます。

ガンキャノンを接続させた例です。
バックパックを外せばなんの苦労もなく搭乗させることができます。
もとよりステップなどがないので脚はぷらーんとぶら下がっているような感じですね。

パワーローダーは稼働範囲が大きいという感じでもないのですが、腕が長くてクローが大きめなのでかなり派手なアクションをしているように見えます。

関節は肘、膝ともに90度曲がらない感じです。
肘、膝に関してはモビルスーツアンサンブルの本体と同じような可動ですが、腕が真横に広げられたりロールしたり、足の付け根が開いたりロールしたりなどもあり遊んでいる時のストレスはなくガシガシ動かして楽しめます。
最近のガンプラが動きすぎるのでそれを期待すると物足りないのですが、一般的なアクションフィギュアとしては必要十分な可動だと思います。

クローの内側にみっつ、その他全身の至る所に共通の3mm穴が空いているのでカスタマイズ遊びもめちゃくちゃ捗りそうです。

腕を組むような動きも余裕です。

関節が硬めで四肢もしっかりしているので逆立ちも余裕です。

片脚立ちも余裕です。
ただ、撮影中に足首のボールジョイントは徐々に緩くなってきました。
モビルスーツアンサンブルは全体的に経年で太ももや足首のボールジョイント部分が緩くなりがちなのですが、パワーローダーも足首だけは早めにフニャりそうです。
足首のボールジョイントがへたっちゃうとポーズをつけての自立が難しくなるんだろうな…

パワーローダーの脚をべったりと前に出しても搭乗しているモビルスーツの脚は地面につかないのでこんな感じで可愛く座らせることもできます。
足裏にしっかりとモールドが入っているので見栄えもいいです。

そうそう、足裏四隅のクローのようなパーツはそれぞれボールジョイント接続で独立可動いたします。

最近のガンプラほどの可動は期待できませんが、ガシガシ遊べる頑丈なおもちゃとしての役割は期待以上かと思います。

150ガーベラストレート

この商品が発表されたときは開発担当者さんが悪ふざけしたのかと思いましたが、「悪ふざけなんてとんでもない、これはただの狂気だ…」ってレベルのハイクオリティで届けられた150ガーベラストレートです。

正直、100均で売ってる子供の忍者刀(中が空洞の柔らかプラでできたやつ)レベルを想像していたので本当にびっくりしました…

以前にご紹介したボリュームたっぷりのパワードレッドすらこんなサイズ…

もうちょっと分かりやすく大人が持ってみました。
ドスですねこれ…
これを持って街を歩いてたら職質されるやつ…
握り手がめちゃくちゃいいサイズで妙にしっくりきます…

人間でも握りやすい柄です。

鍔はゴールドグロス成形でディテールもすごい…

日本刀の頭(かしら)の部分には鬼のような芸術的な造形が…
バンダイさん…
150ガーベラストレートを作るために刀職人でも雇ったのか…

刀は柄と刀身を目釘で固定するという異常なこだわり。
目釘を抜くための専用ツールがあるのですが、クリアパーツなので強度に難があります。
私は力加減を間違えたので手持ち部分の板にペキっとヒビが入ってしまいました…

刀身には「菊一文字」の文字が。

菊=ガーベラ & 一文字=ストレート

ですね。
こういういい意味でIQが低そうな英語名称はめちゃくちゃ好きです。

ちなみに、一般的な英語だと菊はchrysanthemumという単語です。
あまり馴染みがないですよね。

150ガーベラストレートの鍔や頭は分解してモビルスーツアンサンブルにくっつけて遊ぶことができます。
直接くっつけるもよし、写真下側に5つ並べている専用パーツで接続してもよしというプレイバリューです。

伝説の武器のかけらを使って戦うみたいなこの感じ、中二心をくすぐられてめっちゃくちゃ楽しいぞ!

150ガーベラストレートと遊ぶ

パワーローダーのクローの穴に専用の接続パーツ(ポッチ)をつけて、そのポッチを柄の穴に差し込んで150ガーベラストレートを固定します。
やや重さに負ける感じはありますが保持力は十分なのでポーズをつけて飾るだけであれば問題ありません。

めっちゃくちゃ頭が悪そう(褒めている)な発想がこのスケールでも再現されていてほんと楽しい!

150ガーベラストレートを持ったまま片足立することもできました。
この状態にして寝たら朝までずっとキープされていました。
ただやはり、パワーローダー足首のボールジョイントは徐々に頼りなくなっているので半年後もこういう遊び方ができるかという観点では微妙です。

言い忘れていましたが、パワーローダー本体のスネとふくらはぎについているクロー状のパーツは動かすこともできます。(写真は前に倒した状態)
これで足首の動きを多少アシストできます。

さて、お話が変わりまして次はパワードレッドです。

パワーローダーにはパワードレッド専用のでっかい平手パーツがついてきます。
手のひらにポッチあり。

平手パーツを柄の穴に挿せばローエングリン砲発射時の状態を再現することができるのです!
両手持ちさせる場合は腕の位置決めに少し手間取りますが、決まってしまえばかなりガッチリ保持されます。

パワーローダーセット、遊びの幅がハンパないです…

ローエングリン砲の銃口はこんな感じ。

後ろからみてもかなり様になる!
頼れる背中っていう感じですね!

遊びの幅

設定ではパワーローダーは上半身と下半身に分かれるそうなのですが、本品もいい感じのパーツ分割で分けることができました。
下半身パーツだけを使って歩行ユニットみたいにしちゃったり…

あちこちにある接続穴に好きなだけ武器を装備させたり…

カラミティの背負っていたクソデカキャノン(125mm 2連装高エネルギー長射程ビーム砲 シュラーク)もパワーローダーの右手につけるとこんな感じ。

ハイパーメガランチャーも拳銃みたいなサイズに…

拡張遊びの本題ですが、パワーローダーの接続パーツが刺さる部分にアクアシューターズのスタンドパーツが無加工で綺麗に刺さってくれます。
ということは…

アクアシューターズを乗せることもできちゃうんです!
なんだこれ!最高かな!?

アクアシューターズの武器セットに入っていたドラム缶だってちょうどいい感じに掴めちゃう。

パワーローダーセットは触れば触るほど新しい遊びの幅が見つかってとにかく楽しい…

注意点

私だけかもしれませんが、パワーローダーの両肘ともにこの現象が出てしまったので注意点を。

パワーローダーのこの肘パーツについてです。

肘関節はシンプルなツーパーツ構成なのですが、肘パーツを一気に合わせてしまうと摩擦が強すぎるのか関節がまったく動かないくらいの硬さになりました。
このパーツの二の腕側の接続ピンの付け根はちょっと弱そうで、無理に動かそうとするとそこが折れちゃうかもしれません。
肘の二つの円形パーツをはめるときは可動方向に慣らして動かしながら少しずつはめたら回避できるかもしれません。

私は普通にはめたら両肘ともに信じられないほど硬くて全く動かず、パーツを外すこともできず力任せに極小マイナスドライバーで分解したので肘パーツがボロボロになってしまいました…
一度外して慣らしながらはめるとなんの抵抗もなく綺麗に動くようになりましたが、一度はめてしまうと分解も困難かもしれないのでこれから組み立てる方は特にご注意を。

まとめ

プレバン限定品はちょっと高くてそれに加えて送料もかかっちゃうので毎回購入まで少し躊躇しちゃうんです。
でもパワーローダーは今までの価格帯から考えると信じられないくらいお安い7700円で、本体のクオリティはもちろんウケ狙いの適当なおまけかと思った150ガーベラストレートもかなりの作り込みでめちゃくちゃ満足感の高い商品でした。

遊びの幅もかなり広くて触っているうちに色々な発見がある飽きのこない商品だと思います。
これは本当に買ってよかった…


プレバンに関しては「迷った買え、買ってからの後悔のほうが幸せだ」を肝に銘じているのですが、「ひとつだけじゃなくて二つ買っておけばよかった…」ってタイプの後悔は今回が初めてかも…

バンダイさん、いい意味でトチ狂った商品をありがとうございます!

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